SSブログ

5/26~28 岩手訪問 [東日本大震災]

5/26~28にかけて2泊3日で岩手に出向いてきました。
定期的に岩手県には足を運ぶつもりでいたのですが、コロナ禍という想定外の要因が発生してしまったためかなり久し振りの訪問になってしまいました。

自分が行かなかった間に三陸道路が開通しました。これによって仙台から八戸まで無料で行くことが出来ます。今回初めて利用しましたが、車の流れもスムーズだったため思いのほか早い時間に宮古市に現地入りすることが出来ました。勿論、費用の面も多少抑えることが出来ます。

少し駅前の方面を散策してみましたが、以前と比べて歩いている人や開いている店が減ったような気がしました。その一方で幹線道路沿いにはチェーン店系の大型店舗などが増えているので一概には言えませんが、街中が少し寂しく感じられたのは事実です。数年前にコロナ禍で制限が掛かっている最中は街中を歩いている人もほとんどいなかったのだとか。そしてその間に営業を辞めてしまったお店も少なくはなかったのだそうです。

230528-1.jpg

27日は浄土ヶ浜マリンハウスさんを訪問。こちらもコロナ禍により観光客が激減して大打撃だったようですが、現在は物凄い人数の観光客が足を運ぶようになっているようで、その点ではだいぶ安心しました。

自分もボートを借りて釣りをしましたがノーヒットで終了。後から来た若い2人組のアングラーが居たのですが早々にグッドサイズのアイナメをキャッチ。キャッチするや否や、急いで桟橋に向かっていました。これはスタッフに検量をしてもらうため。つまりこの人達は最初から大物ダービーにエントリーをすることを念頭に置いて釣りをしていたという事になります。

浄土ヶ浜マリンハウスの大物ダービーは自分が発起人となってスタートさせたイベントです。現在自分は運営からは外れていますが、今でもこうして現地のアングラーに受け入れてもらっているという現状は嬉しいの一言でした。自分からは今年の協賛分としてベイライナーのロックフィッシュロッドを1本置いてきました。

28日は午前中にボートロックを楽しんだ後、陸前高田市内を見て回りました。数年間の間にだいぶ変わったという印象を持ちました。

230528-2.jpg
230528-3.jpg
230528-4.jpg

新しく追悼施設や資料館などを含めた立派な道の駅が出来上がっていました。奇跡の一本松もこの公園内の一部となっていました。そして自分が現地のNPOと一緒に行方不明者の捜索をしていた古川沼もすっかり綺麗に整備されていました。

230528-6.jpg

自分達が泥をさらって必死に行方不明者の捜索をしていた場所で、今では観光客が普通に歩いている。それが復興というものなのかもしれないけれど、当時の悲惨な光景を知っている身としては何とも言えない複雑な気持ちになりました。

230528-5.jpg

この道の駅にある追悼施設、そして離れた高台の上にある追悼施設。その両方で黙祷を行ってきました。それも今回の岩手訪問の目的の1つです。ここで手を合わせるのは今回で何度目だろう。

釣りの話はまた後日に。
nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。