ゲーリーヤマモト マジックカラー [ゲーリーヤマモト]
昨年の春、アメリカでセンコーの新色が何色か発売されました。その中に面白いコンセプトのカラーがありました。その名はマジックカラー。
【#354:ウォーターメロンマジック】
【#355:グリーンパンプキンマジック】
マジックカラーは、ブラックフレークと、スモールホロフレークをブレンドさせたカラーです。
オイカワでもブルーギルでもワカサギでも良いのですが魚の「輝き」をフレークで表すとしたら何色が良いでしょうか?最も手堅いのはシルバーフレークでしょう。多くの魚は基本的に銀色です。でも、厳密に言えばそれだけじゃない。見る角度、光量、周辺環境などによっても魚の放つ輝きは変わってくる。魚自体の体色にしてみてもオイカワなら赤や青、ブルーギルなら青、紫、黄、オレンジ、ワカサギなら青、紫といった色要素を持ち合わせています。
つまり、単色で表現できるようなものではない。それじゃあってんで、何色もフレークをミックスさせるというのも1つの方法ではあるのですが、場合によってはワーム素材自体の色を相殺してしまう。でも複数のフレークをブレンドさせずとも、もっと単純な方法で複数色の反射光を表現することが出来る。そうです、ホログラムフレークを使うことです。
一般的なフレークは「光る/光らない」の機能しかない。一方、ホログラムフレークは「変色する」という機能がある。ホログラムフレークは虹色に輝く。見る角度によってあらゆる色に変貌する。これをワームにミックスさせるとほんの僅かにワームが動いただけで、反射光の色が変調する。そもそもプラグではホログラムカラー(箔転写)の有効性なんて当然のように実証されているわけです。ワームにおいてもその有効性が皆無であるはずがない。
これまで、ホログラムフレークはほとんどその特性を前面に押し出すかたちで用いられるケースが多かった。例えば私が手掛けたスミス・ヴィヴィッドライブのホログラムスパークルカラーではギラギラと輝くベイトフィッシュのイメージでこれを採用しています。もちろんこれは採用方法としては王道であるのは言うまでもありません。
しかし、マジックカラーにおいてはホログラムフレークがその主役ではない。あくまでウォーターメロンやグリーンパンプキンといったナチュラルなベースカラーありき、です。ホログラムフレークはそれらのベースカラーの色合いを損なわない程度の少量のミックスに留められています。スパイス的な要素なのです。ただ、よく効きそうなスパイスではあります。
マジックカラーはワーム本来のナチュラルな色合いを損なわない範囲でホログラムの有効性をミックスさせた。ここが最たるキモであり、これまでありそうでなかった要素なのです。
マジックカラーはアメリカではセンコーの専用色として販売されています。スミスでは、取り扱いのゲーリーヤマモトアイテムにこれらのマジックカラーを新色として取り入れることにしました。イモグラブ、テナガホッグ、ファットイカ、ヘビーカバーファットイカの4アイテムです。
日本初登場となる「ゲーリーヤマモト・マジックカラー」。特にブルーギルの居る水域ではお勧めです。
・ 3月発売予定
【#354:ウォーターメロンマジック】
【#355:グリーンパンプキンマジック】
マジックカラーは、ブラックフレークと、スモールホロフレークをブレンドさせたカラーです。
オイカワでもブルーギルでもワカサギでも良いのですが魚の「輝き」をフレークで表すとしたら何色が良いでしょうか?最も手堅いのはシルバーフレークでしょう。多くの魚は基本的に銀色です。でも、厳密に言えばそれだけじゃない。見る角度、光量、周辺環境などによっても魚の放つ輝きは変わってくる。魚自体の体色にしてみてもオイカワなら赤や青、ブルーギルなら青、紫、黄、オレンジ、ワカサギなら青、紫といった色要素を持ち合わせています。
つまり、単色で表現できるようなものではない。それじゃあってんで、何色もフレークをミックスさせるというのも1つの方法ではあるのですが、場合によってはワーム素材自体の色を相殺してしまう。でも複数のフレークをブレンドさせずとも、もっと単純な方法で複数色の反射光を表現することが出来る。そうです、ホログラムフレークを使うことです。
一般的なフレークは「光る/光らない」の機能しかない。一方、ホログラムフレークは「変色する」という機能がある。ホログラムフレークは虹色に輝く。見る角度によってあらゆる色に変貌する。これをワームにミックスさせるとほんの僅かにワームが動いただけで、反射光の色が変調する。そもそもプラグではホログラムカラー(箔転写)の有効性なんて当然のように実証されているわけです。ワームにおいてもその有効性が皆無であるはずがない。
これまで、ホログラムフレークはほとんどその特性を前面に押し出すかたちで用いられるケースが多かった。例えば私が手掛けたスミス・ヴィヴィッドライブのホログラムスパークルカラーではギラギラと輝くベイトフィッシュのイメージでこれを採用しています。もちろんこれは採用方法としては王道であるのは言うまでもありません。
しかし、マジックカラーにおいてはホログラムフレークがその主役ではない。あくまでウォーターメロンやグリーンパンプキンといったナチュラルなベースカラーありき、です。ホログラムフレークはそれらのベースカラーの色合いを損なわない程度の少量のミックスに留められています。スパイス的な要素なのです。ただ、よく効きそうなスパイスではあります。
マジックカラーはワーム本来のナチュラルな色合いを損なわない範囲でホログラムの有効性をミックスさせた。ここが最たるキモであり、これまでありそうでなかった要素なのです。
マジックカラーはアメリカではセンコーの専用色として販売されています。スミスでは、取り扱いのゲーリーヤマモトアイテムにこれらのマジックカラーを新色として取り入れることにしました。イモグラブ、テナガホッグ、ファットイカ、ヘビーカバーファットイカの4アイテムです。
日本初登場となる「ゲーリーヤマモト・マジックカラー」。特にブルーギルの居る水域ではお勧めです。
・ 3月発売予定
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