So-net無料ブログ作成

ブチ切れメモリー [メモリー]

今はマイボートを買うにもその選択肢は非常に多いです。ボートメーカーも多いし、新艇のみならず中古艇も選べる。アルミボートの新艇をフルリグで揃えるよりもずっと手頃な価格でFRPバスボートも選べるのだから、随分といい時代になったものです。今ではいきなりバスボートを買う人も少なくないでしょう。

昔はバスボートの中古艇なんてほとんどなかったので必然的に新艇しか選択肢はなく、結果として非常に高価な品物でした。今となっては当たり前のように取れるトレーラー車検なども、ほとんどの人が手探り状態だった。やれる業者は数えるほどしかなかった。だからバスボートというのは非常に敷居の高い乗り物だったのです。だからマイボートを買う人が最初に選ぶボートというのは、カートップ出来るアルミボートというのが当時の主流でした。

それとて当時の選択肢としては、シーニンフとミロクラフトとロウくらいしかありませんでした。サベージやクイントレックスといったブランドが出てくるのはもっと後のことです。最初に買ったマイボートがシーニンフ12Kだったというベテランバサーは多いのではないでしょうか。

ボートの選択肢があまりないばかりか、当時は販売店に関しても然りで、販売しているショップ自体も非常に限られていました。正確に言うと、販売自体はどこでも可能だったのでしょうが、アフターサービスをきちんと手掛けられるショップというのはほとんどなかった。アフターサービスを受け付けていたショップであっても当時はまだ技術面での経験値が浅いようで、なかなか信頼して任せられるようなショップというのはありませんでした。

私も随分とボート関係のアフター面では泣かされてきました。特に当時はバリバリのトーナメンターだったので、ボートの不具合というのは致命傷、次の大会までに何としても直しておきたいと考えるので修理にあまり日数を掛けられても困る。だから常にピリピリしていました。

ある時、船外機の調子がおかしくなりました。スロットルを開けても回転数が上がらない。プレーンするどころかデッドスローでしか走れなくなりました。帰宅してすぐ、購入した販売店に修理を依頼。ほどなくして「直りました」との連絡。ホッ、大会までには間に合った。ところが実際にはちっとも直っていませんでした。症状は全く改善されていない。この時、販売店が「直った」と誤認したのには訳がありました。空気中でペラを空ぶかしすると回転が上がるのに、水中に入れると上がらないという厄介な症状だったからでした。

だから私もこの時だけは、販売店に対して大人の対応をしたつもり。他に頼れる店もなかったことから、再度この販売店に修理を依頼。ちなみにここのお店がどこかは記しませんが、当時としてはボート販売でもかなり有名だったショップです。

そしてまた「直りました」との連絡。しかし結果は同じ、やっぱり直ってない。さすがの私も堪忍袋の緒が切れ始めていました。だって直ってもいないのに修理代だけはしっかり取られていたんですから。販売店曰く「工賃」なのだそうで、修理作業に費やした時間×工賃を修理代として請求しているのだそう。

ということは、スキルの低い作業員が「あーでもない、こーでもない」と悩みながら無駄な時間を費やせば費やすほど修理代金はどんどん上がっていくというわけです。それでも結果として修理が出来ていればまだいい。でもこの時はそうじゃなかった。

「結果として修理が出来ていないのに、無駄な工賃を支払えって言うのか!」 さすがの私もとうとうブチギレ。店内のお客さんドン引き。

ちなみに最終的には船外機の修理は出来ました。でも実際のところ、何が原因でそのような不具合が起きていたのかは全くわからなかったそうで、燃料系統、電気系統、その他可能性がある箇所はほぼ全ていじったとの事。その中のどこかが正解だったのでしょう、一応症状は完治されました。

が、当然の如く随分と高い「工賃」を支払うハメになりました。作業員のスキルが低いが故に故障の原因すら特定できず、的確な修理も出来ないというのに、その分高い修理代を支払わされたというのは大いに腑に落ちないものがありました。その店でボートを購入した事を強く後悔したことは言うまでもありません。

まぁ、私の体験談は当時のトーナメント仲間の間にはそれなりに広まっていたはずなので、それが当時のそのお店の評判の一部にはなっていたと思います。だからというわけではないでしょうが、現在はそのお店ではボートの販売はしていないようです。

それに較べれば、現在ではあちこちに優良な販売店、そして優秀なメカニックがいます。修理に持ち込めば、迅速かつ的確な修理をしてくれる。信頼できるショップやメカニックとのコネクションというのは、マイボートを所有する上では一番重要なものと言えるかもしれません。

gill-okera.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。