SSブログ

いざ、常総市へ。4 [災害ボランティア]

先週末は思いっきり釣りを楽しんだので、今日はまた常総市の災害ボランティアとして活動してきました。

151018-1.jpg

それにしてもボランティア参加人数の激減といったら・・・。シルバーウィークは1日3000人超だったのが嘘のよう。今日の人数はたったの365人でした。天候にも恵まれた週末だったというのにです。相変わらず住民の方々からは沢山の要請が来ているというのに人手が全然足りない。

片付けが進んでいないお宅が相変わらずあるようで、このタイミングでも床下の泥出しをされていたグループもあったようです。しかし最近になって少しづつ市内の清掃活動にも取り掛かれるようになってきたようです。歩道の清掃、畑に流れ着いている流木や漂流物の除去、そして何より側溝の泥掻きです。

今日は自分も側溝の泥掻きをしてきました。側溝の蓋を開けていくと案の定泥がドッサリ。これじゃ水が流れるわけがない。街中の排水機能が弱くなってしまっているので大雨が降ると冠水しやすくなってしまいます。また、側溝内で水が流れずにずっと滞留しているせいか、臭いもキツく、さらに蚊が大量に発生していました。衛生上もよろしくないのは明らかです。

で、老若男女入り乱れたボランティアチームでおおよそ100m程の区間の側溝の泥を綺麗サッパリと取り除きました。しかし、クソ重たい側溝の蓋を外すだけでも重労働。しかも泥を土嚢袋に詰めてそれを一箇所にまとめて、というのも相当な力仕事です。それでも、若い女性の人も80歳過ぎの年配の男性も泥だらけになりながら頑張っていました。

明日はまた筋肉痛だなこりゃ。

でも、自分達が綺麗にした区間なんて全体からすればほんの一部に過ぎない。常総市の側溝の8割以上はまだ泥が積もった状態なんじゃなかろうか。

自分も衣類がかなり泥だらけになりましたが、それは想定内。ちゃんと着替えも持ってきた。お腹も空いたし、帰り道はどこかで何か食べていこう。

でもやっぱり、一日中ドブさらいをしていると自分自身もどことなくドブ臭いんですよね。これで飲食店に入るのはちょっと気が引ける。止めておくか・・・

151018-2.jpg
151018-3.jpg

しかし今日はボランティアセンターに戻ったところでなぜかほうとうの炊き出しがありました。こりゃありがたい!ということでおいしくいただきました。

今日は石下の沖三坂という地区での活動でした。鬼怒川の決壊地点がほど近く、移動途中には民家が流され何もなくなってしまった場所も通りました。震災後の三陸を思い起こさせる風景でした。

常総市が元通りに戻るにはまだ相当な時間が掛かります。それなのにもう水害の風化が始まっているような気がしてなりません。

ks-bf34.jpg
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。