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チャンバサダーCL25 2 [リール]

引っ越しが完了して1週間少々。まだまだ部屋の中が整理し切れていませんし事務手続きなど色々とやる事が残っているのですが、少しだけ落ち着いてきました。そして待ちに待ったチャンバサダーCL25は引っ越し前日に到着していました。

一番慌ただしいタイミングで到着してしまいましたが、はやる気持ちを抑えて箱を開封。箱の中に布袋やオイル類などは入っておらず、ビニール袋に包まれたリールだけが無造作に入っていました。分解図は箱の内蓋部に印刷されていました。

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なにーっ!スプールの色がシルバーじゃなくてゴールドじゃんかよ!!このゴールドのスプールは本来はブラックボディーに装着されているものです。本来ブルーボディーにはシルバーのスプールが組み合わされているはず。ある意味レアといえばレアかもしれませんが(汗)。在庫のあるパーツを適当に組み合わせたものなのかもしれないですね。

無負荷で巻いた感じは悪くはないです。全然使えるレベル。おまけにこのリール、インスタントアンチリバースなんです。この点に関しては自分的には高評価。

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ですがスプールの回転はよろしくないです。指で弾いても3秒と回らない。回転を良くしようとメカニカルブレーキを緩めて行くとスプールと本体の間に思いっきり隙間が空いています(汗)。簡単にラインが挟み込まれること必至。程度の酷いバックラッシュを起こしたら一発でアウトでしょう。

ちなみにこのリール、ドライバーがないとリールを分解できません。スプールを取り出すことさえ出来ない。つまりスプールと本体の隙間にラインが挟み込まれてしまったらドライバーを使ってリールを開けるかラインを切るしかない。これはなかなかのクソ仕様(笑)。化粧ビスで合うものがあればそれに換装し直したいと思っています。

そして、クラッチを切るとレベルワインダーが連動式ではありませんでした。てっきりアンバサダーのような連動式かと思ってました。

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さて、簡単に分解してスプールを取り出してみます。おいおい、遠心ブレーキはどこやねん?

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商品の販売ページには確かに Dual Centrifugal And Mechanical Brake System. の記載があります。まさか不良品?!

しかし、リール箱に印刷されている分解図を見る限りこのリールには遠心ブレーキなんて付いてはいませんでした。こりゃ、回転性能だけをピーキーにしてしまったらえらいことになりますね。いじる際には何かブレーキを検討しないといけないようです。AMOのGS2000C用シャロスプールが組み込めれば同時にマグネットブレーキをインストールできるので最高なんだけどなぁ。でも確認のしようがない。

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メカニカルブレーキ裏のベアリングは六角ナット内に固定されていました。グリスがベットリでしたので、脱脂してIOS-01を注油すればだいぶフィーリングが変わりそうです。ただ、自分はミネベア製のベアリングに換装予定です。

色々といじってみたところ、メカニカルブレーキにしろスタードラグにしろ可動域が随分と狭い印象です。ユルユル~ユルユル~ユルユル~そして効き始めたと思って数回転するとすぐにギッチギチといった印象でした。微調整は望めそうにありません。

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でも、金属的な質感は全然悪くないです。ボディーの仕上げは非常に綺麗だし、パワーハンドルのシャフトやスタードラグホイールはサイズの割にガッチリした造りです。ハンドルノブはラバー製で、安っぽさは否めませんが指先にフィットしてつまみやすいです。

コレ、使えるレベルに仕上げてやれば欲しいという人もきっといるんじゃないかな?

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