2012年カタログ落ち品・7

ジギングラパラは昔からある製品ですが、これといって流行になるようなことはありませんでしたし、私自身も持ってはいるのだけれどバスに試して釣った経験がありません。けれども本山さんはこのタイプに注目してバス用としてより使いやすいものにビルドアップした。それがAR-3Dジグでした。



そう、ジギングラップで抵抗があったのがボディーから直接生えているあのシングルフック。何だか掛かりにくそうな気がするし、掛かっても自由度がなくバレてしまいそう。このフックを遊動式にしたのは私もイイなと思いました。

この手のルアーは元祖でもあるラパラを初め数社から発売されていますが、バス用というよりはメバルを始めとするソルトウォーターのライトゲームでだいぶ定着しています。魚が居そうな場所に落とし込んでバーチカルにシャクり、八の字を描くようなアクションで魚を寄せて喰わす。同じような使い方ですがメタルジグはバーチカルにシャクっても上下動しかしませんが、3Dジグは水平方向に行ったり来たりを繰り返す。確かに単純な上下動よりは魚にも飽きられにくく釣れそうな気がします。

でもやっぱりバスでこのタイプを使うという発想をする人は少なかったようで、残念なことにカタログ落ちです。ただ、少し前にサワラがAR-3Dジグで良く釣れるという評判が立ったこともあります。このルアーはいっそソルトバージョンにしておいた方が良かったのかも・・・