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出村輝彦プロ WBS第3戦 優勝! [その他]

6/16~17の二日間に渡って霞ヶ浦で開催されていたWBSの第3戦において、スミスサポートの出村輝彦プロが優勝しました。

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西田さんのブログより勝手に拝借)

ファットイカやイカ4インチを中心としたノーシンカーで小規模なアシなどを攻略しての優勝だったそうです。リミットメイクこそなりませんでしたがグッドサイズを連発したそうです。

現在、スミスがWBSでサポートをしている選手は出村プロのみ。自分自身もWBSのプロ選手で面識のある人は少ないです。ですので正しい認識なのかどうかはわかりませんが、自分がWBSのプロ選手に対して持っているイメージとしては、社会人としての立場がしっかりしている人が多いという事です。

日頃のお仕事としては全く釣りとは無縁で、会社の経営者や役職者、責任の大きい仕事を任されている、そんな人が多いように思います。

バスプロというとフルタイムのバスプロだったり、トーナメントのない日はガイドをしていたり、或いはルアーメーカーを立ち上げていたりという人が目立つ印象があります。いわゆる、バス釣りに生涯を捧げてしまっている人達です(自分は人の事言えませんが・・・)。

どちらが正しいということではないですが、バスプロとしての在り方は1つではないということです。

自分はこれまで様々なバスアングラーを見てきました。中には実力があるのに様々な事情でトーナメントへの出場を断念せざるを得ず、この世界から退いてしまったという人も何人か知っています。勿体ないと思いますが、それ以上に本人にしてみれば断腸の思いだったのではと思います。

あまり詳しい事をここには記しませんが、出村プロも一時期、トーナメントの出場どころではないという時期がありました。WBSはペアトーナメントゆえ、万が一出場をキャンセルということになるとパートナーや運営サイドにも迷惑を掛けてしまう、そんな思いからエントリーを見送ったシーズンもあった。

失礼ながら、もうこのままトーナメントの世界からはフェードアウトしてもおかしくない、当時自分はそう思っていました。そういう人、大勢見てきましたので。

それでも出村プロは根気強くコツコツと周りの環境を整えていき、ようやくフルエントリー出来るだけの体制に戻していきました。それでも、プラクティスに費やせる時間などは限られている。そんな状況下での優勝は素晴らしいの一言です。

トーナメントに出場するのは難しい事ではありません。でも「勝つこと」と「続けること」は難しい。特に、大した生活基盤もないのに無理矢理エントリーフィーを捻出してギリギリの状態で何とか出場だけは続けている、そうした人は途中で挫折してしまうケースが多い。

もし釣りに関わる仕事に就いていなかったとしてもまずは生活基盤を安定させ、大会に出場できる環境を作り上げる。そのようなバスプロへの道もあるということです。

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