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艶やかなるリアルベイトフィッシュソフトベイト・2 [製品開発]

ロックフィッシュ版のヴィヴィッドライブ。そのサイズ感や形状といったアウトラインはテスターさんと意見交換しながらモデリングを進めていきました。

ジグヘッドリグをメインに考慮していたヴィヴィッドライブ。これをオフセットフックを使った各リグで使用すると、テールの抵抗が大きいためにワーム自体がバランスを崩してしまいます。また体高があるためにオフセットフックの抜けが悪く、フッキング率も良好とは言えませんでした。

ロックフィッシュゲーム、特に根周りや捨石周りをじっくりと探りたいというのであればテキサスリグや直リグ(リーダーレスダウンショット)、ダウンショットなどは欠かせません。だから当然、これらのリグでの使用において快適に扱えるものであることが必須条件でした。

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まずはヴィヴィッドライブに比べて全体のフォルムを細身に設計し直しました。これによってオフセットフックによりマッチするフォルムとなり、フッキング率も向上させることが出来ました。

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そしてシャッドテール部分は各リグでの使用時にバランスを崩すことのないように小型化しました。

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設計し直したフォルムで制作したサンプルはテスターの人にフィールドテストによる結果確認を依頼すると共に、宮城県で開催されたロックフィッシュイベントで展示をし、来場者のロックフィッシュアングラーの人達に直接意見を伺いました。そこでサイズ感や形状はこれで間違いないという確信を得るに至りました。

現在、ロックフィッシュゲームは東西で異なったスタイルに進んでいると感じています。ターゲット自体も異なり、東がソイ・アイナメがメインであるのに対し西はハタ類です。当然使用するワームの傾向も違っていますからどちらに対しても最高!というものはあり得ません。
新型ヴィヴィッドライブに関しては、東北の港湾部を中心としたショアからのロックフィッシュゲームを見据えた設計として開発を進めていきました。

(つづく)

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