フィッシングショー来場者、さらに減少

国際フィッシングショーの公式サイトにも掲載されましたが、3/21～3/23の延べ3日間の入場者数が発表となりました。国際フィッシングショー2014の3日間の総入場者数は36,470人でした。

2012年度よりも入場者数が9000人以上も激減した昨年のフィッシングショー2013が37,217人。今回は金曜日が祝日で3連休というプラス要素があったにも関わらず、失敗に終わった昨年のフィッシングショーをさらに下回るという結果になりました。

そりゃそうですよね。昨年の惨状を見て多くのメーカーが出展を見送ったり、大阪と較べて大幅に規模を縮小したりした。それに比例して来場者数が減少するのは当たり前の事です。

過去には雪による交通網の混乱で多くのお客さんが会場に到着できず、ガラガラだった年もある（ちなみにその年は私はまだ学生でしたが、会場の幕張メッセまで辿り着けなかった苦い思い出があります）。しかし今回は3連休、初日は強風に見舞われましたが、天候に関しては3日間にわたり恵まれていた。それにも関わらずこの結果は惨々たるものと言えるでしょう。



ただ、私自身はブースに立っていて、私の予想よりはお客さんが入っているかもと感じていました。でもそれはブースの位置も関係していたようです。スミスのブースは会場の最奥（西側）にありました。大手のダイワさん、エバーグリーンさんなど人気ブースが近かったこともあり周辺の通路は常に大勢の人で賑わっていました。しかし東側にブースを構えていたメーカーさんの話では同時刻にはガラガラだったそうで、会場内でも人の多いエリアとそうでないエリアがあったようです。たまたま私は人の多いエリアにずっといたので、それなりの人出なのではと感じたわけです。

しかし結果を見ると、やはりというか、大方の予想通りの結果でした。まぁこれで、3月下旬にフィッシングショーを開催しようだなんて馬鹿げた意見は2度と出てこない・・・ですよね？

もっとも、もうこれ以上文句を付ける必要もありません。来年のフィッシングショーは1/30～2/1にかけて開催されることが決まっている。かつてこの時期に開催していた2010年のフィッシングショーは55458人もの来場者がありました。おそらく来年からは、横浜のフィッシングショーも大きく息を吹き返すことでしょう。

コメント 2

お疲れ様でした。

釣り業界はどうなんでしょうか？
今年不参加のメーカーが戻って来るとは思えなくて？
大阪、名古屋そして横浜と全部不参加と言うメーカーもありましたから。


by ぶん (2014-03-25 11:27) 

ぶんさん、ご来場下さいましてどうもありがとうございました。

釣り業界は確かに下火ではありますが、大阪は雪という天候不順に見舞われながらも5万人超の集客がありましたし、名古屋のキープキャストに関しては大幅に集客が増えて大盛況でした。低迷しているのは横浜だけです。

ただここ最近、地方のイベントが増えているのも事実です。福岡、四国、新潟、青森、沖縄、群馬といった地域のショーです。名古屋もある意味、その中の1つかもしれません。

ローカルであっても、いずれも出展料が掛かります。とても全てのショーに大規模出展というわけにはいきません。おのずと絞らなくてはいけません。そして多くのメーカーさんは今年、横浜のショーを見切ったわけです。

しかし来年の横浜のショーは大阪よりも早く、新製品の話題性では一番です。メディア媒体の取材も多く入るでしょうから無視できません。来年の横浜のショーはきっと盛り上がるはずですよ。
by IKE-P (2014-03-25 23:23)