ランカーシティをまたいつか [ランカーシティ]
春先にミノーを使う。昔から言われている正統的なタクティクスです。でも自分はあまりピンと来るものがありませんでした。というのも、自分がかつて通っていたのは印旛沼。パラアシの中にミノーを投げるわけにはいかなかったのです。ミノーが幾つあっても足りなくなる。それに昔の印旛沼はわざわざミノーを投げなくたってコロラドブレードのスピナーベイトでパラアシの中を通せば充分過ぎるほどバスは釣れた。
でも、スピナーベイトで獲れない魚も居る。かといって、テキサスリグなどのスローな動きに反応する魚じゃない。パラアシの中でも根掛かり知らずで、バスをリアクションバイトさせられるようなものがあれば、と漠然と感じていました。
でも1つだけ使えるものがあった。それがベビースラッグゴーでした。ミノーのように左右にトゥイッチさせることが出来、それでいてパラアシの中を自由自在に操れる。スピナーベイトで流した後でも釣れる。自分はすっかりベビースラッグゴーの虜になった。
その後、北浦のJB戦に出場するようになると、ベビースラッグゴーのヘビーキャロライナリグが自分の主力兵器になった。時代が良かったと言えばそれまでですが、当時は試合中にだって20尾以上はスラッグゴーで釣っていましたからね。
なので、自分のベビースラッグゴーの消費量は半端じゃありませんでした。会社帰りに調布の玉屋さんに寄り、随分と買い漁ったものです。そしてスミスで働くようになってからはそれがエスカレートして、スラッグゴーを箱買い(笑)。今でもそれが手元に沢山残っています。まさか、あれだけ好きだったベビースラッグゴーをほとんど使わなくなるようになるなんて当時は想像していなかったのです。それを言ったらスライダーもギドバグもファットギジットも4インチサターンもそうだけれど。
スラッグゴーが日本に出回り始めた頃というのは、激しくダートさせるとバスが寄ってきて奪い合うようにヒットしてきた。それがやがて、あまり派手にダートさせると警戒されるようになってきた。そして塩入りのワームが蔓延すると、ノンソルトのワームの釣果が落ちるようになってきた。現世代のバスはスラッグゴーなんて知らないバスばかりだと思うけれど、それでも派手な動きに反応が薄いケースが多い。バスのDNAに記憶されているんだろうか・・・?
現在、スラッグゴーを現役で愛用している人というのは少ないでしょう。フィンズフィッシュも然り。そしてそれは2012年にスミスで再販を始めたランカーシティ製品のセールスを見ても明らかでした。昔あれだけ支持されたランカーシティの製品群もごく限られたマニア層にしか支持されなくなった。
2016年のスミスカタログには、ランカーシティ製品の掲載はなくなりました。寂しい事です。とはいえ、ランカーシティ社がなくなったわけではありません。今でもちゃんとランカーシティ社の製品は製造を続けられています。ただ、日本での入手はしづらくなるでしょう。
個性的かつ実戦的なアイテムを多く有するランカーシティ社の製品群。オリジナリティに長けておりラミネートカラーの仕上がりも美しい。造りの良さも群を抜いている。またいつか、ランカーシティ社の製品が日本を席巻する日が来ることを願っています。
でも、スピナーベイトで獲れない魚も居る。かといって、テキサスリグなどのスローな動きに反応する魚じゃない。パラアシの中でも根掛かり知らずで、バスをリアクションバイトさせられるようなものがあれば、と漠然と感じていました。
でも1つだけ使えるものがあった。それがベビースラッグゴーでした。ミノーのように左右にトゥイッチさせることが出来、それでいてパラアシの中を自由自在に操れる。スピナーベイトで流した後でも釣れる。自分はすっかりベビースラッグゴーの虜になった。
その後、北浦のJB戦に出場するようになると、ベビースラッグゴーのヘビーキャロライナリグが自分の主力兵器になった。時代が良かったと言えばそれまでですが、当時は試合中にだって20尾以上はスラッグゴーで釣っていましたからね。
なので、自分のベビースラッグゴーの消費量は半端じゃありませんでした。会社帰りに調布の玉屋さんに寄り、随分と買い漁ったものです。そしてスミスで働くようになってからはそれがエスカレートして、スラッグゴーを箱買い(笑)。今でもそれが手元に沢山残っています。まさか、あれだけ好きだったベビースラッグゴーをほとんど使わなくなるようになるなんて当時は想像していなかったのです。それを言ったらスライダーもギドバグもファットギジットも4インチサターンもそうだけれど。
スラッグゴーが日本に出回り始めた頃というのは、激しくダートさせるとバスが寄ってきて奪い合うようにヒットしてきた。それがやがて、あまり派手にダートさせると警戒されるようになってきた。そして塩入りのワームが蔓延すると、ノンソルトのワームの釣果が落ちるようになってきた。現世代のバスはスラッグゴーなんて知らないバスばかりだと思うけれど、それでも派手な動きに反応が薄いケースが多い。バスのDNAに記憶されているんだろうか・・・?
現在、スラッグゴーを現役で愛用している人というのは少ないでしょう。フィンズフィッシュも然り。そしてそれは2012年にスミスで再販を始めたランカーシティ製品のセールスを見ても明らかでした。昔あれだけ支持されたランカーシティの製品群もごく限られたマニア層にしか支持されなくなった。
2016年のスミスカタログには、ランカーシティ製品の掲載はなくなりました。寂しい事です。とはいえ、ランカーシティ社がなくなったわけではありません。今でもちゃんとランカーシティ社の製品は製造を続けられています。ただ、日本での入手はしづらくなるでしょう。
個性的かつ実戦的なアイテムを多く有するランカーシティ社の製品群。オリジナリティに長けておりラミネートカラーの仕上がりも美しい。造りの良さも群を抜いている。またいつか、ランカーシティ社の製品が日本を席巻する日が来ることを願っています。
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