グリススプーン・オーガ [スミスルアー]
今年のフィッシングショーのスミスブースにおいてダントツにその存在感を放っていたのが
グリススプーン・オーガです。「何じゃこりゃ！」「デカッ！」などと言いながら写真を撮る人が多かった。
言うまでもなく、昨年秋に琵琶湖でマグナムスプーンのブームがあったのは皆さんご存知の通り。
グリットデザインさんではこのマグナムスプーンの威力にいち早く着目していました。その使用方法、そして一体何がこのルアーのキーなのか。その過程において、ガイドフィッシングにおいて結果を出していたのは勿論の事、琵琶湖のBATNETトーナメントでマグナムスプーンを使って優勝もしている。相当やり込んでいないと、こうした結果は出せません。
一方でスミスはトラウトルアーを手掛けている事もあってスプーン開発には手馴れています。グリットデザインさんの要望を形に仕上げ、サンプルを製作するのにさほど時間は要しませんでした。
グリススプーンオーガは大きく、薄く、（カップが）浅いのが特徴です。
サイズに関してはマグナムスプーンよりもまだ大きい。何と24cmもあります。これは琵琶湖の大型バスの多くがハスを捕食していることに起因したもので、面白半分にサイズを大きくしたわけではありません。
薄く、浅いのは、スライドフォール性能を生かすことも理由の1つに挙げられますが、何より引き抵抗を軽減し、使用時の疲労を軽減する意味があるそうです。そもそもこの釣り、相当疲れます。長時間続けていると腕が相当辛い。肉厚でカップの深いスプーンでこれをやると引き抵抗が重く、とても長時間続けていられない。グリススプーン・オーガは長時間使い続けられるスプーンとして作られています。
使い方は主にリフト＆フォール。
ちなみにスプーンは上手い人とそうでない人の差がはっきりと表れるタイプのルアーだそうです。とはいえ使用方法が特別難しいわけではありません。このスプーンをフォールすると、グワン、グワンと揺れながらスライドフォールしていくのですが、そのサイズゆえにフォールの際にロッドを力強く引き込んでいきます。アングラーはその動きを阻害することなく、ロッドを倒したりするなどしてラインを送り込んでやるようにすることが大事だそうです。要はルアーの自然なフォーリングを助長する使い方を心掛ける事です。
そしてこのスプーンにヒットしてくるバスはためらうことなく喰ってくるので、ヒットの瞬間には強い衝撃が走るそうです。これはこの釣り方の醍醐味と言えるかもしれませんね。もっとも、私はまだ体感したことがありませんけど（爆）
ところでこの手のルアー、果たして日本で定着するでしょうか？
数年前に流行したアラバマタイプリグは、その効果が驚異的であったにも関わらず廃れました。巨大スプーンもすぐに廃れてしまうのでしょうか？
かつてビッグベイトが登場した時、それはそれで人気を博したのは間違いなく、商品は品薄状態になりました。けれどもバスアングラーの全体層がそれを受け入れたとは思えませんでした。あくまで一部のアングラーがそれを取り入れたに過ぎなかった。
ところがやがてビッグベイトに魅せられるアングラーは徐々に増えていくことになります。決して数が釣れるルアーではないが釣れると大きい。ビッグバスがビッグベイトに追尾してきたりバイトしてくるシーンはとても刺激的です。釣れる確率が低かろうとも、大物を求めてビッグベイトばかりを投げてしまう、そんなアングラーを大勢生むことになった。
ブームが遠い昔となった現在のバスフィッシングにおいて今でもバス釣りを続けている人はマニア層が多い。そんな人達に、大物狙いのスタイルは大いに受けた。ただ、ビッグベイトは浅いレンジでの釣りが主体となります。ディープレンジには届かない。ではディープレンジで大物を狙うにはどうしたら良いか？と考えると、巨大スプーンが真っ先に候補に挙がるのです。いずれは「必要なもの」として認知される可能性がある。
さらにバスのみならず、シーバス釣りにおいても可能性が感じられるルアーでもあります。シーバス釣りでも冬場のコノシロパターンで大型を狙ってビッグベイトを投げ続ける人達が居ます。そして彼らがマグナムスプーンを試してみたところ、これまた大型シーバスが連発した。こうした釣りを一度でも経験してしまったら、次からはその釣りを試さずにはいられなくなる。
ただ、ビッグベイトと違って巨大スプーンはオカッパリでは使えない。ボート釣りの人が対象となる。なので、ビッグベイトほどの需要にはならないだろうけれど、大物狙いのアングラーには根強い支持を受けるジャンルとして続いていくのではないかな、と自分は予想しています。
01：シルバー
11：ビワハス
12：キンブナ
13：レインボー
・全長：24cm
・自重：124g
・標準小売価格 シルバーのみ￥2600+税、その他は￥3000+税
フックは付いていません。テール側にメタルジグ用のアシストフックを付けるのがお勧めです。店内のバスコーナーには置いていないと思われますので、ソルトコーナーでお買い求め下さい。
・3月発売予定
これはオーガじゃありません（汗）
言うまでもなく、昨年秋に琵琶湖でマグナムスプーンのブームがあったのは皆さんご存知の通り。
グリットデザインさんではこのマグナムスプーンの威力にいち早く着目していました。その使用方法、そして一体何がこのルアーのキーなのか。その過程において、ガイドフィッシングにおいて結果を出していたのは勿論の事、琵琶湖のBATNETトーナメントでマグナムスプーンを使って優勝もしている。相当やり込んでいないと、こうした結果は出せません。
一方でスミスはトラウトルアーを手掛けている事もあってスプーン開発には手馴れています。グリットデザインさんの要望を形に仕上げ、サンプルを製作するのにさほど時間は要しませんでした。
グリススプーンオーガは大きく、薄く、（カップが）浅いのが特徴です。
サイズに関してはマグナムスプーンよりもまだ大きい。何と24cmもあります。これは琵琶湖の大型バスの多くがハスを捕食していることに起因したもので、面白半分にサイズを大きくしたわけではありません。
薄く、浅いのは、スライドフォール性能を生かすことも理由の1つに挙げられますが、何より引き抵抗を軽減し、使用時の疲労を軽減する意味があるそうです。そもそもこの釣り、相当疲れます。長時間続けていると腕が相当辛い。肉厚でカップの深いスプーンでこれをやると引き抵抗が重く、とても長時間続けていられない。グリススプーン・オーガは長時間使い続けられるスプーンとして作られています。
使い方は主にリフト＆フォール。
ちなみにスプーンは上手い人とそうでない人の差がはっきりと表れるタイプのルアーだそうです。とはいえ使用方法が特別難しいわけではありません。このスプーンをフォールすると、グワン、グワンと揺れながらスライドフォールしていくのですが、そのサイズゆえにフォールの際にロッドを力強く引き込んでいきます。アングラーはその動きを阻害することなく、ロッドを倒したりするなどしてラインを送り込んでやるようにすることが大事だそうです。要はルアーの自然なフォーリングを助長する使い方を心掛ける事です。
そしてこのスプーンにヒットしてくるバスはためらうことなく喰ってくるので、ヒットの瞬間には強い衝撃が走るそうです。これはこの釣り方の醍醐味と言えるかもしれませんね。もっとも、私はまだ体感したことがありませんけど（爆）
ところでこの手のルアー、果たして日本で定着するでしょうか？
数年前に流行したアラバマタイプリグは、その効果が驚異的であったにも関わらず廃れました。巨大スプーンもすぐに廃れてしまうのでしょうか？
かつてビッグベイトが登場した時、それはそれで人気を博したのは間違いなく、商品は品薄状態になりました。けれどもバスアングラーの全体層がそれを受け入れたとは思えませんでした。あくまで一部のアングラーがそれを取り入れたに過ぎなかった。
ところがやがてビッグベイトに魅せられるアングラーは徐々に増えていくことになります。決して数が釣れるルアーではないが釣れると大きい。ビッグバスがビッグベイトに追尾してきたりバイトしてくるシーンはとても刺激的です。釣れる確率が低かろうとも、大物を求めてビッグベイトばかりを投げてしまう、そんなアングラーを大勢生むことになった。
ブームが遠い昔となった現在のバスフィッシングにおいて今でもバス釣りを続けている人はマニア層が多い。そんな人達に、大物狙いのスタイルは大いに受けた。ただ、ビッグベイトは浅いレンジでの釣りが主体となります。ディープレンジには届かない。ではディープレンジで大物を狙うにはどうしたら良いか？と考えると、巨大スプーンが真っ先に候補に挙がるのです。いずれは「必要なもの」として認知される可能性がある。
さらにバスのみならず、シーバス釣りにおいても可能性が感じられるルアーでもあります。シーバス釣りでも冬場のコノシロパターンで大型を狙ってビッグベイトを投げ続ける人達が居ます。そして彼らがマグナムスプーンを試してみたところ、これまた大型シーバスが連発した。こうした釣りを一度でも経験してしまったら、次からはその釣りを試さずにはいられなくなる。
ただ、ビッグベイトと違って巨大スプーンはオカッパリでは使えない。ボート釣りの人が対象となる。なので、ビッグベイトほどの需要にはならないだろうけれど、大物狙いのアングラーには根強い支持を受けるジャンルとして続いていくのではないかな、と自分は予想しています。
01：シルバー
11：ビワハス
12：キンブナ
13：レインボー
・全長：24cm
・自重：124g
・標準小売価格 シルバーのみ￥2600+税、その他は￥3000+税
フックは付いていません。テール側にメタルジグ用のアシストフックを付けるのがお勧めです。店内のバスコーナーには置いていないと思われますので、ソルトコーナーでお買い求め下さい。
・3月発売予定
これはオーガじゃありません（汗）
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