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7/15 今日の東京湾ボートゲーム [釣行記]

毎年自分が岩手に出向く際に現地でガイドをして下さる中嶋さんが東京に来ていました。お仕事の関係で来ていたのですが、15日の土曜日はフリーとのこと。そうなれば当然、自分としてはこの機会にお返しをしたいと思うわけです。

でも、この時期の東京近郊のルアーゲームとなるとなかなか厳しい。自分のバスボートで霞ヶ浦を案内してボコボコに釣らせてあげられれば一番いいのですが、一日やって数バイトあるかどうかというのが現実で、ボウズの可能性も大アリ。そもそも炎天下で日陰もなくかなりしんどい釣りになる。じゃあ海は?となるとシーバスも大して釣れない時期です。さて、どうしたものか。

ただ、自分の手持ちネタでは貧果に終わることがほぼ間違いないので、ここはガイドさんに頼ることにしました。でも、この時期はシーバスも低調なのでアジやコチ狙いにシフトするガイドさんも多いです。

そういえば1人だけ、東京湾でクロソイを釣らせるガイドさんがいたなぁと。これまで利用したことはなかったのですが、中嶋さんにその話をしてみると「面白そうですね!」とのことで、決定!!

実は東京湾では、これまでクロソイの稚魚が放流されていました。近年はわからないのですが、平成20年までは年に1万尾以上も放流されている。だから東京湾には既に何万尾ものクロソイが放たれているというわけです。ごくたまにシーバスの外道で釣れることもあるのですが、これを狙って釣ることは出来ないものか?

自分にとってクロソイは、東北まで遠征して釣っている魚です。これが東京湾で釣れるのなら嬉しい。そこでこれまで何人かのシーバスガイドさんにクロソイを狙ってみたいと申し出たことがあるのですが、皆さん狙い場所も釣り方もわからないということでした。そんな中1人だけ、クロソイを狙って釣らせるガイドさんがいたのです。WITHの高見キャプテンでした。

ちなみに、東京湾で釣れるクロソイのサイズはデカイです。40cm前後のものも多く、中には50cm近いサイズもいる。このサイズは東北でもボートでディープをやらない限りはなかなか出ないサイズです。

しかも今回は、ロックフィッシュゲームのスペシャリストである中嶋さんもいる。中嶋さんは東京湾スタイルのゲームが新鮮だろうし、高見キャプテンは東北のロックフィッシュアングラーから聞くクロソイに関する話は興味深い内容に違いないです。その辺りの化学反応的な部分も面白いのではないかと。

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今朝は風も弱く出船するには問題ありませんでしたが、いかんせん赤潮が酷い状態ではありました。ボートの航跡はいつまで経っても消えず水面は泡だらけ。水の色はチョコレートのような色の場所までありました。

朝はいきなりクロソイ狙いからスタート!
狙った場所や釣り方などはここでは記しません。というのも、高見キャプテンが時間を掛けて見出した財産のようなものだからです。しかも狙う場所というのが極めて限定的。似たような場所を周っていけば釣れるというわけではなく、特定の場所、特定の釣り方でしか狙って結果を出すことは出来ないそうです。

中嶋さんはゲーリー8インチワームのテキサスリグ、自分は秋に発売となる根魚大将の新サイズ3.4インチのテキサスリグで攻めていきました。

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が、今日はクロソイのバイトを得ることは出来ませんでした。ヒットしてくるのはシーバスばかり。テキサスリグのワームでも釣れちゃうんですね、シーバス。多分ここでテールスピンやメタルバイブを投げればシーバスはかなり釣れたと思います。そんな中、ひたすらテキサスリグを投げまくり。それくらい、東京湾のクロソイを釣りたかったです。

さすがに、コレはイカン!との高見キャプテンの判断でフラットエリアのコチ狙いにスイッチ。フットボールジグでリフト&フォールで広く探ってみました。北浦の八幡ワンド沖サンドバーで釣りをしているみたい(笑)。しかしながらコチも全く当たらず、高見キャプテンがオーシャンスラッグのワインドでフグを釣ったのみ。実績の高い場所だったようですが、今日は魚探にベイトフィッシュの反応も出ておらず、駄目駄目な感じでした。

ソイにもコチにも振られてしまい、終盤はシーバス狙い。けれどもどこも水の色が真っ赤で厳しい。自分はバイメタルスピンで1尾掛けましたが手痛いミスで獲れず。中嶋さんはレッグワームのジグヘッドリグで1尾キャッチ。

にて終了。

やはり東京湾でロックフィッシュゲームを成立させるのは難易度が高いということを改めて実感。実はこれまでも何社かのメーカー関係者がロックフィッシュゲームを確立させようとトライしたことがあるのだそうですが、いずれも結果が出せずに断念したのだそうです。

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ただ、東京湾でクロソイを狙ってみたい気持ちをずっと持ってきましたので今日の釣りでだいぶすっきりしました。中嶋さんにいい釣果を味わってもらえなかったのが心残りではありますが、さすがに酷い赤潮の東京湾ではどうしようもなかったです。それでも高見キャプテンが頑張ってあちこち周ってくれたので東京湾のボートゲームの雰囲気的なものは味わってもらえたのではないかと。

東京湾のクロソイ、機会があれば次こそは!!

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