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ペブルSRニューカラー・デリバリー開始 [スミスルアー]

以前にも紹介したことのある、ペブルSRのニューカラー2色が発売されました。半月ほど前から店頭に並んでいることと思います。特にこれといって流行りの色でもないですし、際立って人の目を引く色でもありませんが、自分なりの経験を詰め込んだ「釣れる色」に仕立て上げたつもりです。

・ ブルーバックシャッド

パールホワイト系のカラーは目立つ色ではありますが、チャートリュースやピンクと違うのは、自然界に存在する色だということです。魚の腹の色などはパールホワイトですからね。そして私の経験上、特にボラが入り込んでいる水域での威力には目を見張るものがあります。具体的には、利根川、常陸利根川などです。

ペブルには過去に何色かパールホワイトベースのカラーを組み込んだことがあります。しかしそのいずれも生産をし続ける事が出来ませんでした。それだけ売れなかったということです。パールホワイト系は正直なところ、人気のない色なのです。だから私はかねてからパールホワイト系のカラーをどうアレンジしようかと考えていました。今回は色要素を多くして多彩な色調変化をも併せ持ったパールホワイトに仕立て上げてみたというわけです。

・ リフレクトクロキン

これは他所のメーカーさんにもラインナップしているところがあるので特に目新しいということもないでしょう。ゴールド系というのは言わずと知れた基本色です。しかしそれを突き詰めていくと、単純なクローム系のクロキンでは飽き足らなくなってきてしまうはずです。つまりは、反射光へのこだわりです。同じクロキンでも「ピカピカ」と「ボワッ」では大きく違います。クロームメッキとレーザーシート、そしてリフレクトシート内蔵ではその反射光も全然違うものなのです。

リフレクトクロキンの発する反射光は、「ボワッ・・・ボワッ・・・ボワッ」といった比喩が出来るでしょうか。ルアーの表面が光っているわけではないので、光りすぎることなく適度に抑えられた反射光。そしてリフレクト系のベースというのはスケルトンボディーです。だから水によく馴染む。そしてクロームメッキのように「全角度」で光るわけではなく、「特定の角度」でのみ反射光を発する。光っぱなしというわけじゃない。ボワッという光が点滅していくのです。これだったら派手すぎない。

クロキンという色は結構奥が深く、その使い分けというものも実はあるのです。それを理解できる人には是非とも使ってもらいたいカラーです。

例年ペブルはシーズン中盤以降は品薄になってしまいがちなのですが、今だったら上記の新色だけでなく既存色もだいたいメーカー在庫があります。もし店頭で見掛けないということであれば、お店に取り寄せなどをお願いしてみて下さい。


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コメント 4

TWmaster

パールホワイトは、ラパラのカラーが、シンプルで、塗装が丈夫で、好きです(笑)
by TWmaster (2007-05-02 22:22) 

釣りキチ万博

パールホワイト、シーバスではよく使われ、ベースとなるカラーですが

バスでは人気がないんですね

所変われば品変わるとはまさにこのこと
by 釣りキチ万博 (2007-05-02 23:09) 

TWmaster

昔、琵琶湖で、ラパラ・F7のパールホワイトで、爆釣しました(笑)
比較的、水の澄んだところで、効果的でした。
フックをサイズアップして、投げやすくしてましたが、個人的に、バスには、欠かせないカラーです。
by TWmaster (2007-05-03 00:29) 

IKE-P

シーバスプラグでパール系は不可欠な存在なのに不思議なものですね。バスプラグは圧倒的にチャートリュースが人気ですが、ワームではさほど人気がないのも不思議なものです(ワームの場合は派手系一番人気はピンクです)。

ラパラのパールホワイトは光沢があって綺麗な色ですよね。国産プラグの多くはホワイトベース上にパールマイカを吹き付けているケースが多いですから、それと較べると色の質が全然違います。
by IKE-P (2007-05-03 22:38) 

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