ベビースラッグゴー [他社製品]
現在は日本に輸入されていませんが、かつて一大ムーブメントを引き起こしたルアーの1つにスラッグゴーがあります。発売当初はブリスターパックに、専用フック付きでパッケージされていました。
（背中にナイフで切れ目を入れ、キールバランスフック＃3/0と組み合わせていました）
私がこのルアーを初めて使ったのは、春先の印旛沼。スピナーベイトをパイロットルアーにしていましたが、皆がスピナーベイトを使うので反応が弱くなってきます。何かでフォローすべき場面でしたが、全盛期の印旛沼はあまりスローな釣りが効かなかった。特に春先はその傾向が強くありました。
そこでスラッグゴーの登場。スピナーベイトのフォロー用としてどうだろう？と思ってノーシンカーでパラアシの中をトゥイッチさせると、バスはもんどり打って出てきたものです。
その後は北浦のヘビーキャロライナリグで大活躍しました。その中で、私のフェイバリットカラーはシルバーファントムというカラーでした（写真の上から3番目）。上半分はクリアーペッパー、ベリーは薄いパール。これは水中に入れるとシラウオのような透明感を持ったカラーです。今でこそ水質の悪くなった北浦ですが、かつてJB戦をやっていた頃はスロープ周りの水は透明度さえ感じられました。決してマッディーレイクなどではなかったのです。シルバーファントムカラーは、北浦ではダントツに魚が釣れたカラーでした。しかしこのカラーを霞ヶ浦で同様に使うと、濁った水の中では目立たぬせいか、まるで釣れませんでした。
当時はスラッグゴーを火付け役として、各社からも続々とスティックベイトが登場し一大ブームとなっていたものが、現在ではその多くは消えてしまいました。そしてもうブームが去ってから10年近く経つのではないでしょうか。今ではもうスラッグゴーを見たことのあるバスなんてほとんど生き残ってはいないのではないでしょうか。
しかしバス自体がスラッグゴーに反応しないように進化を遂げたのでしょうか？そんなことは決してないはずです。忘れられた今だからこそ、その爆発力が復活しているかもしれませんね。
ほんとに懐かしいルアーが出てきますね。
スラッゴーも琵琶湖で爆釣したワームでした。
昔はワームの形とかも数種類しかなかったのでこういう形のワームが
出た時には、どうやって使うの？？って感じでした。
ギャンブラースタッドと合わせてよく使ってました。
いまでもスタッドは投げてます。
by コットンフィール (2007-04-13 20:18)
スタッドはノーシンカーよりもジグヘッドで使うイメージがあります。シーバスのダート釣法でスタッドが多用された時期もあるみたいですね。
by IKE-P (2007-04-13 21:48)
Googleでスラッグゴーを検索してたら引っかかりました。
いいですよねスラッグゴー！
私の愛用は4.1/2のアーカンサスシャイナーです。
ずっとノーシンカーかネイルシンカーをうめて使ってたんですが10年位前からダウンショットでも使用するようになり今はもっぱらそっちで使ってます。
シェイクした時の小刻みな微波動ロールと煽った時のキラッとヒラを打つ姿は非常にベイトフィッシュライクでまた、小さすぎないのでよく飛ぶし、いいサイズも釣れると・・・私にとってはイイとこずくめだったのですが・・・ストックがもう・・・ヤバイ；；
色々釣具店を回っても置いてなかったのでLanker cityのサイト見たんですが英語ワカンネって事でスラッグゴーで調べてた訳です。
大変失礼ですが私、IKE-Pさんって知りませんでした。プロの方なんですね。しかしスラッグゴーやフローティングワームの話とか見て親近感と言うか私の求めている物を求めている人が他にもいる喜びもあり書き込んで見ました。
また楽しいお話拝見させてもらいます＾＾
by たっくん (2007-04-22 01:15)
ベビースラッグゴーのダウンショットですか？！それは試したことがありませんでした。そんなに効果的だとはイイ事を教えていただきありがとうございます！誰も他にやる人がいないでしょうし、バスにとって目新しい存在に写るのかもしれませんね。
バスの市場は移り変わりが激しく、せっかくお気に入りを見付けてもすぐ廃盤になってしまったりで大変です。だから自分は気に入ったものは相当数をまとめ買いするようにしています。おかげで部屋はルアーだらけです・・・
by IKE-P (2007-04-22 22:01)