ヒップボックス

最近知人が格好いいボックスをいくつか持っていたのを1つ分けてもらう事が出来ました。
フィネスのジャックインザボックス・ヒップボックスという名前らしいです。色も数色あるとの事ですが赤をもらうことができました。とても綺麗な色です。この他にもいろんなカラーがあるようです。

これの何がいいかと言うと、中の仕切りがないところです。仕切りというのは確かに中身がゴチャゴチャにならないという利点がありますし、整理しやすいというのもメリットです。けれども持っていきたいルアーの中に、数個だけかさばるようなものってありませんか？例えばトリプルウイングのバズベイト、クレイジークローラーやバドといったルアーです。

そんな時は仕切りのあるボックスは使えません。やむを得ず、かさばるルアーだけ別に収納する必要がありました。けれども、オカッパリなどではルアーはコンパクトにまとめた方がベターなのは言うまでもありません。こんな時は、仕切りのないボックスというのは非常に便利です。

仕切りのないボックスは中身がガチャガチャになりやすいのが欠点ですが、このボックスには親切な事にコルクシートやスリットの入ったフォームが付属されています。必要に応じてこれらを装着することで自分の使いやすいボックスにカスタマイズすることが出来ます。コルクシートはルアー表面が傷付くことも防いでくれますし水分を吸ってくれます。また、フォームを上手く使えばトラウトの管理釣り場でよく使われるスプーンワレットの代わりにもなるでしょう。

けれども何よりこのボックスの特徴的なのは角の取れた形状です。これはジーンズのポケットなどにも入れやすい形なのです。ですのでオカッパリで気軽に釣りに行くなんて時の使い勝手が非常に良好です。角ばったボックスの場合はジーンズのポケットの奥の方まで入れにくく、最悪の場合は落としてしまう危険もあります。

普段の釣りやボートフィッシングではプラノを愛用していますがオカッパリでのお気楽フィッシングはこれからジャックインザボックスが活躍してくれそうです。かくいう自分は川のほとりに住んでいて（川まで30秒で行けます！）ルアーを泳がせたくなると部屋を出て川に向かいます。そんな時にはわざわざ大きいボックスなど持たないのでジャックインザボックスが重宝することでしょう。

丁度これからスピナーベイトのフィールドテストを開始するところだったので、トレイの無いこのボックスを入手できたのはタイミング良かったです。早速コルクボードを両面に貼ってスピナーベイトをいくつか詰めてみました。これまでオカッパリでスピナーベイトを持ち歩く際にはジップロックに入れてみたり、フロッピーディスクの空きケースなどを利用したりしていましたが、ジップロックではすぐに破れてしまうしフロッピーのケースではガチャガチャうるさく思えました。その点ジャックインザボックスはパーフェクトです。

また、これにエギを沢山詰めている人もいました。これまた使い勝手は良さそうに思えました。値段も良心的な設定のようですので、気になる方は是非試してみて下さい。