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メキシカン バンディット [他社製品]

おそらく多くの人が同じではないかと思うのですが、バンディットルアーの凄さを知ったのはフットルースというサーフェイスクランクからでした。それまでもサーフェイスクランクというジャンルはありましたがフットルースほど機敏に泳ぐものはなかったし、何だかんだで水面下に潜ってしまうものも少なくなかった。その点、フットルースはズバ抜けていました。

ただ、自分の行くフィールドではあまりサーフェイスクランクの出番がない。

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それからしばらくして、今度はバンディット100、200の素晴らしさに驚くこととなる。特に200に関してはボートから岸沿いを撃っていく釣り、また岸釣りにおいてもやや水深のある垂直護岸をきっちりトレースできるのでその使いどころというのは非常に多いのです。バンディット200は泳ぎの質、潜行性能、浮力、扱いやすいサイズと、どれを取ってもかなり高得点を付けられる。価格が手頃なのもいい。

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でも、自分の好きだったバンディット200はもう廃盤になってしまったも同然かもしれない。かつてのバンディット200はメキシコ製だけれど、現在市場に流通しているものは中国製。造りに関しては中国製の方が綺麗に仕上がっています。メキシコ製はパーティング面のバリや、入れ子型のリップ跡が目立ちましたが、中国製はそれらも上手く処理してあります。

でも中国製のバンディット200を泳がせた時はちょっとショックだった。まるっきりダメではないけれど、やはり泳ぎに少々ダルさを感じた。違うルアーになってしまったと思った。

中国製とメキシコ製を比べると、ラトル音はメキシコ製の方が重低音で大人しい。そして形状面に関しては中国製の方がやや太い。そうした違いから、バランス面での差異があるのは明らかです。そりゃ泳ぎも変わってきますよね。

さすがに最近は新品ではほとんど見かけなくなったものの、今でも時折中古でメキシコ製のバンディット200が見付かることがあります。パーティング面の汚いバンディット200を見付けたら迷わず即買い!ってここに書いちゃったらますます買うのが難しくなってしまうかもしれませんが(汗)。

それにしても自分の好きなルアーって、廃盤とか入手困難とか、そんなのばっかりだなぁ。

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