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3/8 東京湾ボートシーバス [釣行記]

今月は自分にとって一年のうちでも最も仕事が忙しい時期になります。3/16~17には名古屋バスフェスタ、3/22~24には横浜でフィッシングショーと大きなイベントが続くからです。その準備は私がほぼ一人で行うため、ここのところ猛烈に忙しい。

でも当分釣りには行けなくなってしまうので、その前に一度行っておきたいなぁと思いました。それにたまには爆釣したい(笑)。たまたま有効期限が切れる間近の休日出勤代休があったので、休暇をとってみました。これで週明けからは仕事に全く余裕がなくなりました(苦笑)

予報では昼前後まで風がまあまあ強い様子でしたが、15時以降には弱まる予報だったので大丈夫だろうとタカを括っていましたが、どう見てももっと吹いてる。しかも南風なので東京湾にはモロに当たる風です。荒川も思いっきり波立っていた。渡辺キャプテンとも相談して、1時間ほど待って様子を見ることにしました。前回も中止だったため、ちょっと嫌な予感が・・・。しかし17時には出船。出船直後には風も急激に収まってきました。

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まずはとある堤防の際を狙いました。水深は10m前後あるのですが、7~8m付近で魚探に反応が出ているとの事。ベイブルを充分に沈めてから引いてくるとヒット!まあまあ重いのですが魚が首を振る感触がないな・・・と思っていたらセイゴクラスのスレ掛かりでした。どうも、魚はワンサカいるようなのですが口を使ってくれないようで、この後もショートバイトのみで終わりました。

徐々に暗くなり、照明が当たっている場所のラン&ガンに移りました。でも、かすりもしません。渡辺キャプテンの本命場所は羽田の某巨大ストラクチャーの周辺でした。ここ最近は爆釣が続いていたようです。ここもところどころに照明があります。しかし、規定で30m以内に近づけない。重めのルアーでロングキャストしてなんとか明暗ギリギリに届くといった感じでしたが、一転して強まってきた風によりどうにも釣り辛く、全くアタリもない。

渡辺キャプテンはここが本命と目していたようで、だいぶ粘ってみたのですが、1度のアタリもありませんでした。「すごい釣れていたんですが、魚が抜けてしまったようです」と渡辺キャプテン。まぁ、釣り人が私じゃなければ釣れていたかもしれませんけどね。それと、明暗部にまで余裕で届くような重いルアーを持ってくれば良かったです。風がなければ、自分の手持ちでも充分でしたが。

その後も照明回りのラン&ガンを続けましたが、ますます強くなった風により波もザブザブで非常に釣り辛い上にアタリもない。まだバチ抜けしている様子もないし(一部では抜け始めているそう)、ちょっと時期が早かったかな?潮回りも良くないし、今日は貧果で終わりか?

次に入ったエリアは風裏になっていて釣りやすい場所でした。排水があり、その流れの当たっている照明の明暗部。ボイルなどは全くないので少し沈めてみようと、シーバットを引いてくるとコッ!と当たった。セイゴクラスですが、ここは居るな!とテンションアップ。

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そうこうしているうちにシーバットでセイゴクラスをキャッチ。ただ、かなりショートバイト気味のよう。居ても喰わない魚ならワームの出番!フィンズフィッシュで一撃、ヴィヴィッドライブも連発。気が付けば1キャスト1ヒット状態になっていました。ただ、魚のサイズが小さい。それでもこれまでが全く芳しくなかったので、いっそここで終了まで粘ってくれてもいいくらい。風裏で釣りをするのも非常にラク。

ですが「バースに行きましょう」との渡辺キャプテンの判断で移動。巨大なバース回りに照明が点いているポイントへ。ポイントが近付くにつれ「鳥が回ってますね」と渡辺キャプテン。何と夜なのに鳥山が立っている!物凄い数の鳥がバースに集結しているではありませんか。こんな光景初めて見ました。夜でも鳥山って立つんですね。しかも水面では物凄い数のボイルが!祭りの始まりでした。

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そこからは延々と1キャスト1ヒットが続きました。というより、1キャスト数バイト。1度アタリの乗せ損ねてもそのまま引いてくるとまたアタリがあって釣れてしまう。エンドレスに釣れ続けるので、釣れ過ぎてだんだん腕が疲れてきました(贅沢な悩みだな)。サイズはセイゴ~フッコクラスがほとんど。

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ルアーのサイズを大きくしてみたらどうだろう?と思ってチョイスしたのはハルカ125S。これにドンッ!と来たのはジャストナナマル。くぅ~たまらねぇ~!でもハルカ125Sにはセイゴクラスもガンガンヒットしてきました。

その後、シーバットで60cm前後のサイズも数本釣り、サイズ的にも満足。

しかしこの場所もますます荒れてきてウネリが大きくなってきました。もう船首に立っていられなくなり、座ってキャスト。それでも釣れちゃう(笑)。でも釣れるけどツライ。大きなウネリの中のセルフランディングは特にキツかったです。延々と釣れ続いている中ではありましたが、渡辺キャプテンにギブアップ宣言。自分、オッサンなのでこれ以上やったら足腰壊れちゃいます。これにてゲームセット。充分です、充分過ぎです。

前半は苦戦したものの、最終的には超絶怒涛の入れ喰いモードで終了。何尾釣ったかわかりません。見てもらえばわかるのですが魚の写真がグダグダなものばかり(苦笑)。あまりにも慌しくて、じっくり写真を撮っている余裕なんてありません!そうこうしている間にも、投げれば釣れるんですからね。

やはりボートシーバス最高です!ドMな冬バス釣りも最高ですけどね。

● 釣日和
渡辺キャプテンの性格も非常に親切・温和で、操船技術やアドバイスもピカイチ。とにかく釣らせてくれるシーバスガイド。オススメです!

【ヒットルアー】

シーバット78S
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数的には一番釣りました。同じ状況下の釣りでルアーをどれか1つ選べといわれたら間違いなくこのルアーを選びます。フローティングミノーより一段下のレンジを引けるのでボイルの出ていない場所でもパイロットルアーとして好適です。万全とまでは言いませんが、ミスキャストしてぶつけてしまってもリップが折れたりする率が低く、自分はこれまで一度も折ったことがありません。距離感を掴みにくいナイトゲームでもお勧めできる理由の1つです。色は定番のレッドヘッド、パールチャートの他、魚がスレにくいイナッコカラーもお勧め。

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ハルカ125S(写真左)
この日最大のナナマルをもたらした立役者。シンキングバージョンを使いました。立ち入り制限の為にあまり接近できないポイントも多いので、この手の超ぶっ飛び系は絶対に用意した方が良いです。遠方の明暗部にもしっかり届くというのは、ポイントによっては絶対的な優位性を生みます。シンペンも飛びますが釣りが遅くなるので、ボートゲームだったらリトリーブで泳ぐミノーの方が手返しが良く向いていると思います。

サラナ110F(写真中央)
ベーシックなフローティングミノーだけあって、投げて巻くだけで何の問題もなく釣れました。写真のグローチャートはちょっと魚のスレが早かったかな?レッドヘッドも反応良かったです。

サラナ110SR(写真右・廃盤品)
魚が表層でボイルしている時に使い、釣りました。通常のサラナよりも動きが大きく、ローテーションの一角に組みました。廃盤品なので結構貴重。

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プロップベイト・シーバスエディションS(写真左)
シンキングのダブルスイッシャーです。ちょっと釣りのスピードが遅くなりますが、明暗部を時間をかけてスローに引きたいと思った時にはこれを使いました。ボイルのあった付近をゆっくり引けるのも良かったです。ボートゲームで使う場合は「探る」より「狙う」に向いたルアーかも。

ウルムLLS(廃盤品・写真右)
一応釣りましたが、この日はあえてこのルアーを使う理由はなかったかもしれません。でもこれからバチ抜けシーズンになると、この手のリップレス系がいいと思います。

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ベイブル
魚のレンジが低く、ルアーを沈めなければいけない時もあるのでバイブレーションは必須です。写真左のレッドヘッド(パールベース)は廃盤カラーなので困ってます。もう手持ちが・・・

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ヴィヴィッドライブ(写真左3つ)
魚が居るのに喰わない時はこれを使うと一撃です。特にアシストフック仕様は無敵。居るのに喰わないのか、それとも居ないのかを知るときにはコレがいいです。オーナーの静ヘッド5gとの組み合わせがお勧め。直結ではなくスナップ等の使用がワームの動きを生かせます。ナイトゲームでのカラーはグローピンクが私の切り札的存在。グローチャートとパールホワイトでローテーションさせると魚がスレにくく、釣れ続きます。それと、あえてアシストフックを使っていないジグヘッド単体リグは、あまりに釣れ過ぎてフックを外すのさえ面倒臭いという時に好適(笑)。フックを外す手間が大幅になくなり、結果としてプラグ以上に手返しが上がります。

フィンズフィッシュ4インチ(写真右)
ちょっと大きいのでアシストフックと併用して使用。表層直下をミドスト風に引いてくると連発でした。シーバスはフィンズフィッシュの動きが大好きなようです。このワーム、日本ではバス用のイメージが強いですが海外ではソルトで多用されているワームです。本当は4インチと2.5インチの中間サイズがあればイイんだけどなぁ。

というわけでボコボコの爆釣劇でした。仕事が落ち着いたらまた行きたいな~。

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ばんぱく

最初はどうなることかと思いましたが、爆釣を堪能できたようで何よりです。この時期はやはり強風(春一番)が一番の大敵ですね
by ばんぱく (2013-03-10 05:24) 

IKE-P

前半は不調でしたが、結局は期待を裏切らない結果になりました。さすが本職のプロガイドさんは違いますね。

ばんぱくさんも来れば爆釣だったのに。
by IKE-P (2013-03-10 21:58) 

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