SSブログ

放置プレイの真実?! [その他]

私が最も苦手とする釣りの1つに「ホットケ」の釣りがあります。要は、ワームを投げっぱなしにして置いておく釣りのこと。私の性格的なものなのか、ワームをついつい動かしてしまう。わかっちゃいるけど止められない?!

そんな私にも、ホットケで釣った思い出深い魚が居ます。もう20年近く前のこと。場所は茨城県の道仙田というところ。ここは小貝川の旧河川なのですが、その西端には、リリーパッドエリアがありました。時間はもうお昼だったこともあって、座って昼食をとることにしました。その際、何気なくワームをリリーパッドの際にキャスト。そのままロッドを置いてお弁当を食べ始めました。

そして、数10分が経過した時のことです。何と、ラインがピーンと張った!慌ててロッドを取りフッキング!そのままバスが釣れてしまいました・・・。キャスト直後のフォーリングで喰ったのならまだしも、数10分後に喰ったのですから完全なホットケです。風でワームが流されたということもない。なんとも面白い経験をしたものです。

それにしても、何故ホットケでバスが釣れるのでしょう?ホットケでバスを釣っている人でも、水中で何が起こっているのかまでは把握していない人がほとんどではないでしょうか。果たして、バスは着底直後からワームを何分間もじーっと見ていて、やがて我慢できなくなり喰ってくるのでしょうか?それとも、たまたま着底しているワームを見つけたバスがそのまま喰いに来ているのでしょうか?

水の綺麗なとある川でのこと。さほどサイズは大きくありませんでしたが5~6尾のバスの群れを発見しました。早速、そこに目掛けてイモグラブのノーシンカーをキャスト!何尾かのバスが興味を示しましたが喰うまでには至りません。そこで、そのままホットケで待ってみることにしました。

やがて群れはイモグラブの近くから去っていってしまいましたが、しばらくするとまた戻ってきました。そして時折、ボトムにステイしているイモグラブの方にスーッと寄ってきます。しかしその時は喰うまでには至らず、すぐにまた去っていってしまいました。しかし、同じ魚がまた戻ってきてはワームをしきりに気にして寄ってきます。そしてまた離れていって・・・その繰り返し。その時は私が先に諦めたものの、きっとバスはそのうち喰ったのではないかとも思います。

そんな光景を目にした、ホットケに関する私の見解。
バスはワームをじっと見続けているわけではない。興味を示しつつ、ワームの周りを行ったり来たりしながら、しまいには口にしてしまう。

これを見て私がふと思い出したのは昔の元カノの行動パターン。
街中で気になるもの(服など)を見付けると、その場で衝動買いはしないものの、あちこちブラブラしながらもやっぱりそれが気になるらしく、結局その場に戻ってきてはあーだこーだと迷った挙句、最後にはご購入。これって、まさにホットケで喰ってくるバスとまんま同じだ!

ホットケで喰ってくるバスにしろ、最終的に服を買う私の元カノにしろ、一度目にしたものが気になって仕方ないタチなんでしょうねぇ。


nice!(1)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 1

コメント 3

TH

バスにしろ元カノにしろ、「悪魔の囁き」に負ける我々の行動と同じですね。
by TH (2007-05-11 22:36) 

IKE-P

そ、そうか・・・自分もそうなのか(汗)
by IKE-P (2007-05-11 23:28) 

TWmaster

自然の摂理なんですね(笑)
by TWmaster (2007-05-12 12:58) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0