7月上旬 根魚大将で狙う三河湾のロックフィッシュ [釣果報告]
ライトロックフィッシュゲームのエキスパートMさんからまた釣果報告をいただきました。Mさん、いつもありがとうございます。
Mさんは釣りの引き出しが多くて、色々な狙い方をしている。だから毎回参考になることがとても多いです。今回はデーゲームのテトラ攻略。
７月上旬にて愛知県・三河湾でライトロックフィッシュゲームを楽しんできました。
もちろん、使用ルアーは「根魚大将2.8インチ」です。今回はブラウンシュリンプのカラーを選択。3.5ｇシンカーを使ったテキサスリグでセットしました。
いつもなら漁港を攻めるところですが、私が釣りをしているポイントでは６月下旬くらいから、漁港ではサッパリ釣れなくなります。
水温が上昇しているためか、もしくはエサが無い、とか様々な理由が考えられますが釣れない以上は、漁港での気軽な釣りは諦めて、外海に面したテトラで釣りをすることとなります。
テトラといえば穴釣りですが、これが想像以上に難しいのです。テトラの組み方によっては、底までワームを落とすまでが一苦労。底までもっていったとしても、根がかりの嵐で、モチベーションダウン確定です。また環境やお財布にも良くないので、なかなか底まで落としにくいテトラでの穴釣りはあまりお勧めできません。
では、どうすれば良いのかというと、そんな時は、テトラ沖に向けてキャスト。ボトムにつけてから、テトラの手前までルアーが来たらシャクってテトラの上部を通過するようにします。すると、テトラの中から、外の様子をうかがっている（？）根魚がアタックしてくるわけです。
この方法だと根がかりは滅多にしませんし、ヒット後も穴に潜られてしまう確率も減りますので、お勧めです。
今回は動画を撮影しておりませんでしたので、なかなか説明しずらいですが、キーワードは「外海」「テトラ」です。
またテトラの場所によって釣れる魚が決まっているのか、ある一区画ではムラソイばかり。
その場所から少し移動したテトラでは、タケノコメバルばかりだったり。
ほんのわずかな変化で、テトラに住んでいる魚の種類が変わるというのはなかなか興味深いです。
というわけで、今回の釣行ではムラソイとタケノコメバルの釣果となりました。
なお、私がよく釣行する福井県・若狭湾ではお馴染みのガシラ（カサゴ）はこのポイントでは釣ったことがありません。本当に不思議です。
とにかく、この度も「根魚大将」のおかげで楽しい釣りができました。ありがとうございます！
バス釣りでもサマーシーズンはインレット、或いは岬上の場所など水通しの良い場所に魚が集中しますが、ロックフィッシュにおいてもこの時期は漁港よりも外海との事ですから、同様の傾向があるようですね。
さて、消波ブロックでの釣りですが、デーゲームでは特に穴釣りをする人が多いと思います。ところが、Mさんもおっしゃっているようにとにかく根掛かりが半端じゃない。シンカーを軽くしても、それでも引っ掛かる。何故でしょう？
自分はよく霞ヶ浦水系や利根川でバスを狙う際に、消波ブロックを攻めます。ダウンショットリグで穴の奥の奥でシェイクして喰わせるような釣りが多いです。そんな攻め方をしても根掛かりは海に比べて圧倒的に少ない。その違いには2つの理由があります。
まず海の場合は、消波ブロックの表面に牡蠣殻などが付着しています。これにラインが挟まってしまうことが非常に多い。シンカーというよりラインが直接牡蠣殻の隙間に挟まってしまう。おまけにこれに引っ掛かるとスパッと簡単にラインが切れてしまう。
そして海の場合は波があります。打ち寄せる波と引いていく波。これは消波ブロックを釣る際にも影響していて、その隙間を通じて水がブワーッと吹き出してきては、スーッと引いていく。で、スーッと引いていく水に飲まれてワームも穴の奥へと吸い込まれていく（自分は意図的にこれを利用することがあります）。とんでもない奥の方までワームが吸い込まれて行ってしまうのでそこからピックアップしようとすると、ブロック間の隙間に挟まってしまったりしやすいわけです。
なので、穴釣り、個人的には大好きなのですがルアーのロストを考えるとMさんの提唱する釣り方の方がベターですね。
それとMさんも言及されている、魚種ごとの棲み分け。自分がよく行く鹿島方面の場所はほとんどムラソイでカサゴは過去に1尾しか釣ったことがありません。一方、横浜で楽しんだボートゲームでは、カサゴは猛烈に釣れるのにムラソイはその1割弱しか釣れません、というか自分自身では釣ったためしがない。ムラソイのポイントはムラソイばかり、カサゴのポイントはカサゴばかり。自分もそれを実感します。
自分はテトラはカサゴのポイントだろうと思っていたのですが今回のMさんの報告を見る限り、テトラなのにカサゴではなくムラソイとタケノコメバルばかりのようなので、自分が考えていた仮説は間違いだったということがわかります。
ロックフィッシュゲーム、なかなか奥が深い世界です。
これから夏休み、海に旅行に行く予定を立てている人も多い事でしょう。空き時間のチョイ釣りなんてどうでしょう？旅のお供に根魚大将をお忘れなく。
Mさんは釣りの引き出しが多くて、色々な狙い方をしている。だから毎回参考になることがとても多いです。今回はデーゲームのテトラ攻略。
７月上旬にて愛知県・三河湾でライトロックフィッシュゲームを楽しんできました。
もちろん、使用ルアーは「根魚大将2.8インチ」です。今回はブラウンシュリンプのカラーを選択。3.5ｇシンカーを使ったテキサスリグでセットしました。
いつもなら漁港を攻めるところですが、私が釣りをしているポイントでは６月下旬くらいから、漁港ではサッパリ釣れなくなります。
水温が上昇しているためか、もしくはエサが無い、とか様々な理由が考えられますが釣れない以上は、漁港での気軽な釣りは諦めて、外海に面したテトラで釣りをすることとなります。
テトラといえば穴釣りですが、これが想像以上に難しいのです。テトラの組み方によっては、底までワームを落とすまでが一苦労。底までもっていったとしても、根がかりの嵐で、モチベーションダウン確定です。また環境やお財布にも良くないので、なかなか底まで落としにくいテトラでの穴釣りはあまりお勧めできません。
では、どうすれば良いのかというと、そんな時は、テトラ沖に向けてキャスト。ボトムにつけてから、テトラの手前までルアーが来たらシャクってテトラの上部を通過するようにします。すると、テトラの中から、外の様子をうかがっている（？）根魚がアタックしてくるわけです。
この方法だと根がかりは滅多にしませんし、ヒット後も穴に潜られてしまう確率も減りますので、お勧めです。
今回は動画を撮影しておりませんでしたので、なかなか説明しずらいですが、キーワードは「外海」「テトラ」です。
またテトラの場所によって釣れる魚が決まっているのか、ある一区画ではムラソイばかり。
その場所から少し移動したテトラでは、タケノコメバルばかりだったり。
ほんのわずかな変化で、テトラに住んでいる魚の種類が変わるというのはなかなか興味深いです。
というわけで、今回の釣行ではムラソイとタケノコメバルの釣果となりました。
なお、私がよく釣行する福井県・若狭湾ではお馴染みのガシラ（カサゴ）はこのポイントでは釣ったことがありません。本当に不思議です。
とにかく、この度も「根魚大将」のおかげで楽しい釣りができました。ありがとうございます！
バス釣りでもサマーシーズンはインレット、或いは岬上の場所など水通しの良い場所に魚が集中しますが、ロックフィッシュにおいてもこの時期は漁港よりも外海との事ですから、同様の傾向があるようですね。
さて、消波ブロックでの釣りですが、デーゲームでは特に穴釣りをする人が多いと思います。ところが、Mさんもおっしゃっているようにとにかく根掛かりが半端じゃない。シンカーを軽くしても、それでも引っ掛かる。何故でしょう？
自分はよく霞ヶ浦水系や利根川でバスを狙う際に、消波ブロックを攻めます。ダウンショットリグで穴の奥の奥でシェイクして喰わせるような釣りが多いです。そんな攻め方をしても根掛かりは海に比べて圧倒的に少ない。その違いには2つの理由があります。
まず海の場合は、消波ブロックの表面に牡蠣殻などが付着しています。これにラインが挟まってしまうことが非常に多い。シンカーというよりラインが直接牡蠣殻の隙間に挟まってしまう。おまけにこれに引っ掛かるとスパッと簡単にラインが切れてしまう。
そして海の場合は波があります。打ち寄せる波と引いていく波。これは消波ブロックを釣る際にも影響していて、その隙間を通じて水がブワーッと吹き出してきては、スーッと引いていく。で、スーッと引いていく水に飲まれてワームも穴の奥へと吸い込まれていく（自分は意図的にこれを利用することがあります）。とんでもない奥の方までワームが吸い込まれて行ってしまうのでそこからピックアップしようとすると、ブロック間の隙間に挟まってしまったりしやすいわけです。
なので、穴釣り、個人的には大好きなのですがルアーのロストを考えるとMさんの提唱する釣り方の方がベターですね。
それとMさんも言及されている、魚種ごとの棲み分け。自分がよく行く鹿島方面の場所はほとんどムラソイでカサゴは過去に1尾しか釣ったことがありません。一方、横浜で楽しんだボートゲームでは、カサゴは猛烈に釣れるのにムラソイはその1割弱しか釣れません、というか自分自身では釣ったためしがない。ムラソイのポイントはムラソイばかり、カサゴのポイントはカサゴばかり。自分もそれを実感します。
自分はテトラはカサゴのポイントだろうと思っていたのですが今回のMさんの報告を見る限り、テトラなのにカサゴではなくムラソイとタケノコメバルばかりのようなので、自分が考えていた仮説は間違いだったということがわかります。
ロックフィッシュゲーム、なかなか奥が深い世界です。
これから夏休み、海に旅行に行く予定を立てている人も多い事でしょう。空き時間のチョイ釣りなんてどうでしょう？旅のお供に根魚大将をお忘れなく。
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