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SPスナップ [自社製品]

皆さんが何気なく使用しているスナップ。実はここにきて一気にグレードアップされたものが出回っているのを御存知でしょうか。

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そのスナップというのは、スミスのSPスナップ。

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このスナップ、国産つまり日本製です。で、その加工精度もさることながら実はその線材に秘密がある。自動車部品にも使われるバネ用のステンレス材が使われているのです。なので弾力が違う。従来のものと比較して圧倒的にへたらない。開閉を繰り返しても変形しにくく、強い。

強度に関しては従来のクロスロックスナップとほぼ互角という結果を出しています(同一全長サイズ比)。ソルトの世界では人気のあるクロスロックタイプですが、ルアーの交換という面においてはスナップの方がやりやすい。特にメタルバイブなどではその差は顕著に出ます。強度で互角のスナップ「SPスナップ」が発売になったことで、シーバス狙いなどではこちらに乗り換えてもいいかもしれません。

SPスナップは#000という極小サイズから#3まで幅広くラインナップ。従来のスナップと比較すると全長が短いので同一の番手表記でも一回り小さい印象を持ちます。#000~#0はエリアトラウトや渓流、ライトソルトゲームに。#1は小型のシャッドなどに。#2はバスで標準的なサイズと言えるでしょう。#3はシーバス。バスなら大型プラグ用に。以上はあくまで私の私見ですが参考として下さい。

#000 全長7mm 強度7kg 9個入
#00 全長8mm 強度9kg 10個入
#0 全長9mm 強度11kg 10個入
#1 全長10mm 強度14kg 10個入
#2 全長12mm 強度21kg 10個入
#3 全長14mm 強度28kg 9個入

価格はいずれも¥200+税となります。従来品と比べてちょっと割高ではありますが、その価値はある製品だと思います。

ここでちょっと余談ですが、スミスのスナップやスプリットリングの強度表示は他社のものより低い、と言われることがあります。一口に強度と言っても、その基準と言うのはメーカー毎に非常に曖昧なのが現状です。具体的に言うと、荷重を掛けていく過程で変形を生じる点を強度とするのか、完全に破損する点を強度をするのか、ということです。言い換えれば、安全値を取った数値を表記するか、なるべく強い値を表記するか、ということです。

スミスの強度表示は、前者です。スナップやスプリットリングが他社製品に比べて弱いということはありません。むしろ強い場合がほとんどだということを記しておきます。

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さと

お久しぶりです
私はエリアトラウト以外でスナップを使うことはないのですが、そのエリアトラウトでの使用において、へたれにくい、と言うのは非常に魅力的ですね
今までのだと数回変えると変形して使いにくくなっていたので試してみたいと思います
by さと (2016-08-28 10:14) 

IKE-P

エリアトラウトはルアーローテーションを多用するのでスナップの耐久性大事ですよね。

SPスナップオススメです!
by IKE-P (2016-08-29 00:09) 

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