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デッドベイトとCB70DRIFT [スミスルアー]

毎月8日に発売される雑誌で、つり人社さんの「North Anglers」という刊行物があります。北海道の釣り雑誌で、内容としてはトラウトとロックフィッシュが多いです。その最新号が私の手元に届いたので読んでみました。するととても興味深い記事があった。

湖でトラウトを釣る内容の記事だったのですが、使用するルアーは「デッドベイト」。デッドベイトなんて初めて聞いた言葉ですが、要は水面で横を向いた状態で浮き、瀕死のワカサギを再現できるルアーのことを指すようです。具体的に誌面に掲載されていたのはOSPさんのアイウェーバーとティムコさんのデルゼでした。どちらもバスルアーではありますがリアルなワカサギフォルムですから、そりゃトラウトも釣れますよね。

魚の居る場所までキャストしたら、あとはただ浮かせて待つ。動かしたりはしない。そうした釣りは昔からあった。古くは本栖湖のモンスターブラウンに良いとされたリアルミノーのホットケメソッド。当時のリアル系ハンドメイドミノーの売り文句は、ホットケメソッドで波間に浮かせておくだけで釣れる、というものでした。それだけ外観がリアルだということを言いたかったのでしょうね。

自分も先日、とあるトラウトの管理釣り場に行った。見ていてもスプーンやクランクでほとんど誰も釣れていない。自分はクリアーカラーのトップウォータープラグをただ浮かせて風任せに流した。するとやっぱりこれにはスレマスがちゃんと喰ってくる。

動かして釣りたい!という人には向かないけれど、ホットケメソッド、そして流れに乗せて流すドリフトメソッドというのはハイプレッシャーの状況下や、特定のベイトにやたらと偏食しているような場合に強烈に効くことが多いのです。海のメバル釣りなどでも、フローティングプラグをドリフトさせる釣り方は極めて有効とされています。

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前置きが長くなってしまいましたが、スミスからドリフト用のミノーペンシルが発売されます。名前はCB70DRIFT。夏に発売されたばかりのCB70PENの姉妹品と言ってもいいかもしれません。CB70PENとは外観の形状は全く同じ(背中の印字で見分けが可能)。但しCB70PENが垂直浮きのミノーペンシルであるのに対し、CB70DRIFTは水平浮きであるのが特徴です。

そしてカラーリングもそれぞれ違う構成となっています。CB70DRIFTは特に、イカナゴに偏食するターゲットに有効なルアーなのだそうで、カラーラインナップにイカナゴカラーが3色もあります。

01 クリアー
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02 HGG
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03 レッドグリッター
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04 ゴーストグロー
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05 イカナゴ
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06 イカナゴゴールド
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07 イカナゴメッキ
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08 レーザーグロー
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09 レーザーレッド
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10 バチ
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あ~釣れねぇ!!と思ったらサジを投げずにCB70DRIFTをキャスト。あとは風波に任せてひたすら放置(とはいっても余分な糸フケを取ったり、横方向へのドラッグが掛からないようにコース取りしたりと、それなりのテクニックはあります)。これで釣れちゃう魚が確かにいる。変に動かさない方が魚からは自然に見えるのでしょうねぇ。

でもどうしてもルアーを引きたい!という人にはデッドスローのi字引きでどうぞ。いやいやオレはとにかくルアーを激しく動かしたいんだ!という人にはCB70PENがお勧めです。

【CB70DRIFT】

・70mm
・4.5g
・フローティング(水平浮き)
・¥1,500+税

・12月発売予定

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