SSブログ

9/28 静岡ライトゲーム [釣行記]

9/28~29にかけて社員研修の為に静岡県某所に出向いていました。
社員が一堂に揃うこの機会に、新製品関連のフィールドでの勉強会が行われます。かなり気温の高い日に当たってしまい、日中はまぁまぁキツかったです。

おおよそ新製品の試用時間が終わったところで一時解散となります。ホテルに戻るも良し、付近を散策しても良しですが、さすが釣具メーカーだけあって釣りをする人も多かったです。勿論自分もその中の一人。

それにしても、目の前に広い港湾部が広がっているというのに、釣りが出来るのはほんの一部・・・9割以上が立ち入り禁止/釣り禁止エリアでした。残念な事です。

まずは河口部でメッキを狙ってミノーを投げましたが無。続いて消波ブロックの穴にワームを入れてムラソイを狙いましたがこちらも無。止む無く水深のある港内で小型ワームを使う釣りにスイッチしました。果たして何か釣れる魚は居るのかね?

メバピョンピョン+ジグヘッドタケちゃんのウルトラライトワインド仕様を隠れ根の付近に落として軽くトゥイッチさせながら上方向に上げていくとドンッ!と何かがひったくっていきました。

230929-1.jpg

おぉ!タイニーオオモンではないですか!もっと南下しないと居ないものだと思っていました。

ほぼ同じ場所でまたヒット。でも今度は細長いぞ?

230929-2.jpg

エソでした。

一旦ホテルに帰り、皆で夜食。それが終わると自由時間なのでまた同じ港にやってきました。同じ港でも昼と夜とでは釣れる魚も違うし釣り方もガラリと変わります。自分はソルトゲームにはあまり強いこだわりがないので釣れれば何でもOKです。何か釣れてくれると嬉しい。

メバピンピン+ジグヘッドタケちゃん1.2gの組み合わせで水面下80cmくらいをミドストさせて引いてくるとブルブルしたバイトが頻発します。良い場所だと1キャスト3バイトくらいあります。しかしなかなか掛からない。自分はメバルプラッギング用のロッドを流用していたのですが、アジングロッドがあれば確率は多少上がるんでしょうね。

230929-3.jpg

ショートバイトに悶絶しながらもようやく釣れたのはネンブツダイでした。こいつの群れが常夜灯付近に集まっているようでした。

230929-4.jpg

そんなネンブツダイでも同じ場所を攻め続けるとバイトが減ってきます。バイト自体も浅くなる。そこでプレッシャーを掛け過ぎないように投げるコースを変えながら釣り続け、少しずつ数を稼いでいきました。

どうやら自分が居るスポットが一番魚が多いようで他の場所で釣っていた人は全く釣れていませんでした。そこでO君を呼んで同じ場所に入ってもらいました。O君はアジやメバルを普段から楽しんでいるアングラーです。O君も最初はちっとも掛からないネンブツダイのショートバイトに悶絶していましたがそのうちに連続ヒットに持ち込み始めました。アジングロッドを使っているわけではないのに何が違うの?

230929-5.jpg

聞くと、ドラグを超ユルユルにして釣っているのだとか。早速真似させてもらうとなるほど確かにフッキング率が向上しました。これは面白い!バス釣りではそんな釣り方しないもの。

そうこうしているうちに今度はエリアトラウト担当のI君がやってきました。常夜灯の下にチラホラ見えるネンブツダイを目の前にしてI君が始めたのがサイトフィッシング。群れの中でも反応の良い個体に狙いを絞り、魚の反応を見ながらワームのカラーをローテーションさせて確実にヒットさせていく様子を見てただただ唖然。

バス担当の自分が港内で魚の濃いエリアをいち早く見つけ出し、アジング経験に長けた人間がショートバイト対策でフッキング率を向上させ、エリアトラウト担当が魚の反応を見ながらのサイトフィッシングを展開するという・・・それぞれの得意分野の経験値がこのように活かされるんだなぁと感心してしまいました(笑)。

そんなこんなでネンブツダイを相手に皆で熱くなってしまい、気が付けばもうかなり遅い時間。しかし誰も「そろそろ帰ろう」だなんて言い出さない。この連中やばいな(苦笑)。さすがに自分は途中で戦線離脱。残った人たちはこの後も3時間ほど釣り続けていたのだとか。オジサンにはとても真似は出来ません。

遊び感覚で楽しむソルトライトゲームも面白いですね。ガチで結果を求めるとなると、奥が深い世界なのでしょうけれど。

gill-yahoo-sinkspider.png
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

9/23 今日の相模湖 [釣行記]

昨年にバスボートを手放してしまいましたが、装着していたエレキは手元に残しておきました。モーターガイドの旧TR-82Vです。K'sさんでシャフトカットとマウントカットをしてもらい、レンタルボート仕様に生まれ変わりました!

230923-1.jpg

バスボートの時はボイジャーバッテリーを2個繋げていたのですがレンタルボート用には24Vのリチウム(LifePO4)バッテリーを用意しました。中国のGTK製です。今月初旬にバッテリーが届きましたので、今日はこのバッテリーを初使用するため相模湖に行ってきました。

前日にかなりまとまった雨が降ったため秋山川は濁りと浮きゴミが多い状態。桂川筋に行こうと思いつつも、ウォーミングアップがてらボート店対岸にある竹杭(水中にオダあり)にコーデルのクレージーシャッドをキャスト。まだ薄暗い時間帯なのでとりあえずトップを投げてみました。もちろん釣れるとは思っていません。だってここ相模湖ですもの。

ところが予想に反して水面炸裂。思わず嘘でしょ?!と口に出ました。オダに巻かれてバレてしまいましたがまさか出るなんて思っていなかったのでビックリ。相模湖でトップに出るなんて思っていないし、しかもこの濁りの秋山川で出た。とっとと桂川筋に出るつもりが、思わず少し粘ってしまいました。やがて明るくなるにつれて白濁した水の色が露になり、ここでやっと桂川筋に向かいました。

桂川筋も濁っていましたが秋山川よりはだいぶマシでした。ビンターンとダウンショットで小バスをキャッチ。昨年~今年にかけて相模湖では小バス(20cm前後)を確認していなかったので今日は何か違うな?10数年前は小バスだらけだった時期もあるのです。

それだったら10数年前に良かったスポットを狙ってみるかな?すると案の定小バス連発。不思議です、ここ数年この場所は全然駄目だったのに。

230923-2.jpg
230923-3.jpg

さらに下流に向かうと、メインレイクにまでは濁りが到達しておらず勝瀬周辺を境に透明度が一気に上がりました。ベイトフィッシュの群れもあちこちに見えます。

230923-4.jpg

ここも小バスがエンドレスに釣れるスポットがありました。水深1~3mが小バス、4~6mまで落とすとキーパーサイズも混ざってきました。何となくわかってきました。

230923-5.jpg
230923-6.jpg

それだったら・・・と桂川筋の水深3~6mのレイダウンエリアをダウンショットで探ってみるとキーパーサイズが連発しました。サイズは上がりませんがバイト連発。どうしたの相模湖?ただ、連発する場所は限られており、スッカラカンの場所も多かったです。

実質的に魚を絞り出せたのは3箇所でした。また、2年魚ほどの小バスが多いのは良い兆候です。この先もバス釣りを楽しめるということでもありますから。

エレキに話を戻します。バスキャットの19ftに載せている時は船が重いせいもあってかTR-82Vもそんなにパワーがあるとは思いませんでした。挙動がモッサリしていた。しかし、軽いボートに82lbのエレキを載せると速いんですねぇ。ちなみに自分が初めて買ったエレキなんて28lbでしたよ。

時刻が16:30を周った頃、そろそろボート店に戻ろうかと思い始めた矢先、いきなりエレキが止まった!リチウムイオンバッテリーがシャットダウンするのは初めての経験でした。朝は5:30に出船したので11時間後にシャットダウンしたことになります。走行距離は6kmを超えた辺りだと思います。
まぁ、TR-82Vは12Vのバッテリーでも動くので(スピードは6割程度に落ちます)魚探用のバッテリーに繋げ直して無事に帰着しましたが。

230923-7.jpg

今回購入したバッテリーは24V60Ahのもの。というのも、モーターガイドFW-54V(54lb)と組んで使っているバッテリーは12V100AHなのですが、使用後の充電時間から考察すると容量の半分も使っていない事が多い。100AHはさすがに大容量過ぎたか?との考えもあり、単日釣行であれば60AH程度が適正なのではないか?と考えたのです。

しかし使用初日で使い切ってしまった。フィールドによって差異が出るでしょうけど、自分が相模湖を釣る分にはちょっと容量が足らなかったようです。

こりゃ、バッテリー買い直しかな?しばらく様子を見てみようとは思っていますが、きっと結果は変わらないでしょう。

gill-yahoo-mossa.png
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

8/11 今日のご近所 [釣行記]

今日からお盆休みに入ったという人も多い事でしょう。折角の連休ではあるものの台風7号の動向が気掛かりです。用事は連休前半のうちに済ませておこうと思っています。

そして近所のドブ川に遡上してきたシーバスも大雨が降るとリセットされてしまいます。台風で増水したらまたしばらく駄目になってしまうので今のうちに狙っておこうと思い、朝の2時間だけ行ってきました。

230811-1.jpg

結果、フラットAでセイゴをキャッチ。ボウズを逃れただけ御の字です。前回釣れたのもセイゴクラスだったので、今夏はこのサイズが多いのかな?

フラットAは固定重心の旧タイプ。フックはデフォルトが#4なのですが、化研の#6に付け替えています。自分は小さめのフックが好みなので#8に付け替えることもありますが、それでもちゃんと泳ぐのが固定重心の旧タイプフラットA。
旧タイプのフラットAは箱単位でストックを所有しているのですが、もう入手できないとなるとそれでもちょっと心許ない感じです。

gill-yahoo-sinkspider.png
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

7/29 今日のご近所 [釣行記]

暑さが苦手な自分は、猛暑の日中は釣りが出来ません。この時期になると朝の数時間だけ近所のドブ川でシーバス釣りに勤しむようになります。

しかし今季のドブ川は調子が良くなかったのです。生命感が薄かった。おそらくですが6月の大雨が影響しているのではないかと思っています。このドブ川も大増水してウィードも綺麗サッパリ流されてしまいました。ヘラ釣りの人と情報交換したところヘラも絶不調らしく、おそらく魚もだいぶ流されてしまったのではないかとのこと。入り込んでいるベイトフィッシュ(イナッコ)もだいぶ少ない。そして肝心のシーバスの気配もまるで感じられませんでした。せめてチェイス位あれば気持ちが折れずに釣りが出来るのだけれど、今期はそれすらなかったのです。

230729-1.jpg

しかし今朝はセイゴを1尾キャッチすることが出来ました。今季のドブ川初シーバス。ヒットルアーはディプシードゥ1。これで今季もシーバスが遡上してきた事がわかりました。今後は気持ちが保てそうです。ここから調子が上がっていってくれるといいなぁ。

以前にソルト用のリールとしてALXシータ3000SHを購入しました。ボートロックゲームなどで使ってみたのですが、ガッチリ感がかなり良かったです。

230729-2.jpg

気に入ったのでドブ川シーバス用としてALXシータ2500SHも追加購入していました。これまた、クランクベイトもバイブレーションも軽やかに巻けてしまう。巻物には最高のスピニングリールと感じています。
バスのライトリグ用には軽いMGXシータの方が良いけれど、総合的に見たらALXシータはこれまで自分が使ってきたアブのスピニングリールの中でもズバ抜けて優秀。自分の場合は隣市の販売店で半額で売られていたので1万3千円程度で買えました。使っている人を見たことがないですが、これは本当に良いリールですよ。

otsuka-nezakanataisho.jpg
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

7/8 今日の相模湖 [釣行記]

暑さが苦手な自分はそろそろシーズンオフかな?と思いつつも曇天の予報だったので相模湖に出掛けてきました。もしどうしようもなく暑かったら早上がりすれば良いのだし。

しかし、今日は一日中曇天で適度に涼しい風も吹いてくれました。家にいるよりもむしろ全然快適でした。

時期的なこともありまずは秋山川上流部を目指しました。しかし、考えることは皆同じで朝方は大船団になっていました。桂川筋の水温が23度台だったのに対し秋山川上流部は20度台と冷たい水が流れ込んでおり、見えバスも非常に多かったです。群れでクルーズしている様子も多々見受けられました。こんな様子を見たら皆さん離れられなくなっちゃいますよね。

なのでしばらくは激戦区の様相を呈していたのですが数時間後にはガラガラになっていきました。魚は沢山見えるものの天才君ばかりでルアーには見向きもしません。誰かが魚を釣っているシーンにも全く出くわしません。諦めた人からこの場を去っていく感じです。

230708-1.jpg

自分のスキルでは秋山川の天才見えバス軍団には太刀打ちできないと早々に悟り、浚渫跡の水深4mラインで流れが一番当たる側の部分をダウンショットで攻めて42cmをキャッチしました。

周りは全然釣れている様子がないけれど、あえて見えバスはスルーして浚渫跡を丹念に攻めるのはアリかもしれないなぁと思いました。しかし10時過ぎには秋山川の流れが弱まってしまいました。すると見えバスも徐々に散っていき、秋山川のパワーが弱まった気がしたので桂川筋を上流に向けて流していきました。

230708-2.jpg

秋山川上流部ほどの数ではなかったですが桂川筋にも見えバスがかなりいました。桂川筋ではスモラバの提灯釣りで1尾ミス、水通しの良い岬周りのダウンショットで1尾ミス、ようやく釣れたと思ったらニゴイでした。

結局キャッチしたのは朝の1尾のみ。でも、終日ドキドキしながら釣りをしていました。何せ魚が沢山見えますから。中には興味のある素振りを見せる魚もいますしね。一瞬、コレか?!と思うのですが喰うまでにはなかなか至らない。
これはアレだ・・・キャバ嬢に入れ込んでしまうサラリーマンだ(笑)。気があるような素振りを見せられるとなかなか見切りが付けられずにズルズルと時間やお金を注ぎ込んでしまうやつです。実際は掌で転がされているだけなんですけどね。

otsuka-nezakanataisho.jpg
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

6/17 今日の相模湖 [釣行記]

今日は相模湖に行ってきました。

思ったより水が濁ってる?そして水温が17度台と予想以上に低かったです。都内の天気を基準にしてはいけないですね。

朝は秋山川からスタート。魚探を見ると2~3mの辺りに複数尾のバスらしき反応が出ます。しかしさすがは相模湖の天才バスだけあって私のダウンショットは見向きもされませんでした。
本湖のボート店からも続々と秋山川に上がってきます。アッという間に人だらけ。秋山川を出て桂川筋の上流を見に行くことにしました。しかし、余計に白濁が強くなっていったので途中でUターンして下流に。

230617-3.jpg

午前中は丁度吉野の辺りまで強い白濁が入っていました。ただ、この日は本湖もうっすらと白濁しており、結局はその中で釣らざるを得ないようでした。

230617-1.jpg

見えバスの姿は数えるほどしか確認できませんでしたので、怪しいと思われるオーバーハング下にシンクスパイダーをスキッピングで撃ち込んでいきました。3バイト1フィッシュ、唯一キャッチしたのは46cmのグッドサイズでした。

それにしてもバイトが遠い(汗)

秋山川~勝瀬までの間がこの日は良い(他よりマシ)と思えたのですが、その反面アングラーの数もかなり多かったです。ベイトフィッシュの数、鵜の数などからもこのエリアが正解なのではと思いましたが、それでもバイトが遠いので、それであれば水が多少悪くても上流域で単発バイトを狙っていこうと思いました。

午後になると最上流域はだいぶ水質も良くなってきていました。夕方近くになるにつれて見えバスの姿もチラホラ出てきましたが上手くバイトに持ち込めず撃沈。

230617-2.jpg

終了時刻間際、朝イチに魚探で確認した秋山川のバスの群れが気になり付近を探してみると・・・数は減っていましたが居ました。ダウンショットを撃ち込んで小バスを1尾キャッチ。良いサイズも混ざっていたと思いますが小さい魚が喰ってきたようです。

今日は気温が30度を超えるとの事で暑さに警戒していたのですが風があったせいか思ったほどキツくはなかったです。もっとも、オーバーハング下の日陰にばかり入っていましたけど。リザーバーは日陰が沢山あってイイですね。

gill-yahoo-mossa.png
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

6/8 今日の三島湖 [釣行記]

現在ヒロ内藤さんが日本に滞在しており、本日はBasserさんの取材が三島湖で行われました。自分の役割は内藤さんの送迎係。

内藤さんと記者さんが出艇するのを桟橋で見送り、それからのんびりと準備をして自分も出艇。本日はれっきとした勤務日ですので、ルアーのテストと撮影名目です。プロトのルアーはだいぶ良い感じに仕上がってきました。

単純にバスを釣ろうと思ったら、時期的にはもう縦ストラクチャーが効くんだろうなということでシンクスパイダーを沖のブイ下ロープに沿ってフォールしていくと2mも沈めないうちにラインが走ります。

230608-1.jpg
230608-2.jpg

ブイだけラン&ガンしても今日は充分釣りになったかと思います。不思議と岸沿いの岩盤がイマイチだった気はしますが、たまたまかな?今日は諸事情あって14:00には撤収となりました。

今日はともゑボートさんにお世話になったのですが、平日にも関わらずボートもほぼ満艇で駐車場も満車でした。これには内藤さんも驚かれていたので、昨今のレンタルボート事情を色々と説明させていただきました。

230608-3.jpg

ヒロ内藤さんの記事は6月26日発売号のBasserにて掲載予定です。ちなみに内藤さん、昨日も別の場所で他誌の取材でした。昨夜の睡眠時間3時間半だったそうです。結構タフなので驚いてしまいます(汗)。

gill-yahoo-bfswimmy.png
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

5/28 広田湾ボートロックフィッシュゲーム [釣行記]

5/28は広田湾のフィッシングガイド45さんにお邪魔してボートロックフィッシュゲームを堪能してきました。

前日の晩は遅い時間までクロソイ釣りに熱中してしまったため睡眠時間4時間となってしまいました(汗)。

230530-1.jpg

三陸のボートロックフィッシュゲームというと波が荒くて大変なイメージがありますが、広田湾内は湖かと思えるほど穏やかな水域です。この日は広田湾内でも若干のウネリがあったものの、外海ではとても釣りにならなかったことでしょう。自分のような遠征組にとってこれが本当にありがたい。ここなら出船中止になる可能性がとても低いから。

この日はAPIAのロックフィッシュアンバサダーでもある中嶋さん、スミステスターの八重樫さんが同船。自分以外は豪華なメンツです。

230530-2.jpg

皆さんとても優しいので、私にミヨシで釣るよう勧めてくれました。

230530-3.jpg

そのおかげで、船内のファーストフィッシュは自分が釣りました。ありがたや~。

しかし私以外は皆さんロックフィッシュゲームのエキスパートばかり。この日はなかなか渋い日に当たってしまったようなのですが、皆さんバイトが遠い中でも着実に釣っていきます。

230530-4.jpg

見ていると皆さんマメにカラーやリグのローテーションなどをあれこれと試していました。中嶋さんはゲーリーグラブの#363(グリパンブルー)でしっかりと良型のアイナメをキャッチしていましたし、八重樫さんはこの日の当たりカラーが根魚大将のグリーン/ゴールドフレークと早々に見出して良型を連発。

自分は何故か前夜の漁港編に続いて今日もムラソイゲット。千田船長曰くムラソイは年に数本しか釣れないのだとか。これは多分、自分のワームの操作癖がムラソイに合っているんでしょうね。そしてそれが本命がイマイチ当たらない理由なのではないかと。

その後は狂輪波でアイナメも追加しましたが、サイズには恵まれずでした。

230530-5.jpg

しかし、絶景の中での釣りはやっぱり新鮮でした。
釣りをしている間は雨が降ったり止んだり。しかし下船後に本降りとなったのでギリギリセーフといった感じでした。

ちなみに広田湾での一番人気はシーバスだそうです。ここはもしかすると日本のボートシーバスゲームが楽しめる最北ではないかな?東京湾のボートシーバスのようなマンメイドストラクチャー撃ちはありません。自然の景色の中での釣りになります。シーバスアングラーの方は是非一度チャレンジしてみて欲しいです。

gill-yahoo-sinkspider.png
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

5/27 岩手漁港ロックフィッシュ [釣行記]

東北で釣れるロックフィッシュの中でも自分が一番好きな魚がクロソイです。漁港の岸釣りで釣れるクロソイはおおむね30cm未満のサイズになります。狙う時間帯は夜。

夜間のクロソイは中層に浮いているイメージです。1/8oz程度のジグヘッドが一番釣りやすく、時にはノーシンカーも効く。バス釣りのフィネスフィッシングが得意な人ならハマること間違いなしです。

過去に岩手に出向いた際には漁港での数釣りが楽しめました。ただ、自分の場合は現地のエキスパートの人が案内してくれているのでだいぶ恵まれていると言えます。

ところが近年、そうした現地のエキスパートの人達が口を揃えて「クロソイがめっきり減った、以前のようには釣れませんよ」と言うのです。一時期、釜石周辺でメバルが増え、それに反比例するようにクロソイが減ったようにも思えていたのですが、現在ではそのメバルも減ってしまったとのことです。

そんな状況でしたので、過度の期待はせずクロソイを狙いました。でも、せめてクロソイの顔は拝みたいなぁ。

5/27の夜はスミステスターでもある八重樫さんに案内をお願いしました。何箇所かピンポイントで狙っていた場所があったようですが、土曜日の晩という事もあり先行者とのバッティングが多かったようです。

何箇所目かの漁港で沖目に投げた根魚大将2.8インチにバイト。やっと来た!真っ暗なので、釣り上げた後にライトで照らさないと何の魚が釣れたのかはわからない。

230529-1.jpg

クロソイか?と思いましたがムラソイでした。ムラソイも好きな魚なので全然ウェルカムです。ただ、ムラソイが釣れる場所ではクロソイは釣れないことが多い気がします。

八重樫さんが本命場所と目していたピンポイントの先行者が居なくなりました。早速入釣します。狙っていたのはスロープの沖側。八重樫さんにキャストする方向まで教えてもらい、言われた通りに引いてくると1発ヒット。
さすがは地元のエキスパート!指示は完璧でした。しかしこれを自分がバラしてしまうという大失態。そしてその後はもうヒットがないという。折角チャンスを作ってもらったのにそれを不意にしてしまう自分が情けない。

次の漁港も人が多く本命場所には餌釣りの先行者あり。少し外れた場所で釣り開始。ロープが沈んでいそうな場所だったのでガード付のジグヘッドを使いました。すると手前まで引いてきたところでムズッとしたバイト。大した手応えではなかったので一気に寄せて抜き上げたらフックが外れて危うくオートリリースするところでしたが辛うじて阻止。ライトを当てると・・・クロソイでした!

230529-2.jpg

さらに同じ漁港内でクロソイを1尾追加。

230529-3.jpg

昔と違ってバイトが単発ですが、何とか本命を手にできて一安心。その間、八重樫さんは複数尾釣ってました。さすがに釣り慣れています。

そして最後のポイント。灯りがなく暗い場所。壁際でバイトあり。抜き上げてみるとシルエットがちょっと細長いような?八重樫さんに確認してもらうと、ドンコとのこと。初めて釣りました。

230529-4.jpg

ちなみにヒットルアーは全て根魚大将2.8インチ。カラーはオレンジ/ゴールドフレークとナチュラルグロー。

釣り終えてみると、確かに昔と比べてだいぶクロソイが減ったとの印象は持ちました。以前のように連発するということがない。魚が減った要因はわかりませんが、何とか持ち直してもらいたいところです。

gill-yahoo-mossa.png
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

5/21 今日の霞ヶ浦水系某川 [釣行記]

そろそろ代掻きも多少落ち着いてきたかな?ということで霞ヶ浦水系某川に行ってきました。

まだ代掻きの濁りはありましたが、場所によりけりという感じでした。川全体が白濁しているという最悪な状況は脱しているようでした。水温は20度台。楽勝ムードで釣り始めましたが・・・

230521-1.jpg

朝はトップウォーターやジャークベイトを中心に試していきました。ロングAに葉っぱが引っ掛かったかと思いきや小バスが釣れていました(笑)。今日はシャローに数匹で群れて泳いでいる20cmクラスのバスを多く見掛けました。ちゃんと再生産されている証拠です。

陽が上がったのでマット撃ち開始。テナガホッグに1バイトありましたが離されてしまいました。その後、とにかくバイトが遠い。

230521-2.jpg

少し思うところがあって今日はヘビーロッドに3/8ozのテキサスリグでマット撃ちをしました。普段はこれより少しライトな仕様です。すると40cmジャストのバスをキャッチできました。これか?!と思ったのですが続くバイトは得られず。

その後はスパイニークローラーで外道を1尾釣ったのみで終了。

**********

マット撃ちに関しての「思うところ」について説明します。

かつてこの川は自分のホームフィールドでした。その後10数年ほどこの川でのボート釣りはやりませんでした。アルミボートをカートップする体力がなくなった事、この川の震災時の被害が大きく、この川で釣りをする気がなくなってしまったという2つの理由によります。そして昨年から再びこの川でボート釣りをするようになったというわけです。

ここで、この川で2009年に撮影した写真を紹介します。この植物は「ミズヒマワリ」です。

230521-3.jpg
230521-4.jpg

当時この川ではミズヒマワリが物凄い勢いで増殖していました。場所によっては川の中央付近にまでミズヒマワリのマットが広がっていたりしました。だから当時やっていたマット撃ちはミズヒマワリの攻略を指していました。

230521-5.jpg

そして現在。昔と同じようにマットが広がっていますがこれはミズヒマワリではなくナガエツルノゲイトウという別の植物。

230521-6.jpg

ミズヒマワリも少しは残存しているけれど、かつての勢いはどこへやら。すっかり追いやられてしまっています(写真の中央付近、大きい葉の植物が僅かに残ったミズヒマワリ)。

現在のこの川のマット撃ちとなると、必然的にナガエツルノゲイトウを攻略することになります。10年前のマット撃ちと現在のマット撃ちでは似て非なるものなのです。

30年ほど前、当時印旛沼で開催されていたチャプタートーナメントのウイニングパターンというのが「モグラ叩き」と言われていたもので、鹿島川河口付近に広がっているナガエツルノゲイトウをヘビーテキサスリグで攻略するというものでした。自分もその釣法で優勝したことがあります。

今日は当時を思い出して少しヘビーなテキサスリグを使ってみた次第。だって同じ植物なんですからね。

ちょっと話が脱線しますが、この川の近隣の農家さんはナガエツルノゲイトウが水路、水田、畦道などに侵入することを相当に警戒しています(地元のJAが近隣農家向けに注意するよう呼び掛けています)。そのために強い除草剤も使われています。

そのためか、この川と並行して流れる農業排水路ではナガエツルノゲイトウやミズヒマワリが繁殖している様子は(一部を除いて)見られません。この農業排水路、雰囲気はメチャクチャいいのですがバスもヘラも全くと言っていいほど居ない。そしてこの「草が生えない」「魚が住まない」水が排水機場を通じて人為的に川に排出されるというわけです。

最近よく耳にする「ネオニコチノイド」は殺虫剤。でも農薬って殺虫剤だけではないのです。魚が大量死するような場合は、自分はむしろ除草剤の方が怪しいと考えています。

gill-yahoo-corot.png
nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー