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初代ティーズワーム [他社製品]

自分が高校生時代に一番バスを釣っていたルアーの1つがティーズワームです。

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それまでバス釣りはボウズも珍しくなく、釣れてもせいぜい3尾くらいというのが普通でした。ワームは当時6~8インチが主流だったので、自分にはまるで釣れる気がしませんでした。

そんな中、自分の釣りを変えたのはズイール社の柏木さんがTACKLE BOX誌に執筆されていた「チマチマワーム」という記事でした。その内容はブローニングのウルトラライトグラスロッドに4lbラインでノーシンカーの4インチワームを使うというもので、亀山ダムの壁沿いに、或いは山中湖ではアシ際や藻穴に落とし込んでいくという具体例が記されていました。

これは物凄く釣れそうだと感じ、野池で試してみたところ当時としては信じられない位にバスが釣れるようになりました。ただ、皿池だったので垂直に落とし込んで使うというより、自分の場合は投げてゆ~っくりと巻くというスタイルに落ち着いた。だから4インチワームでも、カーリーテールが欲しかったのです。

そして当時入手しやすかったものがティーズワームでした。何せ20本入って¥400台で買えたのです。これが小遣いの少ない貧乏学生にはどれだけありがたかったことか。

当時、自分が溺愛していたのはエレクトリックブルーというカラー。紫に青ラメ。当時はパンプキンやウォーターメロンなんて無く、ワームは紫が良いとされていました。自分もエレクトリックブルーが一番釣れると感じていました。にも関わらず今使う気がしないのは何故だろう。

やがてティーズワームはモデルチェンジをしてしまいます。ソルトインモデルの、SSSティーズワームに変わってしまいました。今だったら塩が入っている方が釣れると思いますが、当時は塩なんて入っていなくたって問題なく釣れると思えました。むしろ耐久性が著しく悪化したことと、価格がアップしたことで仲間内での評判は散々なものでした。「ティーズは、やっぱり塩無しだよね」と皆が口を揃えた。そして私も含めて、仲間の多くがフラッターテールに移行しました。

ティーズワームの末裔と言える存在は、現行のゲーリー4インチワーム、6インチワームになるでしょう。頭部の形状などは異なりますが、テールの風合いなどはティーズワームの良さがそのまま残っています。でもこの手のカーリーテール、最近では使っている人を見なくなりましたね。

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コメント 4

カッシー

ご無沙汰です。今年もエントリー頑張りますので、よろしくお願いします。

エレクトリックブルー、ほんと久しぶりに聞いたカラーですね。
私の初ブラックはピーウィーワームのエレクトリックブルー。
引っ越しで処分しちゃったけど、初ブラックを釣ってからもったいなくて使えなくなって、30年くらいワームオイルに浸かってたのになぁ。
by カッシー (2016-01-11 21:19) 

IKE-P

ピーウィーだったら都内にまだ売っているお店があるのですが、エレクトリックブルーはないかな~。処分というのはもったいなかったですね。
by IKE-P (2016-01-11 21:40) 

なおまろん

こんにちは。
どうやらIKE-Pさんと私は同年代のようですね(笑

ティーズワームはテールの付け根辺りやテールにバリが多い物がたまにあって、それを好んで買っていましたね。

仲間内では
「あのバリがビビビッてなって効くねん」
が定説でした。
by なおまろん (2016-01-13 11:53) 

IKE-P

確かにバリが多いものはありましたね。まだまだ精度が今一つだったのでしょうね。でもそれが良いというのは面白い見方ですね!

by IKE-P (2016-01-13 23:35) 

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