カバークローラーの必要性 [スミスルアー]
マッディーシャローレイクのストラクチャーと言えばアシ、ベジテーション(ヒシモ等)、杭、テトラ、オダなどがその代表と言えるでしょう。
さらに霞ヶ浦水系にはジャカゴという曲者がある。これは石を金網で囲ったものです。主に消波施設として設置されたり、岸辺の侵食を防ぐ為に設置される。特に後者の目的により、震災後にはジャカゴが岸沿いに設置された場所が増えた。強い地震が来るとコンクリート護岸は割れたりするけれどもジャカゴだったら割れたりしない。
そしてジャカゴには魚が付きやすい。当然、これを狙わない手は無い。でもこれがなかなか一筋縄ではいかないのです。何せ金網なので、プラグなんて触れた瞬間に即根掛かりでアウト。ワームにしてみても、テキサスリグ、ダウンショットリグはあまり好ましくありません。シンカーが入り込んで根掛かりを起こす。つまるところ、金網に接触しないようにスピナーベイトを引くか、ノーシンカーワームをフォールさせるかのいずれかの選択肢くらいしかないのです。
でもこうした釣り方は浮き気味の魚にはいいけれど、ボトムベッタリに定位している魚は誘い切れない。こうした魚を誘い出すには、ルアーもボトムでじっくりと操作してやらないといけません。じゃあワッキーリグで!と思うけれど、ガード付きマスバリではジャカゴに根掛かりしてしまう。話にならない。
唯一通用するのが、かつてスミスで発売していたカバークローラー。オフセットフックをセットできるストレートワームです。これはもう完璧以外の何物でもありませんでした。引っ掛からない、そして釣れる。先行者が攻めた後でも大丈夫。ジャカゴに対してボトムをきっちり攻めるような釣りなんて、カバークローラーを持っていない限りは出来ないからです。
そして近年の水郷では、さらなる難攻不落のカバーが一気に増えた。それはフィルターユニット。これは石を網の中に詰めたもの。これもまた消波や侵食防止目的で設置される。コスト面、そして設置場所への定着性に優れていることから近年ではテトラよりもフィルターユニットが用いられる傾向があります。特に震災以降、一気に増えた。
フィルターユニットはジャカゴにも増して「ルアー喰い」の設置物です。ジャカゴは基本的に長方形なので、おおよそその際を攻めることが出来るけれども、フィルターユニットは定型でない。さらに水中に沈んでいて全く見えないものもある。フィルターユニットが水中に沈められた場所は、見方によっては釣りが不可能になっていると思える場所さえある。
もっとも、フィルターユニットはジャカゴやテトラほどは魚が着かない。大してシェードも形成しないし、テトラのような魚が入り込む隙間もない。極一部、多くの魚をストックする場所もあるけれどそれは例外。でも、一応は魚が居る。他の要素と複合しているような場合は攻めてみる価値がある。
しかしここはジャカゴ以上に難攻不落です。ナイロンで出来た網は、金網以上に根掛かりする。金網の場合は根掛かりしても比較的外しやすい。しかしナイロン網は根掛かりするともう外れないことがほとんど。実に厄介なのです。
フィルターユニットに関しても、カバークローラーの独壇場。他のものを使ったらルアーがいくらあっても足りなくなる。環境にも財布にも優しくない。
震災後の水郷はジャカゴ、フィルターユニットといった難攻不落カバーが急増した。これらをきっちりと攻め切れているアングラーはほとんどいないし、それを可能にするルアーもほとんどない。だから、ますますカバークローラーの必要性が高まっていると言えるのですが、廃盤品なので私も手持ちが尽きた時点で終了してしまう。何とか次の手を考えないと・・・
さらに霞ヶ浦水系にはジャカゴという曲者がある。これは石を金網で囲ったものです。主に消波施設として設置されたり、岸辺の侵食を防ぐ為に設置される。特に後者の目的により、震災後にはジャカゴが岸沿いに設置された場所が増えた。強い地震が来るとコンクリート護岸は割れたりするけれどもジャカゴだったら割れたりしない。
そしてジャカゴには魚が付きやすい。当然、これを狙わない手は無い。でもこれがなかなか一筋縄ではいかないのです。何せ金網なので、プラグなんて触れた瞬間に即根掛かりでアウト。ワームにしてみても、テキサスリグ、ダウンショットリグはあまり好ましくありません。シンカーが入り込んで根掛かりを起こす。つまるところ、金網に接触しないようにスピナーベイトを引くか、ノーシンカーワームをフォールさせるかのいずれかの選択肢くらいしかないのです。
でもこうした釣り方は浮き気味の魚にはいいけれど、ボトムベッタリに定位している魚は誘い切れない。こうした魚を誘い出すには、ルアーもボトムでじっくりと操作してやらないといけません。じゃあワッキーリグで!と思うけれど、ガード付きマスバリではジャカゴに根掛かりしてしまう。話にならない。
唯一通用するのが、かつてスミスで発売していたカバークローラー。オフセットフックをセットできるストレートワームです。これはもう完璧以外の何物でもありませんでした。引っ掛からない、そして釣れる。先行者が攻めた後でも大丈夫。ジャカゴに対してボトムをきっちり攻めるような釣りなんて、カバークローラーを持っていない限りは出来ないからです。
そして近年の水郷では、さらなる難攻不落のカバーが一気に増えた。それはフィルターユニット。これは石を網の中に詰めたもの。これもまた消波や侵食防止目的で設置される。コスト面、そして設置場所への定着性に優れていることから近年ではテトラよりもフィルターユニットが用いられる傾向があります。特に震災以降、一気に増えた。
フィルターユニットはジャカゴにも増して「ルアー喰い」の設置物です。ジャカゴは基本的に長方形なので、おおよそその際を攻めることが出来るけれども、フィルターユニットは定型でない。さらに水中に沈んでいて全く見えないものもある。フィルターユニットが水中に沈められた場所は、見方によっては釣りが不可能になっていると思える場所さえある。
もっとも、フィルターユニットはジャカゴやテトラほどは魚が着かない。大してシェードも形成しないし、テトラのような魚が入り込む隙間もない。極一部、多くの魚をストックする場所もあるけれどそれは例外。でも、一応は魚が居る。他の要素と複合しているような場合は攻めてみる価値がある。
しかしここはジャカゴ以上に難攻不落です。ナイロンで出来た網は、金網以上に根掛かりする。金網の場合は根掛かりしても比較的外しやすい。しかしナイロン網は根掛かりするともう外れないことがほとんど。実に厄介なのです。
フィルターユニットに関しても、カバークローラーの独壇場。他のものを使ったらルアーがいくらあっても足りなくなる。環境にも財布にも優しくない。
震災後の水郷はジャカゴ、フィルターユニットといった難攻不落カバーが急増した。これらをきっちりと攻め切れているアングラーはほとんどいないし、それを可能にするルアーもほとんどない。だから、ますますカバークローラーの必要性が高まっていると言えるのですが、廃盤品なので私も手持ちが尽きた時点で終了してしまう。何とか次の手を考えないと・・・
いつも楽しみに読ませてもらっています(おねえさんネタは特にお気に入りです)。カバークローラーにお薦めのフックを教えて頂けないでしょうか?
by ゴースイ (2013-04-30 21:44)
私が使用しているのはスミス・キールバランスフックの#4です。キールバランスフックでなくとも、一般的なオフセットフックの#4で大丈夫です。
おねえさんネタは公に書けないような話なら豊富なんですが(笑)
by IKE-P (2013-04-30 21:59)