水郷のいま。新利根川 [東日本大震災]
本日は新利根川に行ってきました。新利根川は震災の被害が大きく、土手や側道の工事もかなり長引いていましたので、個人的にここでの釣りをしばらく自粛していました。ですが、少し前に視察したところ工事もほぼ終わっていましたので、各所がどのように変わったのかを確認する意味も兼ねて出掛けてきたというわけです。
肝心の釣果は・・・ボウズ。スパイニーアックスで1バイトを得ましたがスッポ抜けて終了。ここのところどうしようもなく絶不調です。釣行内容的には特に書くことがないので、各所の現在の状況を震災後の状況と照らし合わせて報告します。
【柴崎橋上流】
堰の上流といった方がわかりやすいかもしれません。元々は傾斜のきつい護岸でした。さらにヨシやら野バラなどが生い茂っていたので岸釣りはかなりやりにくかった場所です。
震災では南岸の護岸もダメージがありましたが、特に北岸の護岸は傾斜のきつさゆえに雪崩のように崩れ落ちてしまいました。
その後工事がなされ、北岸南岸共ダメージの大きかった護岸が改修され、現在ではこのようになっています。
岸際は斜め護岸。そして水際にはH鋼が入りました。魚を抜き上げられるタックルならともかく、このH鋼は魚をランディングするのに大きな支障になりそうです。ヘラブナ釣りなどはもうどうしようもないでしょう。それ以前にこの護岸、傾斜が急だし、ブロック状になってはいますが凹凸が浅く足を掛けられません。もちろん掴まる所もないし、軽く足を滑らせると間違いなく落水します。パッと見、足場がいい場所に見えますがここはかなり危険!
【新橋下流】
下の写真では既に工事に着工されていますが、土手および側道にかなりのダメージを受けたところです。ここは元々はアシが生えており、部分的に矢板が入っていました。
それが現在ではこのようになりました。
チョコレート護岸とも言いますが、厳密に言うと根固ブロックというものを敷き詰められたものです。北岸はこれが水中まで続いています。この根固ブロック、テトラ(消波ブロック)と同様に色々なメーカーの色々なかたちがあるのですが新橋下流に入れられた根固ブロックは南岸と北岸で異なるものが入れられています。
北岸に入れられたものは足を掛けられません。上に立つと非常に不安定です。傾斜が急であるのも災いして、落水の危険性が大と言えます。
一方、南岸に入れられた根固ブロックは中央に大きな穴があるのでここに足を掛けていけば上り下りには不自由しません。ただ、歩きやすいものではないので転倒注意。
いずれにせよ、現在でこそ根固ブロックが露出していますがおそらく来年の夏にはここも草茫々になるでしょう。根固ブロックというのはブロック間に意図的に隙間が空けてあります。わざと隙間から植物が生えるようになっているのです。小野川上流部や根古名川、長島川などもそうですね。
【ミズヒマワリ】
駆除されて一時期ほとんど姿を消したミズヒマワリがここにきて復活してきています。コロニーの規模はまだ小さいですが、区間によってはいたるところに見られることから、早めに駆除しないとまた数年のうちに大増殖すると思います。
【ゴロタ石】
工事の関係で川にゴロタ石が入れられた場所がいくつかあります。あまり沖までは入っていないはずです。また、地震自体の影響なのか工事で埋められたものなのかわかりませんがだいぶ水深が浅くなった場所が多くなった気がします。
【崩れ護岸】
おおよそ工事が終わっているとはいえ、まだこのように崩れたままの護岸もあります。十分ご注意下さい。
肝心の釣果は・・・ボウズ。スパイニーアックスで1バイトを得ましたがスッポ抜けて終了。ここのところどうしようもなく絶不調です。釣行内容的には特に書くことがないので、各所の現在の状況を震災後の状況と照らし合わせて報告します。
【柴崎橋上流】
堰の上流といった方がわかりやすいかもしれません。元々は傾斜のきつい護岸でした。さらにヨシやら野バラなどが生い茂っていたので岸釣りはかなりやりにくかった場所です。
震災では南岸の護岸もダメージがありましたが、特に北岸の護岸は傾斜のきつさゆえに雪崩のように崩れ落ちてしまいました。
その後工事がなされ、北岸南岸共ダメージの大きかった護岸が改修され、現在ではこのようになっています。
岸際は斜め護岸。そして水際にはH鋼が入りました。魚を抜き上げられるタックルならともかく、このH鋼は魚をランディングするのに大きな支障になりそうです。ヘラブナ釣りなどはもうどうしようもないでしょう。それ以前にこの護岸、傾斜が急だし、ブロック状になってはいますが凹凸が浅く足を掛けられません。もちろん掴まる所もないし、軽く足を滑らせると間違いなく落水します。パッと見、足場がいい場所に見えますがここはかなり危険!
【新橋下流】
下の写真では既に工事に着工されていますが、土手および側道にかなりのダメージを受けたところです。ここは元々はアシが生えており、部分的に矢板が入っていました。
それが現在ではこのようになりました。
チョコレート護岸とも言いますが、厳密に言うと根固ブロックというものを敷き詰められたものです。北岸はこれが水中まで続いています。この根固ブロック、テトラ(消波ブロック)と同様に色々なメーカーの色々なかたちがあるのですが新橋下流に入れられた根固ブロックは南岸と北岸で異なるものが入れられています。
北岸に入れられたものは足を掛けられません。上に立つと非常に不安定です。傾斜が急であるのも災いして、落水の危険性が大と言えます。
一方、南岸に入れられた根固ブロックは中央に大きな穴があるのでここに足を掛けていけば上り下りには不自由しません。ただ、歩きやすいものではないので転倒注意。
いずれにせよ、現在でこそ根固ブロックが露出していますがおそらく来年の夏にはここも草茫々になるでしょう。根固ブロックというのはブロック間に意図的に隙間が空けてあります。わざと隙間から植物が生えるようになっているのです。小野川上流部や根古名川、長島川などもそうですね。
【ミズヒマワリ】
駆除されて一時期ほとんど姿を消したミズヒマワリがここにきて復活してきています。コロニーの規模はまだ小さいですが、区間によってはいたるところに見られることから、早めに駆除しないとまた数年のうちに大増殖すると思います。
【ゴロタ石】
工事の関係で川にゴロタ石が入れられた場所がいくつかあります。あまり沖までは入っていないはずです。また、地震自体の影響なのか工事で埋められたものなのかわかりませんがだいぶ水深が浅くなった場所が多くなった気がします。
【崩れ護岸】
おおよそ工事が終わっているとはいえ、まだこのように崩れたままの護岸もあります。十分ご注意下さい。
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