いつまでも釣りを楽しむために。 [その他]
ルアー開発の仕事というものはやりがいのある仕事です。発売されたルアーを使って釣れました!であるとか、トーナメントで入賞しました!などという話を聞くと本当に嬉しくなってしまう。
一方、私はカタログ制作の業務も兼任をしているのですが、こちらはあまり反響というものが聞こえてくることがありません。結構企画段階から構想を練っているのですけどねぇ。まぁ、カタログという存在自体、発売されている製品が一通り掲載されていれば最低限はいいわけで。
先月下旬に発売されたBasserさんの最新号。何気なく読んでいたら、今年のスミスのカタログが褒められていた!!担当としては非常に嬉しい限りです。褒められていたのはこのページ。
2021年のカタログを製作するのには例年以上に苦労をしました。何せ写真が少ない!一例としてトーナメント関係の写真などはコロナ禍の影響で会場撮影にも行けずじまいでしたし、フェイスシールドを装着しているプロアングラーの写真はデザイナーさんからNGを出されてしまった(掲載写真の選択権は主にデザイナーさんにあります)。そもそも各地で緊急事態宣言が出たりした影響もあって、フィールドテスターの人達も思うように釣りに行けていませんでした。だからジャンルを問わず魚の写真が少なかったのです。
で、今回取り上げられたページに関しては例年であればゴミ拾い活動をした写真を掲載しています。
以前にもブログに記したことがありますが、スミスでは1991年から長年にわたりマナー啓蒙のページをカタログ内に設けていました。ゴミ拾い活動を啓蒙するために専用ゴミ袋の配布も行ってきました。
ところがある時、このゴミ袋が問題となってしまった。釣り場で集めたゴミを出してはいけない場所にまとめて出してしまった方がいたようで、結果、ゴミ袋に記してあった釣具メーカー(スミス)にクレームが来たのです。その影響で、マナー啓蒙のページが2001年のカタログから消滅してしまうこととなりました。せっかくスミスで用意してある専用ゴミ袋も全く活用されなくなってしまいました。
その後、自分がカタログ制作の担当となったこともあり、自分の強い意向でマナー啓蒙のページを復活させました。ですのでこのページは自分にとっても特別なページと言えます。
ところがこのページも例外なく制作に苦慮することになりました。例年、広島方面のダムでゴミ拾い活動をして下さっているグループの方にお願いをして写真を提供していただいているのですが、こちらもコロナ禍の影響によってゴミ拾い活動自体が実施されなかったのです。前年の写真でも使えなくはないのですが、う~む・・・
どうしたものかと決めあぐねている私に対して、一緒にカタログ制作をしている社外のデザイナーさんが提示してくれたのがイラストを使ったマナー啓蒙ページという案でした。最初はあまりピンと来るものがなかったのですが、具体案を作成したもらったところでこれはイイ!となりました。
その後、標語を少々校正して出来上がったものがスミス2021年カタログの表3ページというわけです。
本当にわかりやすいイラストを描いてもらったと思いますので、スミスのカタログをお持ちでない方々にも是非見ていただきたく、個々に掲載しておきます。
なお、Basser誌にて紹介して下さった方はこのイラストをTシャツにしてみてはどうか?というアイデアも提案されていました。そのことをデザイナーさんに報告すると「(自分が描いたものを)Tシャツにされるというのはちょっと恥ずかしいけれど、嬉しいですね」とのことでした。
勝手に利用されてしまうのは困りますが、もし本当にこれらのイラストを二次利用したいという方がいらっしゃいましたらスミスまでご相談下さい。使用料などは発生しないと思いますので。個人的にはポスターなどに活用してみたらいいんじゃないかと思います。
一方、私はカタログ制作の業務も兼任をしているのですが、こちらはあまり反響というものが聞こえてくることがありません。結構企画段階から構想を練っているのですけどねぇ。まぁ、カタログという存在自体、発売されている製品が一通り掲載されていれば最低限はいいわけで。
先月下旬に発売されたBasserさんの最新号。何気なく読んでいたら、今年のスミスのカタログが褒められていた!!担当としては非常に嬉しい限りです。褒められていたのはこのページ。
2021年のカタログを製作するのには例年以上に苦労をしました。何せ写真が少ない!一例としてトーナメント関係の写真などはコロナ禍の影響で会場撮影にも行けずじまいでしたし、フェイスシールドを装着しているプロアングラーの写真はデザイナーさんからNGを出されてしまった(掲載写真の選択権は主にデザイナーさんにあります)。そもそも各地で緊急事態宣言が出たりした影響もあって、フィールドテスターの人達も思うように釣りに行けていませんでした。だからジャンルを問わず魚の写真が少なかったのです。
で、今回取り上げられたページに関しては例年であればゴミ拾い活動をした写真を掲載しています。
以前にもブログに記したことがありますが、スミスでは1991年から長年にわたりマナー啓蒙のページをカタログ内に設けていました。ゴミ拾い活動を啓蒙するために専用ゴミ袋の配布も行ってきました。
ところがある時、このゴミ袋が問題となってしまった。釣り場で集めたゴミを出してはいけない場所にまとめて出してしまった方がいたようで、結果、ゴミ袋に記してあった釣具メーカー(スミス)にクレームが来たのです。その影響で、マナー啓蒙のページが2001年のカタログから消滅してしまうこととなりました。せっかくスミスで用意してある専用ゴミ袋も全く活用されなくなってしまいました。
その後、自分がカタログ制作の担当となったこともあり、自分の強い意向でマナー啓蒙のページを復活させました。ですのでこのページは自分にとっても特別なページと言えます。
ところがこのページも例外なく制作に苦慮することになりました。例年、広島方面のダムでゴミ拾い活動をして下さっているグループの方にお願いをして写真を提供していただいているのですが、こちらもコロナ禍の影響によってゴミ拾い活動自体が実施されなかったのです。前年の写真でも使えなくはないのですが、う~む・・・
どうしたものかと決めあぐねている私に対して、一緒にカタログ制作をしている社外のデザイナーさんが提示してくれたのがイラストを使ったマナー啓蒙ページという案でした。最初はあまりピンと来るものがなかったのですが、具体案を作成したもらったところでこれはイイ!となりました。
その後、標語を少々校正して出来上がったものがスミス2021年カタログの表3ページというわけです。
本当にわかりやすいイラストを描いてもらったと思いますので、スミスのカタログをお持ちでない方々にも是非見ていただきたく、個々に掲載しておきます。
なお、Basser誌にて紹介して下さった方はこのイラストをTシャツにしてみてはどうか?というアイデアも提案されていました。そのことをデザイナーさんに報告すると「(自分が描いたものを)Tシャツにされるというのはちょっと恥ずかしいけれど、嬉しいですね」とのことでした。
勝手に利用されてしまうのは困りますが、もし本当にこれらのイラストを二次利用したいという方がいらっしゃいましたらスミスまでご相談下さい。使用料などは発生しないと思いますので。個人的にはポスターなどに活用してみたらいいんじゃないかと思います。
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