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2/7 ルアーショップ叶 [エグリ]

出張に出掛けた日の晩は当然現地の釣具屋さんに直行です。都内近郊のショップにはないものがあれこれ出てくるからたまらない。特に珍しいものが目当てならば個人経営のプロショップが狙い目です。
今回は大阪出張でしたので谷町にあるルアーショップ叶(かのう)さんにお邪魔しました。

叶さんはネットショッピングが出来るホームページもあります。今回は事前におおよその目星を付けてからお店に出向いてきました。ただ、全ての商品をネットショップに掲載しているわけではないそうなので、実際にお店に行ってみるに越したことはないです。

チャターフロッグ3/8oz
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大阪方面では一時期、本家Z-MAN製のチャターベイトが300円台で大量に出回りました。関東にはあまり出回らなかったので羨ましいと思っていたものです。
それらも今ではほとんど売り切れてしまっていますが、叶さんには1/4ozのチャターベイトと3/8ozのチャターフロッグが¥350~380でまだ残っていました。自分はとりあえず3/8ozのチャターフロッグを6個ばかり購入。これだけ安ければ臆せずガンガン使えます。付属のツインテールのトレーラーは使わずに別のトレーラーと組み合わせてみる予定。
ただこの爆安チャター、フックに関してはがまかつ製になる以前のもので、鋭さに関してはちょっと微妙です。

コットンコーデル・ビッグウイグルオー
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このジャンルの王道はウイグルワートであることは間違いありません。そしてコーデル版のそれはウイグルオーです。ウイグルオーは廃盤品ですが知っている人は多いでしょう。でもビッグウイグルオーはなかなかのマイナー品です。

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普通のウイグルオーと比べてこのサイズ感です。なお、ラスト1個を私が買ったので、完売。

コットンコーデル・グラップラーシャッド
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グラップラーシャッドは現在は廃盤商品です。
コーデルのシャッドと言えばCCシャッドの方が有名ですが、CCシャッドはかなりワイドウォブリングの変わり種なので好き嫌いは分かれると思います。一方のグラップラーシャッドは見た目にはあんまり・・・ですが、ボディーフォルムだけ見てみるとシャッドプラグとして正統派であることがわかります。安かった(¥650)ので2個買ってみました。

ボーマー・ポップンシュリンプ
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比較的短命に終わった製品で現在は廃盤品です。
昨年霞ヶ浦水系のトーナメントでヘドンのポップンイメージJr.が活躍しましたが、自分はポップンシュリンプを試してみようかと思っています。岸釣りではあまり遭遇しないのですが、ボートでアプローチすると護岸沿いでバスに追われたエビが飛び跳ねる「エビボイル」が出ることがあります。そんな時に試してみたいと思いました。サイズがちょっとデカイのが気にはなりますけど。

ストーム・ベビーバグ
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飴色に変色したパッケージがマニアにはたまらないはず(笑)。ストームがラパラグループ傘下に入る以前の製品ですからそれなりには古いと思います。

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チャグバグは今も昔も人気のルアーですが、どういうわけかベビーバグはその存在すら知らないという人も多いのでは?この手のものは将来レア化する可能性有だと思っています。なおこのモデルはRXP51というモデルになるのですが、現行品のラトリンチャグバグのCB06モデルがこの後継になるのかもしれないですね。

コットンコーデル・スライディンスポット
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オジサン世代にとってコーデルのスポットというと現行型(ボーマーラトルAと同一品)ではないんです。なので、旧型のスポットを見付けるとついつい手が伸びてしまうのですが、これは旧型スポットの中でも変わり種のスライディンスポット。
ドロップザラ、ドロップポップRなどと同様、ベリー部分のフックが中通しになっています。特にバイブレーションプラグでは理に適ったシステムだと思うのですが、人間受けが悪かったようですね。

ヘドン・タドポリー
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オジサン世代には馴染み深いプラグですが、とうの昔に廃盤になっています。エリアトラウト用のサイズのものはともかく、通常サイズのX9000モデルはもう静岡以北には残っていないんじゃないかと思います。こんなルアーが普通に残っているのが大阪ショップの凄いところ。

ヘドン・ミスティックトーピード
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独特なオイルのようなギラツキの表面加工がなされたカラー。スミスがこれを売っていた当時はまるで人気がなかったと記憶しています。今回は所有していなかったので買ってみました。最後の1個を私が買ったので完売です。

スライダー・バスクラッピーグラブ
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スライダーのバスグラブは知っている人が多いですよね。クラッピーグラブも知っている人が多いですよね。でもその中間があるというのを知っている人は少ないはず。それがこの「バスクラッピーグラブ」です。

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でもこのサイズ感、今となっては定番となっているレッグワーム2.5インチとほぼ同一。このサイズ感、そしてバランスをとうの昔に見出していたチャーリー・ブリューワーさんはやっぱり天才かも。
なお、残っていた在庫を全て私が買ってしまったので完売です。

スミスウィック・デッドスティックログ
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一時期随分と流通したデッドスティックログも気が付けばほとんど店頭から消えてしまいました。使いこなすのが難しいと聞いていたのでこれまで手を出すことのなかったルアーなのですが、資料として所有しておこうと思って探したのですがどこにもない!
ようやく叶さんで見つけて購入しました。ラスト1個でしたのでこれで完売です。今の時代に発売されていたら、少しは市場評価も違ったのかな。

レーベル・ポップR(P70)
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現行のマグナムポップR(P65)よりもさらに大きいP70。
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これって自分が高校生の頃に売られていて、バイト先の店でも仕入れてみたのですがデカ過ぎるという事で当時は全然売れませんでした。一般的なポップR(P60)だと少し小さいし、かといってP70だとデカイ。その点マイケルは丁度良かったんです。ポップRにも3/8ozがあればなぁと当時は思っていました。

時代は変わりビッグベイトも一般化した今、オリザラですら特別大きいとは感じなくなりました。そして今になってからポップRのP70が欲しくなってしまったのです。そして久し振りに手にしたP70は、昔に感じた「デカイ!」という感覚がなかったです。やはり自分のサイズ感覚が麻痺してしまったのでしょう。

ちなみに叶さんに残っていたP70は以前に魚矢さんが復刻したものです。復刻物といえどもう残っている店はほとんどないはずです。そして叶さんに残っていた在庫は私が全て買ってしまったのでこれにて完売です。

バンディット・スクエアビル
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バンディットのスクエアビル(SBRS10)が発売されたのはバンディットがまだPRADCO傘下に入る前の話です。そしてPRADCO傘下になった際にスクエアビルは廃盤となってしまいました。

そして2018年の秋にラックイットが発売になります。リップ形状やサイズ感ゆえ、ラックイットの事をスクエアビルの再販だと思っている人が多いようですが、違います。両方持っている人だったらおわかりですよね。この2つはボディー形状がまるっきり違います。

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・スクエアビルの方がファット。ラックイットは薄い。
・スクエアビルの方がラトル音が低い。
・ラックイットの方が腹部後ろ側の湾曲がキツい。
・ラックイットの方がやや全長が長い。
・リップ形状やフックの仕様も違います。

スクエアビルは発売していた時期が短いということもあって玉数的には少ないですが、今ならまだ店頭在庫が残っているお店もあります。チョイ大きめのシャロークランクが好きという人は今のうちに買っておくのがいいと思います。

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地域によって売れ筋というのは微妙に違うもので、大阪や名古屋のショップは面白いものがいろいろあります。ですので出張に行くたびにこうして散財しまくり(汗)。仕事に行けば行くほどお金が減るという悪い流れです。

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