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ノーシンカージグヘッド [マイオリジナル]

あらゆる釣り場において、もはやノーシンカーワームの釣りは欠かすことの出来ない存在でしょう。もちろん私自身も多用するメソッドです。そして多くの場合は、高比重ワームにオフセットフックをセッティングするというスタイルが一般的だと思います。

確かにオフセットフックのノーシンカーリグであれば、セルフウィードレスにすることでストラクチャーにも果敢に撃ち込むことが可能です。スナッグレス性に優れている。もちろん、バランス的にもいい。

けれども、それが根掛かりの少ないオープンエリアだったらどうでしょう?何もわざわざセルフウィードレススタイルのオフセットフックなどは必要ないはずです。だったらマスバリ?まぁ、細いワームであればそれもアリかもしれません。

そんな事を考えながら、あれこれ試行錯誤を進めていた頃のこと。栃木県のフィッシングパル佐野さんに釣りに行く機会がありました。この日もいつものようにオフセットフック(キールバランスフック#1)をセットしたイモ40で怒涛の入れ喰い。間違いなく3桁突破ペースでしたが、いかんせんオフセットフックの場合は魚の口からフックを外すのに手間取ることがあるのと、ワーム自身がすぐにボロボロになってしまい、交換・再セッティングする手間がありました。この辺りをもっと効率化できれば、あと数十本は釣果が伸ばせるはずだと思いました。

そこでまず私が試してみたこと。イモグラブに1/32ozのジグヘッドを装着してみました。するとなんと、いきなりバイト激減!!これでは本末転倒というものです。駄目だこりゃ・・・。結局その日は再びオフセットフックを装着したノーシンカーに戻して釣りを続けました。

そしてまた別の日。私はとっておきのスペシャルアイテムを準備していました。

一見すると普通のジグヘッドに見えますがそうじゃない。実はコレ、ヘッド部分を樹脂で製作したジグヘッドなのです。だから、ジグヘッドなのにノーシンカー並のスローフォールが出来るというわけです。コレでどうだ!

釣れました。一応は・・・。もちろん1/32ozジグヘッドなどよりもはるかに良かった。けれどもジグヘッドの宿命か、バレが多くなった。スッポ抜けも明らかに多くなったし、どういうわけかフックが魚の口にしっかり刺さっておらず、ただ咥えているだけというケースが目立ちました。特に管理釣り場のバスは噛む力が弱いためなのかもしれません。

だから、このノーシンカージグヘッドはちょっとの間、封印。もうちょっと完成度の高いものが出来上がったら、その際にまた公開することにしましょう。アイデア的には悪くないと思うのですけどねぇ。


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コメント 5

釣り好き

ストレートフックをジグヘッドみたいにセットしたらいけそうですね。
by 釣り好き (2007-05-12 12:37) 

TWmaster

虫パターンが流行なので、昔からある、フローティングヘッドの復活も、有りですね。
そういえば、一見アーキーヘッドで、実は、樹脂アイという、アメリカンなルアーがありましたが、定着せずに消えたかな(苦笑)
by TWmaster (2007-05-12 13:02) 

IKE-P

ストレートフック直刺しも悪くはないと思うのですけど、針先が下向きになるのが気になるんですよねぇ。でも、簡単お手軽なのはいいですね!

フローティングジグフック・・・さすがいいところに注目していますね。あまり詳しくは書けないのですけど、そのうち面白いモノをお見せできると思います。
by IKE-P (2007-05-12 22:13) 

TWmaster

私が、今気になるのは、Do-itモールドにある、ボールルアーという奴かな。
単に、ボールウェイトに、ラインアイと、フック用のアイが付くだけだけど、この辺の応用篇が・・・
鯛カブラなんかも、広範囲にいえば、この辺のルアーが、基本形かなぁ。
ソルト用では、この辺を活かした、ルアーが、ぼちぼち出てきている気もするけど、バス用にも、試してみたいルアーかな。
by TWmaster (2007-05-14 20:00) 

IKE-P

チヌのルアーでは、中通しオモリのP.P.シンカーというものが出てきていますね。これなどはイヤーボールルアーと構造的にはよく似たものです。
by IKE-P (2007-05-14 22:01) 

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