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5/21 今日の霞ヶ浦水系某川 [釣行記]

そろそろ代掻きも多少落ち着いてきたかな?ということで霞ヶ浦水系某川に行ってきました。

まだ代掻きの濁りはありましたが、場所によりけりという感じでした。川全体が白濁しているという最悪な状況は脱しているようでした。水温は20度台。楽勝ムードで釣り始めましたが・・・

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朝はトップウォーターやジャークベイトを中心に試していきました。ロングAに葉っぱが引っ掛かったかと思いきや小バスが釣れていました(笑)。今日はシャローに数匹で群れて泳いでいる20cmクラスのバスを多く見掛けました。ちゃんと再生産されている証拠です。

陽が上がったのでマット撃ち開始。テナガホッグに1バイトありましたが離されてしまいました。その後、とにかくバイトが遠い。

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少し思うところがあって今日はヘビーロッドに3/8ozのテキサスリグでマット撃ちをしました。普段はこれより少しライトな仕様です。すると40cmジャストのバスをキャッチできました。これか?!と思ったのですが続くバイトは得られず。

その後はスパイニークローラーで外道を1尾釣ったのみで終了。

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マット撃ちに関しての「思うところ」について説明します。

かつてこの川は自分のホームフィールドでした。その後10数年ほどこの川でのボート釣りはやりませんでした。アルミボートをカートップする体力がなくなった事、この川の震災時の被害が大きく、この川で釣りをする気がなくなってしまったという2つの理由によります。そして昨年から再びこの川でボート釣りをするようになったというわけです。

ここで、この川で2009年に撮影した写真を紹介します。この植物は「ミズヒマワリ」です。

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当時この川ではミズヒマワリが物凄い勢いで増殖していました。場所によっては川の中央付近にまでミズヒマワリのマットが広がっていたりしました。だから当時やっていたマット撃ちはミズヒマワリの攻略を指していました。

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そして現在。昔と同じようにマットが広がっていますがこれはミズヒマワリではなくナガエツルノゲイトウという別の植物。

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ミズヒマワリも少しは残存しているけれど、かつての勢いはどこへやら。すっかり追いやられてしまっています(写真の中央付近、大きい葉の植物が僅かに残ったミズヒマワリ)。

現在のこの川のマット撃ちとなると、必然的にナガエツルノゲイトウを攻略することになります。10年前のマット撃ちと現在のマット撃ちでは似て非なるものなのです。

30年ほど前、当時印旛沼で開催されていたチャプタートーナメントのウイニングパターンというのが「モグラ叩き」と言われていたもので、鹿島川河口付近に広がっているナガエツルノゲイトウをヘビーテキサスリグで攻略するというものでした。自分もその釣法で優勝したことがあります。

今日は当時を思い出して少しヘビーなテキサスリグを使ってみた次第。だって同じ植物なんですからね。

ちょっと話が脱線しますが、この川の近隣の農家さんはナガエツルノゲイトウが水路、水田、畦道などに侵入することを相当に警戒しています(地元のJAが近隣農家向けに注意するよう呼び掛けています)。そのために強い除草剤も使われています。

そのためか、この川と並行して流れる農業排水路ではナガエツルノゲイトウやミズヒマワリが繁殖している様子は(一部を除いて)見られません。この農業排水路、雰囲気はメチャクチャいいのですがバスもヘラも全くと言っていいほど居ない。そしてこの「草が生えない」「魚が住まない」水が排水機場を通じて人為的に川に排出されるというわけです。

最近よく耳にする「ネオニコチノイド」は殺虫剤。でも農薬って殺虫剤だけではないのです。魚が大量死するような場合は、自分はむしろ除草剤の方が怪しいと考えています。

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