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横着リグ [タクティクス]

かつての牛久沼、印旛沼に代表されるリーズ撃ちではウェッピングでアシの奥に攻め入れるため、ヘビーウェイトのシンカーが多用されていました。特に、モグラ叩きと呼ばれていた鹿島川河口近辺のフサモのマットを打ち破るには時に1oz近い超ヘビーウェイトのものを使う人までいたほどです。確かにそれでこそ入れられるスポットというのはあったし、当時のバス達はそれでも特に躊躇するようなこともなく喰い込んでくれたものです。

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一方、最近の私が霞ヶ浦水系で多用するシンカーは5g(3/16oz)が中心です。狙う水深が浅いし、それほどのカバーではないとなればこの程度のウェイトが最も扱いやすい。喰った魚も吐き出しにくい。でもそれで全てをまかなえるというわけじゃない。時には3/16ozでは撃ち切れないカバーがある。例えばアシ際を撃っていく中で、ワンド状になっている奥がゴミ溜まりになっているようなところがあったりします。そしてそういう場所ほど、良い魚が入り込んでいる可能性がある。

ボートだったら、複数本のロッドを積めば解決します。通常は3/16ozシンカーを組んだタックルで撃ち、それではどうしても攻めきれないスポットの時にだけ、それ以上のウェイトを組んだタックルで攻めればいい。

でも、オカッパリや小型ボートの時などタックルの限られる状況だったらどうしますか?単純に考えれば、通常は3/16ozをセットしていて、攻め切れないカバーがあった時にだけ重いウェイトのシンカーに付け替えればいい。うん、確かにそうなのだけれど、いちいちラインを切ってシンカーを交換して、また結び直して、カバーを撃って、また3/16ozに戻そうとしたらまたラインを切って、シンカーを交換して、結んでって、あまりにも面倒でやっていられない!

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そんな時にはこれが活躍する。プロズファクトリーさんのラバースプリットショット(5g)。

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必要性が生じたら、シンカーロックをちょいとズラしてバレットシンカーとフックの間にこれを取り付ける。たったこれだけでヘビーシンカーリグに交換完了!3/16oz+5gだから、おおよそ3/8ozになる。不要になったらまた取り外してやればいい。ラバースプリットショットは手で簡単に取り外しが出来るのがめちゃくちゃ便利!

(注意)
  • 単にラインに挟んだだけだと飛んでいってしまうことがあるので、私はラインをシンカーにグルッと1周させてから固定しています
  • 何度か取り外しを繰り返すとラインが痛むことがありますので、適度にラインチェックをして下さい

リグった感じは今一つという気がしないでもないですが、面倒臭がりの人にはこんな方法もアリですよ。

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よっしー

私は、スプリットショットをフックから離してキャロ風にしてました。霞のオカッパリ、テキサス⇔キャロ交換多く面倒なので…
by よっしー (2013-03-20 01:50) 

IKE-P

キャロとテキサスを簡単にこなせてしまうのもラバースプリットショットの利点ですよね。フックシャンクに取り付けるのもアリですし。

持っていて損のないアイテムだと思います。
by IKE-P (2013-03-20 21:03) 

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