さらばロングセラーのワーム達

ワームの中にもロングセラーと呼ばれる製品があります。自分にも、学生時代からずっと愛用しているものがある。けれどもそれらが本当に昔のままのものなのか？というと必ずしもそうではない。

ゲーリーグラブだって昔のものに比べたら形状や素材の柔らかさが変わっているし、スライダーグラブは微妙に形状が変わってしまった。それで全然釣れなくなった、というわけではないけれど昔の方が好きだったな、と思えるものがあります。

そしてここにきて、私が一目置いていた製品が立て続けに姿を消してしまいそうです。



1つは、サターン3インチ。とうとう金型が駄目になってしまったと聞きました。確かに最近のものは昔の物に比べてバリが酷かったり、テールが厚くなったのでは？と感じていました。使ってみてもデッドスローで引いた際のテールの動き出しが悪くなった。モールドは同じものを使っているはずだけど、昔の、フェニックスやダイリツのものはもっとちゃんとテールが動いていたはず。

モールドを作り直す、という手もあるように思いますが、どうやらこのまま製造中止になってしまう可能性が高いようです。ここのワーム、素材自体も凄くイイだけに実に惜しい。

でもサターンは昔に買い溜めしたストックがまだあるから当面は何とかなるかな？いざとなったらレインズさんのGテールサターンもあるし。



でもこれは困っちゃうな、と思っているのがテンプトさんのスイングベイト。言わずと知れたシャッドテールワーム。サイズゆえに飛距離は出ませんがテールに追従して本体まで機敏にロールアクションを起こす。関西の人には馴染がないかもしれませんが、スモールマウスに強烈に効くワームということで関東では支持の高い製品なのです。

聞いたところによると、これもとうとう金型が壊れてしまったとのこと。これは他に同様の泳ぎを再現できる製品がないので他に代用が効かず困ってしまう。

今シーズン出回っている分で最後かも、なんていう話もチラホラ聞くので、今のうちにガッツリ買い溜めしておきますか？！