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進化した偏光グラス/ネオシールドコート [他社製品]

携帯の液晶画面に塗布する強化剤というのがあります。これを塗れば液晶画面に傷が入らないというのです。そのサンプルがたまたまあったので、自分の携帯に塗ってみました。
塗って、乾いたらクロスで拭き取る。見た目は塗布前と何ら変わらない。全部クロスで拭き取ってしまったんじゃないの?ちゃんとコーティングされているのかな。
試しに、人柱となり3/4ozのタングステンシンカーを30cm程度の高さから液晶画面の上に落下させた。確かに割れたりヒビが入ったりはしませんでした。

が、30cmの高さを50cmにする勇気は自分にはありませんでした(笑)。何だかイマイチ信用できなくってねぇ。

さて、釣りで使う偏光グラス。海釣りで波飛沫がかかって塩で汚れたり、バス釣りでもバスボートで走行すると波飛沫が掛かって来るし、岸釣りでも砂埃や花粉が付いたりするし、それでなくても汗や日焼け止めが付着することもあってレンズの汚れは気になるものです。視界が曇ってくるからなおさら気になるんですよねぇ。

そうした場合はもちろん、専用のクロスや柔らかい布で拭いてやることが大事です。まぁそれはわかっちゃいるけれど、ついついシャツやタオルなどで拭いてしまったりしませんか(苦笑)。でもそれは好ましくない行為なのです。レンズに細かい傷が入ってしまったりする。

でも簡単にはそうならないように、プラスチック素材のレンズにはハードマルチコートと呼ばれる処理が施されています。これによって傷付きにくく、撥水効果、反射を抑える効果もあります。私が愛用しているアルファサイトの従来モデルやTA●EXレンズなどもハードマルチコート処理がなされています。

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私の私物、アルファサイトMS-063(シャンパンイエロー)。この他にブラウンレンズも所有。私の偏光グラスは度付です。

ハードマルチコードがされているおかげで、ズボラな私の偏光グラスも傷付かずに済んでいるのではないかと。

が、アルファサイトが新たに採用した『ネオシールドコート』というのはさらにその上を行くらしいです。

1.衝撃に強い
衝撃評価試験で、アメリカFDA規格のドロップボールテストというのがあるそうです。16gの鋼球を127cmの高さからレンズの上に落下させる試験なのだそうですが、ハードマルチコートでは耐えられないですがネオシールドコートでは傷やヒビが全く入らない。

2.傷が付きにくい
砂消しゴムやスチールウールを使ってレンズを3kgの荷重で擦る試験にて、ハードマルチコートでは傷が付いてしまいますがネオシールドコートでは無傷。結果として、プラスチックレンズにもかかわらずガラスレンズを超える傷の付きにくさを実現。

3.静電気を防止
ホコリや花粉がレンズに付着しにくい。これは花粉症の人にとってはかなりうれしい性能かも。

いや~、本当にそんなに強いのかなぁ(笑)。だって見た目は従来品と変わらないんですから。でも、傷付かないというのは釣りには本当にいいですよね。

アルファサイト・スミスモデルのプラスチックレンズに関しては従来のハードマルチコートから、全てネオシールドコートにモデルチェンジしました。

進化するのはいいんだけど、その分値段は高いんでしょ?と思うじゃないですか。これが何とお値段据え置きだから嬉しい限り。

これから他のブランドも負けじと似たような耐傷コートのレンズを出してくるでしょうけれど、現時点のプラスチックレンズに関してはアルファサイトが頭一つ抜けた印象です。これからプラスチックレンズの偏光グラスを買い求めるというなら、進化したレンズコーティングが施されているものを選ぶのが吉。この分野もどんどん進化しているようですから。

で、どうやら全然進化していないのは自分だけだったようです(汗)

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