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2020-07-05 [その他]

今年もまた大きな水害が起きてしまいました。
コロナウイルスの影響で避難所などでの衛生面も気になりますし、今年は社会福祉協議会の方針で他県からの災害ボランティアが入れそうにありません。

自分は2015年の鬼怒川決壊で茨城県の常総市、昨年の台風による水害では栃木県の佐野市で復旧活動に加わってきていますので今回の熊本県の水害もこれからの復旧活動がどれほど大変な事になるのかおおよその予想は付きます。まだ梅雨が続き、それが終わると暑い夏が来る。その暑さの中での復旧作業は想像を絶します。そして復旧作業には数ヶ月を要する。

被災家屋を元に戻すのにどれほどの費用が掛かるのかも知っている。床上浸水の場合は壁面の断熱材も泥水を吸ってしまっているので変えなくてはいけない。ほとんどリフォームに近い費用となります。

昨年の佐野市では、避難所となっていた中学校の校庭に水没した車が何台も無残な姿になっているのを見ました。住民の皆さんは急いで中学校に車で避難をしてきた。ところがその中学校の校庭自体が水没してしまったのです。

避難所というのはあらゆる災害に対応できるわけではありません。そこに来てしまったがために損害を被ることもあるのです。常日頃から、自分の住んでいる地域の避難所、避難経路、避難の手段など確認しておいて欲しいです。そして、早目早目の判断も。
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