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ドレスドフック マテリアル考・3 [タクティクス]

ルアーのドレスドフック用のマテリアルとしてフェザーと人気を二分するのがシンセティックマテリアル、要は化学繊維のことです。

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シンセティックマテリアルと一口に言ってもその種類は多く、ルアーのドレスドフックに使える範囲内であえて大別するならばフラッシャブー系、ヤーン系、アーティフィシャルヘアー系があります。

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一般的にフラッシャブーと呼ばれることが多いですが、ティンセルやホログラムを細い繊維状にしたものでその細さのバリエーション、直線状のものやチリチリ状にしたものといったバリエーションがあります。カラーも豊富。

アーティフィシャルヘアーというのは獣毛を人工的に作ったもの。

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ヤーンというのはいわゆる毛糸です。ポリヤーンという素材がドライフライのウイング材として一般的ですが、浮力を生んでしまうためルアーのドレスドフックに用いられるのは一部のスプーン位です。

当然の事ながらシンセティックマテリアルは天然素材のように変質することがありません。長年の保管にも充分耐えられます。また、天然素材では再現できない輝きや反射性能なども持ち合わせています。シンセティックマテリアルは単体で使われるだけでなくフェザーと組み合わせて用いられるケースも多々あります。フェザーを主体にしつつも反射を補う、そうした意味があるのです。

これらのシンセティックマテリアルはフライショップに行けば入手できます。価格も数百円程度。それでもルアーのフックに装着するだけなら少量で済むので量としてはきっと余ってしまうでしょう。ただ、保存の効く素材なので持っておいても損はありません。

(つづく)

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