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ボーダーラインで使いこなすベイトタックル・2 [タクティクス]

最近ではシャッドプラグをスピニングタックルで引く人が多いようですが、私はベイトタックルでのシャッドの釣りも絶対にアリだと思っています。

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使用するルアーはライブリーペッパー60SP、ステイシー60SP、LB-60SPあたり。50mmクラスのシャッドでは少し潜行深度が足りない時などは、どうしてもこのクラスが必要となるはずです。そしてこれらは7g程度のルアーなのでベイトタックルにするべきかスピニングタックルにするべきか丁度迷うくらいだと思います。

上記にあげたシャッド(ロングビルミノー)は引き抵抗もそれなりにあるものばかりです。もしもこれを柔らかいスピニングロッドで引いたら、ティップは「曲がり切って」しまう。これではいけません。魚がヒットした際にティップが若干でも入るくらいの余力がなければかえってバイトを弾きます。スピニングロッドでも若干硬めのものを選択するか、或いはベイトタックルの方がいい。

またシャッドの釣りにおいて、岸沿いを引いている分にはいいけれど少しでも沖目のハンプなどを探ろうと思ったらベイトタックルの方がベターです。潜行深度のあるシャッドをセレクトすると相応の引き抵抗もあるはずだし、根掛かりした時の回収率はベイトタックルの方がいいからです。

そもそもシャッドの釣りをする時期というのは寒い時期、魚の活性が高い時期ではないはずです。おのずと狙いはシビアなはずで、本気で狙っている人ほどルアーをタイトに通す。となると、どうしても根掛かりは避けられない。スピニングタックル+4lbラインではシャッドがいくつあっても足りないはずです。岸沿いだけを狙っていくのならばルアー回収器で取れるかもしれないですけど、回収器が届かない範囲はそうはいかない。

ちなみにベイトタックルでシャッドを使う際、私が使うラインはスーパーFCスナイパーの8lb。フロロの8lbというのは想像以上に強く、根掛かり回収時に細軸のフックだと曲がってしまうことがあるくらいです。そしてこの細さならルアーの潜行深度を阻害もせず、実に使いやすいです。上手い人ならフロロ6lbまで落とすのも悪くないかもしれません。

但しこの釣り、強風下のボート釣りなどでは本当にストレスが溜まります。前回紹介したテナガホッグの釣りもそうですが、悪条件下だとキャスタビリティーやアキュラシーに響いてきます。こうした状況下では無理をせずに、素直に使いやすいウェイトのルアーを使ったり、スピニングタックルを使ったりした方がベターであることが多いです。あくまでケースバイケースでの使い分けが必要ということです。

ただ、あえてベイトタックルを選ぶことのメリットを生かすということ、他の人がやらないであろうスタイルをあえて選ぶことは決して無意味な事じゃない。この手の引き出しを持っていることでアドバンテージを握れる状況があることも知っておくべきです。
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カッキー

今晩は。
ちなみに池Pさんは、この場合、RODの機種は何を使用されているのでしょうか?
スモールライトプラグ用に使いたいベイトロッドって、なかなか迷います。

by カッキー (2009-03-15 00:10) 

IKE-P

現在使用しているロッドは、ストラテジーツアラーSTC-60FMLなんですが、実は今年カタログ落ちしてしまったんです。

それとこちらも廃盤品なのですが、ストラテジーSC-60FMというロッドは7g台のシャッドを引くのに実に秀逸なロッドでした。
by IKE-P (2009-03-15 23:13) 

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