ミスターツイスター ポキットダッド

プラグの世界というのは大勢のマニアがいるようで、マニアックなオールドプラグなどでもネットで検索すれば出てくるものが多いです。

ところが古いワームというのは調べてもほとんど情報が出て来ないものが多い。昔は普通に売っていて皆さん使っていたようなものであるにもかかわらずです。ワームって、あまり思い出話のネタにはならないのかな？

さて、昨日のクローワームネタの受けが良かったため、本日もクローワームネタを投下。こちらはミスターツイスターのポキットダッド（Poc It Dad）。



自分はどうもこの手のロング・クローワームが苦手です。ポキットダッドもそうですし、スタンレーのクローワームやジョーテックのワッキークロウもほとんど使わなかった。

だって、ザリガニが長いって変じゃないですか。長いワームが使いたければストレートを使えばいいし、ザリガニを意識した釣りをしたいと思ったら、シルエットもコンパクトなものの方がいい。ちなみに自分はギドバグが大好きでした。
そもそもザリガニを模したロングワームの必要性がよくわからない。ジグトレーラーにした際にクロー部分がラバースカートに埋もれないように、なのでしょうか。



こんな細長いザリガニなんて居るか？と思いつつも、ポキットダッドの造形自体は悪くはないと思います。側脚やハサミについてはリアル路線というよりも動き重視にアレンジされています。これだけ細長く設計すればちょっとした操作でも動いてくれる。触角は何気にカーリー状だけれども、まともに機能しそうにはないですね。でもユラユラ揺れる程度には動くかな。



裏面に空いている穴は何でしょうね？機能的なものというよりは、成型時に金型から押し出すのに必要な穴なんじゃないかと思うのですが。

なんて想像を働かせるだけでも、古いワームにはロマンがあるのではないかと（笑）

ポキットダッドはもう手元には残っておらず私自身の記憶からもほとんど消えかけていたものだったのですが、ウチの近所のショップでダンボールにドッサリと入った古いワームを処分販売しているお店がありまして、つい先日入手をしました。

でもそんな品に目を輝かせていたのは私くらいだったみたいです。ちなみにお値段は￥100でした。