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ジャパンフィッシングショー2017に思う事 [イベント]

ジャパンフィッシングショー2017、おかげさまで無事終了いたしました。ご来場いただいた皆様、どうもありがとうございました。

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自分は自社ブースから離れられなかったこともあって会場全体の雰囲気というのは今一つ把握し切れていないのですが、金曜日の業者時間は人が少ないとの印象、しかしながら金曜日の14時以降の一般開放、そして土日の両日はまずまずの人出だったのではないかと感じました。業界関係者の間でも、前年よりも来場者が増えているように感じるという意見が多かったです。

が、いざ蓋を開けてみると思ったほど来場者が増えていたわけではなく、3日間の総入場者数は38635人。前年比101.3%だったそうです。

ちなみに2016年は38121人。たった500人ちょっとしか増えていない。にも拘わらず、ニュース(日刊スポーツ/Yahooニュース)では「2年連続の右肩上がり」「釣り人気復活の兆し」なのだそうな。

何とかショーの成功をアピールしたいのだろうけど、実際のところは「横這い」レベルに終わりました。前年には出展していなかったが今年は出展したというメーカーが複数社あり、おおよそ500人程度の来場者増というのはそれに比例してのものではないかと思います。

特に業界関係者は忘れないでいて欲しい。2010年までは横浜のショーだって来場者数5万人を超えていたということを。

2010年:55458人
2011年:3月開催予定が震災の影響で中止
2012年:46674人(3月下旬開催)
2013年:37217人(3月下旬開催)
2014年:36470人(3月下旬開催)
2015年:34641人(1月下旬開催)
2016年:38121人(1月下旬開催)
2017年:38635人(1月下旬開催)

関西に比べて関東の方が釣り人が少ないなんてことはないし、この7年で関東の釣り人が大幅に減ったわけでもない。ただ単に、3月開催という黒歴史がもたらした悪循環から未だに回復し切れていないだけ。横浜のショーにだって来場者数5万人台のポテンシャルは充分ある。元々はそうだったのだから。

運営側が今年の結果を「成功」とこじつけないことが大事だと思います。今はまだ底を打った状態から多少持ち直した程度に過ぎない。何とか2010年のレベル(5万人台)にまで戻せれば理想ですけれど、せめて「成功」のボーダーラインは4万5千人ではないのかな。

自分は今年のジャパンフィッシングショーも成功とは言い難いと思っています。でもそれは決して運営サイドの問題ではありません(過去に開催時期を3月にしたのは致命的にマズかったですが)。現在の運営サイドはかなり頑張っている。これ以上は運営サイドにやれることはないくらい。出来ることならば現在ジャパンフィッシングショーへの出展を見合わせているメーカーさんに戻って来て欲しい。それが根本的な解決への唯一の道だと思う。

思うんです。もしフィッシングショーOSAKAと全く同じ出展社が出揃ったらどうなるだろうと。自分はきっと、入場者数5万人を超えられると思います。

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