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フィールドリーム ブラックカスタム [自社製品]

自分のようなオジサン世代だと、トラウトロッドといったらコルクグリップというイメージがあります。もちろん、今でもコルクグリップが主流なのは変わりません。特にネイティブトラウトロッドはそうです。

スミスのトラウトロッドも今まではずっとコルクグリップでした。ネイティブトラウトだけでなく、エリアトラウトロッドも。

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自分はこのスミスのトラウトロッドのグリップ形状、かなり好き。高級感もあるし、デザイン的に洗練されていると思う。どんなリールでも似合うし飽きが来ない。

でもこのグリップ、実は物凄く複雑な構造をしているんです。使っているパーツ点数も多い。だから自重もそれなりになってしまう。重いとまでは言いませんけど。
ただ、ネイティブトラウトロッドであれば許容範囲かと思いますが、繊細さを極めるエリアトラウトの釣り、特に競技を意識するとなるとどうしても軽さが欲しくなるというのは理解できます。

で、スミスのエリアトラウトジャンキーが一切の妥協を排して作り上げたロッドがこれです。『フィールドリーム ブラックカスタム』。

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フィールドリーム、メチャクチャイメージ変わったなぁ!!これ、何も知らない人に見せたらアジングロッドだと思うかも?

トラウトロッドなんですよね、コレが。そして持った瞬間にウワッ!となる。か、軽い・・・と。もっとも、市場にはさらに軽いロッドもありますがオジサンはこの軽さに驚いた。徹底的に無駄なものを省いているそうで、トップガイドのラッピングまで省かれていました。

軽さに関しては従来のモデルが90g台なのに対してブラックカスタムは44gと51g!

当然、感度や操作性も高いのでしょうけど、軽くてハリがあって柔らかいロッドって魚を掛けても楽しい。魚のファイトがビンビンに伝わって来て実にスリリングなんですよね。
自分、30年前のスピニングロッドを持っています。当時は物凄く高価だったロッド。でも今使うと、重くてデローンとしていてあまり曲がらない。で、魚が掛かっても何やら重いだけで超つまらない(笑)。比較対象として極端すぎるのかもしれないですけど、軽いロッドは魚を掛けて楽しいです。ニジマスみたいに激しく走ったり跳ねたりする魚は特にそうでしょう。

このロッドを使えば自分レベルの人間でもマイクロスプーンを思い通りに使いこなせるかも?!いやいや、腕も必要なんだからまぁ無理か。でも技術のある方ならばきっと大きな戦力になると思います。

でもね、一度この手の軽量ロッドに慣れてしまうともう90g台のロッドには戻れなくなります。それが嫌な人は触らない方がいいかもしれないですよ、本当に。世の中には知らない方がいいということもあるんだなと。

【FLBC-S58UL "the elfer"】
・全長:5.8ft(2pcs)
・自重:44g
・適合ルアー:0.4~3.5g
・標準小売価格:¥45,000+税

【FLBC-S61L "the accipiter"】
・全長:6.1ft(2pcs)
・自重:51g
・適合ルアー:0.4~4g
・標準小売価格:¥47,000+税

この2種類はともにソリッドティップモデルとなります。ブラックカスタムシリーズは現在開発中のモデルもあり、今後さらにラインナップ拡充の予定です。どうぞよろしくお願いします。

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