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バビンカ来るか? [その他]

今週末に釣りに行こう、或いはどこかに出掛けよう、と思っていた人は今朝の天気予報を見てまた溜め息が出たことでしょう。なんとまた台風が発生しているではないですか。
先日の14号も直撃こそせず列島から離れて東方向に逸れていってくれたものの、丁度週末のタイミングで接近してくるから始末におえません。もっとも、それが仮に平日だったとしても通勤が大変だったりと、それはそれできっと文句の1つでも出るのでしょうが。

雨が降らずとも、釣りにとって風は大敵です。特にボートを出そうとしているなら危険をも伴いますし、エレキの操船もままならずストレスが溜まるばかり。私も風速5m超がずっと吹き続けると予想される時には出艇を断念することもしばしばです。

特に水郷というのはなかなかの曲者。場所によって、寒い時期には筑波山から吹き降ろす風が吹く時もあるし、海方向から吹き上げてくる風も吹く。特にこうした風というのは一般的な天気予報には反映されない場合が多く、無風の予報だからとて安心は出来ないのです。

特に、利根川のように東西方向に長く流れている川においては風が吹き抜けてくるのです。高い土手に遮られていることもあって、風の通り道になる。これがどういうことかというと、風自体のベクトルが変わるということ。例えば陸上で南東の風が5mであったとしても、河川敷内ではそれが東風として集約され、風速10m近くなったりすることもある。

おまけに、本流では風裏となる場所はほとんど無い。風の通り道になってしまっているのですから当然です。やっとの思いでクリークに逃げ込んだとしても、そこでは東風ではなくて南風だったりする。南北に伸びているクリークは南風の通り道になっている場合があるということです。
また、利根川では風が吹き出してから荒れだすまでの時間が早いので、小型ボートの場合は注意が必要です。少しでも予兆を感じたら、あまり遠方まで行かないことです。

もちろんこれらは何も利根川に限ったことではない。水郷には東西方向に伸びている川というのは多いのですから。

そして風だけでなく、雨の場合は河川の増水などに気を付けなくてはなりません。いずれにせよ、週末にかけての台風の動きからは目が離せそうもありません。今週末もガイドだというのに、また中止にしないとならないのでしょうかねぇ。


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