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ブルーフレークの最終結論、三郎さん。 [ゲーリーヤマモト]

シナモン/ブルーフレークというのは昔からあったカラーの1つ。スライダーにも、サタンワームにもあった。そして当時はそれなりに支持も受けていました。もちろん私も多用していた。しかし時代の流れと共にシナモン/ブルーフレークは廃れていったのです。

その一方で、霞ヶ浦水系においては根強い支持もあった。霞ヶ浦水系に生息しバスのベイトとなっているゴリ系の魚を模すのにはシナモン/ブルーフレークがいいと言われてきました。地元のプロショップ、K'sさんでもテナガホッグやファットイカの特注カラーを販売し、それなりの生産数量だったにも関わらず短期間で完売してしまった。それだけ、霞ヶ浦周辺での需要はあった。

ただ、全国的に見ると「売れない」部類のカラーでした。最も売れるグリーンパンプキンの半分ちょっと、売れるか売れないかといったところです。私自身がテナガホッグやイカ系のカラーに採用する際にも社内ではあまり歓迎されませんでした。それでも、自らが生み出したスパイニーシリーズにも当初からシナモン/ブルーフレークを採用しているのは、私自身その必要性があると思っているからです。

それが今ではシナモン/ブルーフレークはグリーンパンプキンと並ぶほどのセールスを記録するようになった。昨年7月のTOP50北浦戦がそのターニングポイントとなったのは言うまでもありません。私も大会会場に出向いていましたが、表彰式において複数の上位入賞者の口からこのカラーの名が挙がった。インタビュアーの人(大会冠スポンサーの方でした)が気付くことなくスルーしていたら、火は点かなかったかもしれない。私自身もその時はまさかここまで流行るだなんて思いませんでした。個人的には、ずっと昔から霞ヶ浦水系におけるブルーフレークなんて当たり前の事で、特にあえて目新しいものでも何でもなかったからです。

ゲーリーヤマモトブランドのカラーラインナップの中にも何色かのブルーフレークのカラーがあります。スミス取り扱い品の中においても、イカ4インチ、ファットイカ、イモグラブに採用している#131(シナモン/ブルーフレーク) テナガホッグ、オケラに採用している#215(シナモン/スモールブルーフレーク)。その他、ポパイカラー発祥の#341(ダークブラウンブルーギル)、ティムコさんのオリジナルカラー#338(グリーンパンプキン/ブラック&ブルーフレーク)等々。当然、アメリカのゲーリーヤマモト社においても、その注文内容から気付いたのでしょう。日本でブルーフレークが大ブレイクしていることに。

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そして昨年7月のI CAST SHOWにおいてゲーリーヤマモトブランドから最新のブルーフレークカラーが発売となりました。カラーNo.363(グリーンパンプキン/ブラック&スモールブルーフレーク)です。私は見た瞬間にビビッ!と来た。コレでしょう、日本のフィールドにマッチしたブルーフレークは!何せ、大勢のアングラーが信頼するグリーンパンプキンをベースとして、スモールブルーフレークをミックスさせてあるのですから。

アメリカではセンコーとD-Shad(日本名DDD-Shad)に採用されました。このうちDDD-Shadについてはゲーリーインターナショナルさんより日本国内でも販売されています。

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私はこの最新のブルーフレークカラーを一目で気に入り、スミスにて取り扱うゲーリーヤマモトのアイテムに採用することに決めました。イモグラブ、テナガホッグ、ファットイカ、ヘビーカバーファットイカの4アイテムです。ファットイカ及びヘビーカバーファットイカに関してはチャーリューステールと組み合わせた、#363-156としました。

最新にして最強のブルーフレーク、今後はこの「三郎さん」(363)カラーがブルーフレークの新スタンダードとなるでしょう。

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