ニュータックルに思うこと [物申す!]
昨夜、先週の土曜日に放送されていた釣り番組を観ました。土曜日はいつも釣りに出掛けてしまう事が多いので、録画しておいて後日観るというパターンが多いのです。
この時期ダイワの番組もシマノの番組も両方バスをやるだなんてどうしてだろう?と思っていたのですが観て納得、どちらもニュータックルのお披露目だったのですね。
昨年の今頃はバスに関する逆風が吹きまくって業界全体が相当にトーンダウンしていたものです。もっとも、結果的には決して良い方向に向かったわけではなかったのですが、まだ業界に新製品をリリースする余力が残ったということは悪い事ではないと思います。
既に新型のリールなどは雑誌にも出ていてかなりそそられるものはありますね。今年はギア比7:1というのがトレンドなんでしょうか。もっとも、アブ信者の私が国産の新鋭機を買うなんてことは絶対にないのですが、それでも昔からダイワとシマノの新型リールにはアッと言わされてきたものです。レベルワインダーがパカッと左右に開くリールが出てきた時などはこれ以上進化のしようがないのではとさえ思ったほどです。
今年もきっと大勢の人がフィッシングショーや新しいカタログで新型のリールを見て驚くことなのでしょう。でも私が知りたいのは、その後です。タイミング良くリールを買おうと思っていた人は新型を選ぶことでしょう。けれど、それまでの最高機種でタックルを揃えてきた人達はどうするのでしょう?すぐに全てを新型に買い替えられる人なんてそんなには多くないですよね。
これまで自分が使っていたタックルが最高だと思っていたのがその座を新型に取って代わられてしまう。カタログ然り、契約プロの使用タックル然り。ちょっと悲しくなりませんか?
そして数年後にはカタログ落ち。愛用のタックルが現行機種から脱落するというのはちょっとショックを受けないでしょうか。
かくいう自分は何度かそういう経験があります。新しいカタログを見てかえって落ち込んでしまった経験です。道具に対する愛着が強過ぎるのかもしれないですね。今では中古の買取をしてくれるお店も充実しているというのに自分が使ってきた道具というのを安易に手放すことが出来ません。
こんな自分は少数派なのでしょうかね。
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