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シーバス釣りを、もっと身近に。 [製品開発]

ルアーフィッシングにおいてバスの次に人気があるものは何でしょうか?おそらくエリアトラウトもしくはシーバスでしょう。しかし私はどんなにバス釣りが落ち目になろうとも、この2つの釣りがバス釣り人気を超えることは無いと思っています。

まず、エリアトラウトはお金が掛かります。お金が余っている人ならばいいけれど、あまり毎週出掛けていると財布の中身がスッカラカンになってきてしまいます。

では、シーバスは?ナイトゲーム主体であるのが最大のネックと言えるでしょう。真っ暗な夜の海です。正直、危険な場所などもある。休日の1日を楽しむレジャーというノリではない。
それに、ルアーの動きを目視したりファイトする魚を見たりすることが出来ない。闇夜でいきなりルアーをひったくるようにヒットしてくるのはそれはそれでスリリングな世界ではありますが、気軽に楽しめるというノリではない。だからシーバス釣りを今まで以上に普及させようと思うのなら、デーゲームでのノウハウ確立が必須ではないかと思うのです。

今でも、デーゲームを楽しむためのメソッドはいくつかあります。ボートシーバスであればシェードの穴撃ちをすることで魚を引き出すことが出来ますし、オカッパリであるならば岸壁ジギングという手段もある。しかし、ボートシーバスはこれまたお金の掛かる釣りでもあります。岸壁ジギングはSOLAS条約の影響で、実践できる場所が多く失われてしまった。沖堤まで渡らないとなかなか結果も出てきません。

もっとシーバス釣りを手軽に、そして誰でも楽しめるようなものにしていきたい。バスのオカッパリのようにデーゲームで気軽に楽しめないものか。デーゲームで通用する釣り方、そんなルアーは出来ないものなのか。

それにはおそらく、あらゆるレンジを引けるものでなければならないでしょう。そして、幅広いリトリーブスピードに対応できる必要性もあるでしょう。喰いの悪い魚をフッキングさせる能力も必要となるでしょう。

シーバス道を極めようというエキスパートの人達は、現在私が開発中のルアーはあまり好きにはなれないだろうと思います。エキスパートの多くはシャローランナー系のプラグでの釣りにこだわりを持っていたりするからです。

現在私が開発を手掛けている製品は、比較的ビギナークラスの人にもシーバス釣りを気軽に楽しんでもらおうというコンセプトです。エサ釣りの人達が、ちょっとした気分転換にルアーを投げてみるというのにもいい。

私がこのルアーで近所の川で釣ったシーバスの話はこのブログにも記したのですが、先日ようやくまともなテスト用サンプルが届いたので、シーバスのテスター数人の人に送付、テスト依頼をしました。発売までにはまだ幾多の試行錯誤を繰り返さねばならないと感じていますが、何とかカタチに出来たら、と思っています。


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