チャンバサダーCL30 [リール]
アンバサダー1500C/2500Cの価格が高騰している昨今、お手軽に小型ラウンドベイトリールで遊ぶことを目的として個人的に楽しんでいる「チャンバサダー」企画。
本日私の元に、新たなチャンバサダー2台が着弾。今度のチャンバサダーはCL30。
開封した瞬間、アレ?デカくない?と感じましたが気のせいでした。今までスモールサイズのCL25ばかりいじっていたため、やたらとCL30が大きく思えてしまったのでした。
実際、CL30をアンバサダー2500Cと比較してみるとほぼ同じサイズ感でした。ですので、実釣での使い勝手を求めるのであればCL25よりもCL30の方をお勧めします。ギア比も5.0:1なので現代のハイスピードギアには及ばないものの、まぁ使えるレベルと言えます。
残念なのはデザイン。CL25はメカニカルブレーキが左側のサイドプレートにあるクラシカルスタイルですが、現在市場に残っているCL30はメカニカルブレーキがハンドル側にあります。アブで言うところのパーミングカップモデルということになります。
実はCL30のクラシカルデザインのリールも存在はしていたようです。そちらはCL30Aという正式名称でした。ですが現在は中国の市場にも全く残っていないようで、残っている個体は全てパーミングカップモデルのCL30ばかりのようです。とはいえこれもだいぶ品薄になってきています。
ルアーでは使いませんがクリック機構付き。パーミングカップ中央部分がホログラム+エポキシのシール。全体的には綺麗なリールなのにこの部分のセンスは勿体ない。
今回、レッドとブルーの2色を購入しましたがこのリールは価格の割にアルマイトの発色がとても綺麗なのです。当初は自分でパステルカラーに塗装してみようかとも思ったのですが、この綺麗な発色を見て止めました。価格に見合わぬ仕上がりです。アルマイト処理のリールは紫外線で発色が薄れるものもありますが(日本製)、もしこのままの発色を保ってくれたら大したものです。
さて、届いたその日のうちに分解されるリール達(笑)。
おーい!CL30にも遠心ブレーキがないぞ!!でもメーカーサイトにはちゃんと書いてあるんです。Dual Centrifugal and Mechanical Brake System って。ちなみにCL25もブレーキレス仕様だったのですが、CL25は厳密にはアイスフィッシング用のリールなのだそうです。基本的にはキャスティングで使うことは想定されていない。だったらまぁ、ブレーキレス仕様でも仕方ないか(メーカーサイトにはDual Centrifugal~って書いてありますけど)と思ったのですが、まさかベイトキャスティングリールに分類されているCL30までブレーキレス仕様だとは思いませんでした。
おい、Ming Yang社!不当表示だぞ!!まぁ、安いリールなので別にいいけど。そうそう、CL30は¥3,500ほどでした。
ベアリングはアンチリバースのローラーベアリング以外に左右のスプールシャフトを支持するベアリングが2箇所です。2つのベアリングは同寸ではなく、パーミングカップ側のベアリングの方が厚みがありました。このベアリングはレベルワインドの駆動ギアを外さないと取り出すことが出来ません。
ハンドル側のギアボックス内はこんな感じです。いや~シンプル。ギアの歯面にグリスが乗っている印象がしなかったのでスミスリールグリスを塗布してあげたら一気に巻き上げが軽く滑らかになりました。新品と使い古しを比較するのはナンセンスですが、自分の2500Cよりも巻き心地が良くなってしまった(汗)。
ハンドル軸のローラーベアリングはスコーンと抜けました。ベイトリールの多くは固定されているケースが多いのでちょっと意外でした。
CL25と異なり、CL30はクラッチを切った際にもレベルワインダーが連動するタイプでした。その関係かと思いますが、スプールを指で弾いてみた限りでは1ベアリングのCL25の方がよく回る印象です。なお、CL25はメカニカルブレーキを緩めるとスプールとフレームの間に隙間が出来てラインを挟み込むレベルですが、CL30を目視した感じではラインが挟まれてしまうほどの隙間はなさそうです。
ハンドル側は3箇所の化粧ビスで止めてあるのでスプールを外す程度の簡易な分解は簡単に出来ます。CL25も同じようにしてくれていたら良かったのに。
スタードラグの調整幅はまずまずです。CL25はスカスカでしたがCL30はゆっくりと締め込んでいく印象です。ただ、メカニカルブレーキはやっぱり調整幅が狭く、微調整はほぼ無理と感じます。
さて、CL25もそうなのですがこのリールをどうやっていじってやろうかとあれこれ画策しているところです。ブレーキも何とかしないといけませんね。
本日私の元に、新たなチャンバサダー2台が着弾。今度のチャンバサダーはCL30。
開封した瞬間、アレ?デカくない?と感じましたが気のせいでした。今までスモールサイズのCL25ばかりいじっていたため、やたらとCL30が大きく思えてしまったのでした。
実際、CL30をアンバサダー2500Cと比較してみるとほぼ同じサイズ感でした。ですので、実釣での使い勝手を求めるのであればCL25よりもCL30の方をお勧めします。ギア比も5.0:1なので現代のハイスピードギアには及ばないものの、まぁ使えるレベルと言えます。
残念なのはデザイン。CL25はメカニカルブレーキが左側のサイドプレートにあるクラシカルスタイルですが、現在市場に残っているCL30はメカニカルブレーキがハンドル側にあります。アブで言うところのパーミングカップモデルということになります。
実はCL30のクラシカルデザインのリールも存在はしていたようです。そちらはCL30Aという正式名称でした。ですが現在は中国の市場にも全く残っていないようで、残っている個体は全てパーミングカップモデルのCL30ばかりのようです。とはいえこれもだいぶ品薄になってきています。
ルアーでは使いませんがクリック機構付き。パーミングカップ中央部分がホログラム+エポキシのシール。全体的には綺麗なリールなのにこの部分のセンスは勿体ない。
今回、レッドとブルーの2色を購入しましたがこのリールは価格の割にアルマイトの発色がとても綺麗なのです。当初は自分でパステルカラーに塗装してみようかとも思ったのですが、この綺麗な発色を見て止めました。価格に見合わぬ仕上がりです。アルマイト処理のリールは紫外線で発色が薄れるものもありますが(日本製)、もしこのままの発色を保ってくれたら大したものです。
さて、届いたその日のうちに分解されるリール達(笑)。
おーい!CL30にも遠心ブレーキがないぞ!!でもメーカーサイトにはちゃんと書いてあるんです。Dual Centrifugal and Mechanical Brake System って。ちなみにCL25もブレーキレス仕様だったのですが、CL25は厳密にはアイスフィッシング用のリールなのだそうです。基本的にはキャスティングで使うことは想定されていない。だったらまぁ、ブレーキレス仕様でも仕方ないか(メーカーサイトにはDual Centrifugal~って書いてありますけど)と思ったのですが、まさかベイトキャスティングリールに分類されているCL30までブレーキレス仕様だとは思いませんでした。
おい、Ming Yang社!不当表示だぞ!!まぁ、安いリールなので別にいいけど。そうそう、CL30は¥3,500ほどでした。
ベアリングはアンチリバースのローラーベアリング以外に左右のスプールシャフトを支持するベアリングが2箇所です。2つのベアリングは同寸ではなく、パーミングカップ側のベアリングの方が厚みがありました。このベアリングはレベルワインドの駆動ギアを外さないと取り出すことが出来ません。
ハンドル側のギアボックス内はこんな感じです。いや~シンプル。ギアの歯面にグリスが乗っている印象がしなかったのでスミスリールグリスを塗布してあげたら一気に巻き上げが軽く滑らかになりました。新品と使い古しを比較するのはナンセンスですが、自分の2500Cよりも巻き心地が良くなってしまった(汗)。
ハンドル軸のローラーベアリングはスコーンと抜けました。ベイトリールの多くは固定されているケースが多いのでちょっと意外でした。
CL25と異なり、CL30はクラッチを切った際にもレベルワインダーが連動するタイプでした。その関係かと思いますが、スプールを指で弾いてみた限りでは1ベアリングのCL25の方がよく回る印象です。なお、CL25はメカニカルブレーキを緩めるとスプールとフレームの間に隙間が出来てラインを挟み込むレベルですが、CL30を目視した感じではラインが挟まれてしまうほどの隙間はなさそうです。
ハンドル側は3箇所の化粧ビスで止めてあるのでスプールを外す程度の簡易な分解は簡単に出来ます。CL25も同じようにしてくれていたら良かったのに。
スタードラグの調整幅はまずまずです。CL25はスカスカでしたがCL30はゆっくりと締め込んでいく印象です。ただ、メカニカルブレーキはやっぱり調整幅が狭く、微調整はほぼ無理と感じます。
さて、CL25もそうなのですがこのリールをどうやっていじってやろうかとあれこれ画策しているところです。ブレーキも何とかしないといけませんね。
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