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ゲーリーヤマモト オケラ廃盤 [ゲーリーヤマモト]

2022年、カタログから消えたルアーの1つにゲーリーヤマモトのオケラがあります。

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このワームはスミスがゲーリーヤマモト社に委託して生産してもらっていた製品なのでアメリカでは発売されていません。自分もこれまでかなりの数のバスをオケラで釣ってきました。メチャクチャに釣れるワームの1つだと思っています。

ただ、サイズがあまりにも小さいのでアピール力不足は否めません。魚がいるかどうかわからないような場所で使うとかえって効率を下げてしまいます。が、確実にいるとわかっているピンスポットで何とか魚に口を使わせるような釣りとなればこのワームは滅法強い。真冬の霞ヶ浦水系の消波ブロック撃ちでも大活躍したワームでした。この釣りでオケラに釣り勝てるワームはそうそうないです。

オケラを使った釣りというのはフィネス中のフィネスといった印象。3インチクラスのライトリグでも喰わない、或いはショートバイトでスッポ抜けが多発するとなればオケラの出番となる。私の中でも間違いなく最終手段の1つとなっていました。ハイシーズン中には使いませんでしたけど。

元々オケラは当時JBワールドプロ(現TOP50)に在籍していた鈴木利忠プロがスミスに開発要望を上げて実現したもの。キャロなどでの使用も視野に入れたものでした。自分にはライトリグで使う超小型ホッグという発想自体がなくもっとナチュラルな要素に寄せた方がいいんじゃないかと思っていましたが、実際に使ってみるとその素晴らしい釣果に唸らされたものです。オケラというネーミングも鈴木プロの命名で、どこにでも潜り込んでいくという意味合いがあるものでした。

本来この手のワームはトーナメンターのキーパー集めに重宝する存在だと思うのですが、今となってはFECO登録のない製品はトーナメンターは使えません。かといって一般アングラーはそこまでシビアなワームを必要とする人は少ない。というわけで需要の低下に伴いカタログ落ちとなってしまった次第です。

自分は、手持ちにあと20パック位はあるかな?とはいえ消耗の激しい素材なのでその気になればその程度は短期間で簡単に使い切ってしまうはず。これからは激タフの時以外は使用を控えて、節約しながら使っていかないといけません。

オケラユーザーの方は今のうちに店頭在庫を探して確保しておいて下さい。

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ハウス

初めましてハウスといいます。先日、知人より譲り受けたタックルボックスでスミスSMITH製の killerlotionを見つけました。おそらく40年程前の初期の頃のような感じです。 IKE-P様が以前お探しになられていたブログを拝見しました。必要でしたらお譲りしますがいかがですか?またお返事くださいませ
by ハウス (2022-03-13 02:28) 

IKE-P

ハウス様、お知らせいただきありがとうございます。

自分も某店にて在庫を見付けまして確保しています。お心遣いに感謝します。

by IKE-P (2022-03-13 19:25) 

ハウス

よかったです。
今後もブログ楽しく読ませていただきます
by ハウス (2022-03-13 20:36) 

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