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ダイヤカットのさらなる新星、エッジダイヤ [スミスルアー]

ダイヤカットのスプーンというと、昔からあるものとしてはコータックの岩魚スプーンでしょうか。山女魚スプーンにもダイヤカットのものがありましたね(注:両製品共、現在はムカイ様より発売)。

このダイヤカット技術、ルアー以外にはライターの表面加工にも用いられていたそうですが、スケール模様を入れるような単純なものではなく高い製造技術が必要で、これが出来るスプーン工場というのはほんの一握りです。中には一見ダイヤカットっぽいけれど、ダイヤカットもどきのものもあるので注意が必要です。

でも、ダイヤカットって一体何の意味があるの?と言われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。単なる見た目の差に過ぎないと思っている人もいるかもしれません。確かにダイヤカットの反射光は細かい乱反射で、単純なホロやメッキの反射光とは一味違うのは確かです。

機能面においては、水の掴みが良くなります。引き抵抗が生まれる。ただ、それ故にスプーン自体が回転しやすくなってしまう場合もある。だから、どんなスプーンにもダイヤカットをすればいいというものではない。水の受け具合が強くなることを想定して、回転しないもの、理想的に泳ぐこと。そうした差し引きをした設計が求められる。

そして「バックアンドフォースダイヤ」「ドロップダイヤ」に次ぐ スミス第3のダイヤカットはウィローリーフ形状の「エッジダイヤ」です。

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ドロップダイヤが標準的な位置づけとすると、細身のエッジダイヤは浮き上がりにくい特性を生かしてより深場を狙う場合に適しています。流速域でも効果的。単純に、ミノーフィーダー化しているターゲットを狙う際に細身のフォルムが効果的なこともあります。


01.シルバー/S
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02.ゴールド/G
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03.アカキン/G
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04.ヤマメ/S
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05.オレンジヤマメ/G
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06.TS/S
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07.アユ/S
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08.RDO/S
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09.GGO/G
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10.クロギン/S
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11.ライムチャート/S
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12.ピンクゴールド/G
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・3g ¥560+税
・1月発売予定

・4.7g ¥600+税
・2月発売予定

・6.5g ¥660+税
・2月発売予定

この手のフォルムのスプーンでダイヤカットというのは今までありそうでなかった存在ではないでしょうか。是非お試し下さい。

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