内藤さんのセミナー [イベント]
今日でようやくフィッシングショーが終わりました。
4日間にわたる横浜への通勤と、3日間立ちっぱなしだったので疲労がピークです。それでも容赦なく明日から通常業務をこなしていかなくてはいけないのですけどね。足がパンパンになってしまっているのですが、例年この時期だけはずっと立ちっぱなしのデパガのお姉さんを尊敬してしまいます。
正直、金曜日は予想したよりも随分空いていて今年はお客さんが少ないのではないか、と心配もしたのですが土日はかなりのお客さんが入ったように思います。去年よりは若干減ったような気もしますが、盛り上がりという点では充分だったように思います。各社の新製品も多かったように思います。
今日もスミスブースではヒロ内藤さんと本山博之さんのセミナーを実施しました。本山さんのセミナーについては昨日記しましたので、今日は内藤さんのセミナーの様子を書きましょう。
事前に、内藤さんにはスミスブースにはマイク程度しか用意できない旨を伝えていたのですが、スケッチブックとマジックを用意して欲しいとのリクエストがありました。そう、内藤さんのセミナーはイラストを描いて説明しながらの非常にわかりやすいものでありました。
こんなことを書いたら怒られるかもしれませんが、内藤さんは究極のルアーオタクだと私は思っています。ルアーの個々のパーツや形状について、何故そのような仕様になっているのかを問えば、常に具体的な回答が返ってくるはずです。
それはそうですよね。いかんせんキャリアが違う。自分が学生の頃から雑誌やテレビに出ていた人ですからね。バグリー社での勤務経験もありますし、現在は幾多の有名ブランドを擁するプラドコ社に勤務しているわけですから、ルアー作りに関するノウハウや多くのルアーデザイナー達から知り得た知識というのがズバ抜けています。
とかく単独ブランド内でコツコツ開発をしているような場合だと単なる自画自賛に終始しがちですが、内藤さんの場合はバックボーンが広いがために客観的なルアーの本質というのをよく熟知されています。だから他の人にも正しいことを伝えられるし、説得力があるのです。ですので、内藤さんのビデオ・DVDは人気がありますし、セミナーに関しては聴くだけの価値があるのです。
私は内藤さんを見ていて、これは素晴らしいと感じる点があります。とにかく、ファンサービスが丁寧である点です。ファン一人一人に対しての対応が、キメ細かくてとても親切なのです。
サインをするにしても、流れ作業で進めてはいきません。必ず一人一人に話し掛けながらサインを書いていますし、記念撮影においても然りです。質問を受けると相手が理解するまで丁寧に受け答えをしています。これは日本のバスプロも少し見習った方がいいでしょう。ファンあってのバスプロですからね。もちろん、メーカーである自分達においても然りです。
そうそう、今日は熱狂的なスミスファンがブースにやってきてくれました。以前その方が私のブログにコメントを書いてくれたことがあったので、私も話していて途中で気付きました。
私のフィールドレポートやブログを読んでいてくれている方ということもあり、てっきり関東近郊の人だろうと思っていたのですがなんと九州の方でした。スミスが大阪のショーに出展しなかったため、わざわざ九州から横浜のショーのスミスブースに駆け付けてきてくれたのです。交通費と宿泊費だけでも一体幾ら掛かったのでしょう。そしてそれだけの価値がスミスブースにあったかどうかはわかりませんが、釣り人同士の会話をすることが出来て良かったです。
こうしたファンの存在というのは本当にありがたい事です。こうしたスミスファンの人達を裏切らないようなメーカーであり続けなくてはいけませんね。そして、今回のフィッシングショーに来場して下さった全ての方に感謝します。ありがとうございました！
2006-02-12 22:59
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先日はフィッシングシヨーでお忙しい中お話していただいてありがとうございました。以前コメントした前田です。本物の池島さんに会えてよかったです。僕にとってスミスブースはやはりたまらないものでした。欲しい物だらけで安月給の僕はお金がいくらあってもたらないと思いましたが、少しずつですが欲しい物を買い揃えたいと思います。特にタイガー７４ＥＸやマグナムハスキーリミテッドは絶対に欲しいと思いました。僕は某水郷地帯のアングラーなのでそれに近い視点でお話しをしていただいたり、ショップやメディヤによるフィールドの公開の話ができて本当によかったです。公開されるとフィッシングプレッシャーなどの問題が出てきますから。さすがに昨日は九州まで帰るのに疲れましたが幸い今日まで仕事はお休みをもらってましたのでのんびりしています。帰りがけにあつかましくルアーまで頂いて本当にありがとうございました。ショーの後で疲れがたまってるでしょうが風邪などひかないようにがんばってくださいね。
by AM (2006-02-13 13:26)
昨日は遠いところをわざわざ来場していただいて本当にありがとうございました。フィッシングショーのようなイベントは都市部以外ではなかなか出来ないので遠方の人には申し訳なく思ってしまいます。
九州水郷のクリークでの釣り、すごく面白そうだなぁと思ってしまいました。関東在住の私からすればきっとパラダイスなのだろうと思うのですが、やはりどこでもプレッシャーはあるのですね。小規模の釣り場というのは大事にしないとアッという間に潰れてしまいます。今までそんな場所を何箇所見てきたことか。これは地元の有志が団結してマスメディアを牽制していかないと難しいかもしれません。残念ながら佐賀県のリリース禁止も始まってしまいますが、このタイミングで釣具屋さんなどにも必要以上の情報公開を自制するよう働きかけてみるのも手だと思います。
by IKE-P (2006-02-13 22:47)